人気エッセイストが厳選！今1番かわいい京雑貨とは？

京都に関する書籍を多数執筆している、エッセイストの甲斐みのりさん。独自の審美眼によるセレクトが、多くの女子に支持されている。

今回は、そんな甲斐さんが今1番かわいいと思う京雑貨を厳選！

「10年前からあって、10年後もそのままそこにあるだろう」と思える店や、物語を感じられる店など、甲斐さんならではのセンスで選んだショップが勢ぞろい。

乙女心をくすぐる、キュートなアイテムの数々を紹介しよう。

■六兵衛窯/「千鳥豆皿」(1944円)、「狗児皿(小)」(3240円)

京焼の本流として240年余続く窯元が手がける、動物をデザインした小皿。「ぽってりまるく、思わず笑みがこぼれる表情。お菓子を盛り付けて出すと、みんなが笑顔になります」

■ぽっちり 祇園本店/がま口「インコグリーン」(3024円)他

伝統の縫製技術を生かした使いやすさと、渋くてかわいいデザインが人気の店。財布だけでなく、ポーチとして使うのもおすすめだ。「ぽっちりとは舞妓さんが身に着け、代々受け継がれる大切な帯留めのこと。京都ならではの名前とデザインです」

■竹笹堂/和紙のブックカバー「マカロン」(1728円)他

1200年もの歴史を持つ、京版画の木版印刷による技術を用いた和紙のブックカバー。レトロなデザインがそろう。「1枚ずつ手摺りされ、物語のある柄ばかりです」

■イノダコーヒー/「カップセットNo.1」(2880円)、「2002ロカ器」(1400円)

京都人に愛される老舗喫茶店。自慢のコーヒーはもちろん、オリジナルのコーヒーグッズも魅力的。「カップは口にあたる部分が心地よい仕上がり。飲むたびに京都を思い出します」と、甲斐さんも愛用する。

■lisn(リスン)/「サシェボタニカルデイジー」(1836円)、インセンス(お香)「シービーセット」(1026円)

現代女子の感覚に合う香りが見つかる一軒。「このインセンスセットはいろいろな香りを楽しみたい初心者にもおすすめ」と甲斐さん。持ち歩けるサシェもあり、香りのある暮らしが楽しめそう。

■京東都/「ランチバッグ くも」(4104円)

京都の刺繍工房が培ってきた伝統技術と、現代のセンスが融合した独特の雰囲気が魅力。「お弁当だけでなく、小物を収納したり持ち運ぶのにも便利なバッグ。ぱっきり映える柄も愛らしいです」

■京都しゃぼんや/「豆乳石鹸」(1512円) 他

「老舗の豆腐店とのコラボ商品で、泡にもっちりした粘りがあって、洗ったあとは手までしっとり」と、甲斐さんが惚れ込んだ豆乳石鹸。オーガニック材料を使用し、こだわりの製法で仕上げた同店の石鹸は、独特の洗い上がりが特徴だ。

■裏具 /ぽち袋「まめ大/竹之助」(380円)他

一筆箋や封筒など、手紙を書くのが楽しくなりそうな文具がそろう店。店名はうれしい気持ちを表す「嬉(うら)ぐ」という言葉からとったそう。特にぽち袋は「スリムで美しい。いろんなサイズがあるのもいい」と甲斐さんも一押し！

【関西ウォーカー/記事提供＝シュシュアリス】

※記事の内容は、妄想ガールなライフスタイルマガジン「シュシュアリス」から一部抜粋、再構成したものです