外国人も感動する手ぬぐいなどの手作り和雑貨

麻布十番商店街にある和雑貨店「麻の葉」には、絵てぬぐい、扇子、ハンカチ、バッグなど和小物が揃い、日本人だけでなく外国人にも好評だ。

麻布十番駅そばの麻布十番商店街に店があり、周辺に大使館も多く、居住する外国人も多く行き交うことから、昔ながらの下町的な人情や風情の中に国際色も感じられる町にこっそりとたたずんでいる。

人気の品は絵てぬぐい。全て作家の原画をもとに、昔ながらの伝統の技で染めたオリジナルのもの。一枚の絵としても楽しめる絵てぬぐいは、同じ柄でも染め上がりが全て微妙に異なり、プリントにはない味わい深さが魅力だ。

猫柄、歌舞伎柄を中心に300柄以上が揃い、老若男女問わず、地元の人をはじめ、海外からの旅行者がお土産に購入していくことも多い。

店の中央コーナーでは季節ごとにテーマを設けて品揃えを展開。「今は8月末ごろまで毎年恒例の『夏の涼 扇子展』を開催。定番の猫柄をはじめ100種以上もの扇子を揃えています。毎年買い換えに来られる地元のお客さんも多いです」(営業部マネージャーの吉田 渚さん)。

かわいらしい和雑貨の数々は、どれも長く愛用したくなる逸品揃いだ。【東京ウォーカー】