小宮山雄飛が渋谷で“地元”ホテルステイ体験!?
東京ウォーカー
渋谷区観光大使兼クリエイティブディレクターの小宮山雄飛です。さてさて、観光大使という大役を任されたはいいですが、思えば僕は生まれてこの方、渋谷を“観光”したことが一度もないのです。
それもそのはず、この土地で生まれ育ってますから、僕にとって渋谷は観光地ではなく、日々の生活の場なのです。しかし、観光大使という役職をいただいた以上、僕自身が観光都市としての渋谷をしっかり体験しなければ、渋谷の観光は語れません。

ということで、観光大使が自ら観光客目線で渋谷区を見てみようということになりまして、まずは観光の要であるホテルを体験することにしました。その様子を2回に分けてレポートします。
題して「渋谷区観光大使が渋谷区のホテルに泊まってみる」。取材1回目は渋谷を代表するホテル、セルリアンタワー東急ホテルにやってきました。やってきましたと言っても、とにかく地元ですから、ついつい自転車で来ちゃいました。これぞ地元民にのみできる業!
車寄せに自転車で入って「すいません、今日宿泊で…」と伝えると(笑)、一瞬驚きつつも「観光大使、お待ちしてました」とすんなり受け入れてくれました。さすがはセルリアン!イレギュラーな自転車での来訪にもちゃんと対応してくれました。

アシスタントマネージャーの水野さんいわく「自転車でお泊まりに来たお客様は初めてです(笑)」って、そりゃそうですよね、普通自転車で来られる人は自分の家に帰りますから。
というわけで、すっかり地元らしい登場の仕方でやってきたセルリアンですが、一歩ロビーに足を踏み入れれば、地元も観光もビジネスも関係ない、完成された大人の世界。同じ渋谷でも街中の喧騒とは完全にかけ離れた落ち着いた空間が広がります。

さらに客室は、本当に見事なシティービュー。窓の外に広がる景色は、まるで超大画面テレビに夜景が映し出されているようで、それだけずっと見ていても全く飽きません。しかもベッドルームだけでなく、お風呂からも最高の夜景が楽しめて(ビューバスルーム)、正直この景色を見られるだけでも泊まる価値ありです!

食事は40階のフレンチレストラン「COUCAGNO」へ。部屋の景色も素晴らしかったけれど、最上階40階の景色はまた格別。きれいに盛りつけられた料理、皿、ワイングラス、そして、その先の景色が一体となって、まさに五感で楽しむ“極上の体験”です。

食後は2階のジャズバー「JZ BRAT」へ。ここは僕も以前にイベントなどを開かせてもらったなじみの会場ですが、ピアノトリオという最小限の編成でもしっかり響いてくる音響が素晴らしく、文字どおり音に身を委ねて最高の気分に。同じお酒を楽しむのでも、最上階のレストランから地上近くのジャズバーへ移動するだけで、こんなに楽しみ方が変わるのかということが分かって面白いです。
再び40階に戻って「BAR bellovisto」へ。同じ40階の景色でも「COUCAGNO」は羽田・お台場方面、「BAR bellovisto」は新宿副都心や東京タワー・六本木ヒルズ方面と、それぞれ東京の違う夜景の魅力を楽しめます。

それにしても、これだけ夜が楽しいホテルというのも珍しいのでは?結局ホテルから一歩も外に出ないまま1日が終わりました。

このうえない充実感と共に、フカフカのベッドで夢の世界へと向かいました。
<次回 朝食ブッフェ編へ続く>
【東京ウォーカー/取材・文=小宮山雄飛】
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