“アク活”宣言!?10神アクター2016年の目標とは

九州ウォーカー

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福岡を拠点に活躍中の10人組イケメンエンタテインメント集団「10神ACTOR(テンジンアクター)」。2014年12月に結成され、歌やダンス、ドラマ、舞台と活躍の幅を広げている。今回、メンバーの中から、関岡マーク、馬越琢己、坂田隆一郎、澤柳亮介、岡進太郎の5人に2016年の活動や目標について話を聞いた。

2015年、歌にドラマに舞台と大活躍、着実にステップアップしている10神ACTOR。2016年はさらなる飛躍が期待される


――まずは、2015年を振り返って感想を教えてください

澤柳「ノンストップな1年でした」

関岡「テレビ、ラジオ、イベントと初体験が多くて、刺激的でしたね」

岡「今までの生活とのギャップが大きかったです。意識を変えなきゃいけないという思いと、責任感が芽生えました」

――意識変革のきっかけになった出来事はありますか?

岡「2015年9月のSUNSETライブ(糸島)です。自分たちがライブをしている途中で、急に観客がいなくなったり、別のステージに行ってしまうのを見て、焦りというか、もう一段階、意識を高めて、さらにがんばらないといけないなと思いました」

――1月に放送されたドラマ「明日に向かって斬れ」(FBS)についてお伺いします。初の時代劇でしたが、感想を聞かせてください

馬越「とにかく初めてのことが多くて、話し方や動作も現代とは違うので一つ一つ勉強しました」

坂田「台詞のスピードなどに、かなり苦戦しました。実際ドラマを見ていたら、殺陣も演技も、『あらっ?』っていうところが結構あって……。もう少し(うまく)できたんじゃないかな、と反省しました」

馬越「僕もうまくできていなかったところが、そのまま放送されていて、すごく悔しかったです」

坂田「(主演の)馬越は、撮った後も不満気味で、自分が思うようにできなかったというのをずっと言っていて、放送見た後も、後悔していたよね」

馬越「ここやり直したいっていうのが、箇条書きでいっぱい出てくるんです。ただ、今の10神アクターの良さや各自の個性は出すことができたと思っています」

――今後も演技には挑戦したいですか

全員「したいです」

坂田「グループ名に“アクター”って付いているのに、まだ2回ぐらいしか演技の経験がないので、もっと“アクター活動”がしたいです」

澤柳「見ている人が、映像に入りこんでしまうような演技がしたいですね」

関岡「自分にあったキャラじゃなくて、悪役とか新しいジャンルの役に挑戦したい。“アク活”したい!」

馬越「すぐ略す(笑)」

坂田「絶対ここでしか流行らないワード“アク活”(笑)」

【写真を見る】左から、岡進太郎、馬越琢己、関岡マーク、坂田隆一郎、澤柳亮介。三岳慎之助、松島勇之介、北田祥一郎、山田健登、中島裕貴とあわせて10名で構成されている


――2016年は「10神ACTOR新年会2016」(1月11日・Zepp福岡)からスタートでしたが、どういった内容でしたか

馬越「今回ライブ形式というより、番組主催イベントでファン交流会のような感じだったので、今までのファンの方とも、新しいファンの方とも触れ合えて、自分たちもとても楽しかったです」

関岡「マジックやラップ、ガメニ兄弟(仮)の演奏だったり、今までにない10神アクターを見せられたと思います」

岡「自分の“ゴリラップ”からスタートできたことが嬉しかったです。きちんと見せたいという思いがあって、リリック(歌詞)は、かなり練り込みました」

坂田「京都の時代劇撮影の時もずっと練習していたよね」

岡「家でも、どこでもずーっと練習していました。イベントでは、新しいことがいっぱいできて、好スタートにはなったと思います。ただそこで満足することなく、さらに上を目指したいです」

澤柳「次はライブ形式のものを大きな会場でやりたいです」

1月11日にZeppFukuokaで開催された「10神ACTOR新年会2016」。集まった約1500人のファンとの交流を楽しんだ


――同イベントでは、澤柳さんが撮影とプロデュースを、関岡さんがイラストを担当された初のオフィシャルフォトブック「WHITE」が発売されましたね。出来上がった写真集を手にとってみてどうでしたか

澤柳「純粋に嬉しかったですね。趣味から始めたカメラが、1冊のオフィシャルフォトブックになったことに、すごい達成感がありました。ページをめくるごとに『わぁ!これ俺が撮った写真だ!』って、自分でも感動しました(笑)」

関岡「僕もうれしかったです。自分のイラストが最後のページというのを出来上がって知ったのでさらにうれしかったです。頑張った甲斐がありました」

馬越「僕、写真を眺めるのって実家のアルバムぐらいで、あまり見ないんです。でもこの写真集は、見ていて楽しくて、今でもずっと見返すんです。あと、さわりょう(澤柳)の撮り方がどんどんうまくなっていた気がします」

坂田「自分の写真の中では、屋久島での1枚がお気に入りです。個人的には(三岳)慎さんのページがすっごく好き。めっちゃかっこいいなって思いました」

岡「メンバー全員本当にいい表情しているので、ファンの人はもちろん、10神アクターを知らない人たちにも見てもらって、『なんかいいなぁ、好きだなぁ』って思ってもらいたいです」

2月13日にタワーレコード福岡パルコ店で開催された「10神ACTOR OFFICIAL PHOTO BOOK 『WHITE』のミニトーク&握手会」の様子


――最後に、2016年の目標を教えてください

澤柳「舞台でも映画でもライブでもいいので、自分も他のメンバーも、今までにない大きな経験をしたいです。あと、九州の男子が憧れるようなグループになりたいです」

坂田「男だけのライブができるぐらい同性のファンを増やしたいですね」

関岡「ダンスも歌も演技もまだまだ未熟なので、基本スキルのアップと、個人個人の能力を高めて、もっと多くの人を惹きつけらえるようになりたいです」

岡「僕も今年は個々のレベルを確実にアップさせたいです。そうすることで、10人集まった時に、その相乗効果で、もっと魅力的な集団になれると思うので、達成したいですね」

坂田「僕は音楽的な面で、もっと曲を増やしていきたいです。今、色々フレーズが浮かぶのを残してるので、それを基に(山田)健登や(三岳)慎さんと一緒に曲作りをして、自分たちで作った曲をリリースできたらいいなと思っています。リリースできなくても、ライブで披露したいです」

馬越「各自の武器を生かして、個々でも活動ができるようにしたいです。僕個人の目標は、ドラマや舞台にでることです。10神アクターのドラマではなく、ひとりの役者として出たいです」

澤柳亮介がプロデュースした10神ACTORの初のオフィシャルフォトブック「WHITE」。オフィシャルHPより購入が可能だ


デビュー後、確実にステップアップしている10神アクターだが、メンバーの気持ちの中には多くの葛藤や後悔の念が渦巻いているようだ。現状に満足することなく、さらなる高みを目指し、個々のレベルアップを目標に掲げ、活動の幅を広げていく彼らの2016年に、大きな期待をしたい。【福岡ウォーカー編集部/鶴田知子】

鶴田知子

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