“ミッキー船長”の客室も！新・ミラコスタに潜入

東京ディズニーシー・ホテルミラコスタは、6月8日(月)から順次、客室をリニューアルオープンする。2016年2月29日(月)までに、全501室の新たな客室がそろう計画だ。

今回は一般公開に先駆けて、記者がリニューアルされた客室に潜入！新しく生まれ変わる同ホテルの魅力を、ひと足早くお届けしよう。

ホテルミラコスタの客室は、部屋の位置により3つのサイドに分けられている。大幅にリニューアルされるのは、東京ディズニーシーやホテルのエントランス側に位置する「トスカーナ・サイド」。

この客室サイドのすべてが、「カピターノ・ミッキー・スーペリアルーム」または「カピターノ・ミッキー・トリプルルーム」へと変更される。イタリア語で“船長”や“隊長”を意味する“カピターノ”と名付けられたこの部屋は、「ミッキーマウスと仲間たちの航海」がテーマ。

部屋に足を踏み入れると、壁紙に描かれたミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックなどのキャラクターが笑顔でお出迎え！

航海時代の衣装に身を包み、羽根の付いた帽子を被ったキュートな装いとなっている。一歩入った瞬間から、ディズニーならではの夢溢れる空間に、心を奪われてしまう。

部屋の奥に足を進めると、星図をモチーフにした大きな天井画が登場。ミッキーマウスやミニーマウス、グーフィー、プルートなどのキャラクターが星座に扮したイラストが描かれており、かわいらしくもロマンチックな雰囲気が漂っている。

同ホテルのキャストによると、「朝と夜では、また違った雰囲気をお楽しみいただけます」とのこと。眠りにつく瞬間から目を覚ましたその時まで、ディズニーの仲間たちに囲まれて夢のようなひと時を過ごせそう！

さらに、ベッド側の壁面に飾られた絵には、ガリオン船で航海をするミッキーマウスやミニーマウス、ドナルドダックなどの姿が。ソファの上には、“西部の未開拓地”をモチーフにした海図が飾られている。

この海図には、ミッキーマウスが旅をした軌跡も描かれており、「国王に命じられて実現した、ミッキー船長8度目の発見の航海」がテーマなのだとか。

この他にも、ベッドスローにコンパスがデザインされていたりと、見どころ満載！キャラクターの要素を取り入れた客室ではあるが、情緒ある大人の空間にまとめられており、ミラコスタならではのセンスが随所に光る。

なお、ホテル内の中華レストラン「シルクロードガーデン」では、6月8日(月)から2016年3月31日(木)まで、この客室をテーマにした「“カピターノ・ミッキー”スペシャルノンアルコールカクテル」(1100円)を販売。

羅針盤をイメージしたオレンジのスライスをあしらい、夏にぴったりの爽やかな味わいに仕上げている。レストランは宿泊客以外も利用できるので、パークでのブレイクタイムに立ち寄るのもおすすめだ。

「ヴェネツィア・サイド」と「ポルト・パラディーゾ・サイド」の客室は、窓の外に広がるパークの景色と、より調和した内装へと進化。

「ヴェネツィア・サイド」の客室には、ヴェネツィアの街を彷彿とさせるヘッドボードなどが配され、「ポルト・パラディーゾ・サイド」の客室は、南ヨーロッパのリゾート地をイメージした、エレガントで華やかな雰囲気に統一されている。

今回のリニューアルにより、3タイプすべての客室に取り入れられたタペストリー(壁かけ)は、ディズニーの仲間たちが描かれた、楽しさいっぱいのデザイン。2種類の絵柄がランダムで飾られているので、宿泊した際はぜひチェックしてみて。

予約は宿泊日の6カ月前より、東京ディズニーリゾート総合予約センター、または東京ディズニーリゾート・オンライン予約・購入サイトにて受付。半年先まで満室の日も多いが、「ポルト・パラディーゾ・サイド」以外の客室は、日によっては空室があるとのことだ。

パークの余韻が色濃く残る新客室で、冒険とイマジネーションに満ち溢れた東京ディズニーシーの世界観を、ぜひ満喫してほしい。【東京ウォーカー】