【ポッター平井の激推しアイドル！第137回】 解散の危機を乗り越えた今、目指すは10周年！「バニラビーンズ」

2015年10月3日、デビュー8周年記念日に行われたイベントで、＜エイベックス移籍第1弾シングルとアルバムの合計出荷枚数が1万5千枚に達しなければ解散＞という試練を与えられた「バニラビーンズ」。

　これまでの実績を考慮すると、絶望的ともいえるその数字が、レナとリサの肩に重くのしかかります。2人はそれでも前を向き、トリプルA面シングル『女はそれを我慢しない/ビーニアス/lonesome X』(11月18日発売)、ニューアルバム『バニラビーンズV』(2月3日発売)のリリースイベントを全国各地で行いました。ネットサイン会やビンタ会など、他のアイドルではほんど例がない特典会や、ボウリングにダーツ、新年会や初詣など、様々な企画イベントも実施し、目標達成を目指す日々が続きました。

そして2月20日、ついに1万5千枚を達成！解散という最悪の事態を免れたのです。その8日前。達成まであと約400枚という状況下でのインタビューをお楽しみ下さい！

――まずはアイドルオタクのレナさん、今の推しは誰ですか？

レナ「東京女子流の新井ひとみちゃんです。でも、(同じく東京女子流の)中江友梨ちゃんと一番仲が良くて、ごはんに行ったりしてます。この前、私の家で、私のお姉ちゃんと友梨ちゃんと3人でパンを作りました！お姉ちゃんぐるみで仲がいいです。」

――東京女子流といえば先日、山邊未夢ちゃんが、リサさんのバースデーイベントにサプライズゲストとして登場しましたね。

リサ「今までそんなサプライズされたことがないから、ビックリしました！しかも、女子流のメンバーみんなからお花もいただいて、感激しました。」

――リサさんは毎日のようにランニングをされてますよね？

リサ「もともとウォーキングをしていたんですけど、結構時間かかるし、かなり歩いても大してカロリー消費しないっていう効率の悪さが気になっていた時に、走ろう！って思い立って、走ってみたら楽しかったんです。今は毎日7～8キロメートルは走ってます。何を目指してるの？って聞かれるんですけど、特に何もなくて、ただ仕事以外で頑張っていることが生活の中であったらいいなと思って。走ることが自分に合ってたんですね。」

――ゲッターズ飯田さんに占ってもらったら、バニラビーンズという名前が悪くて、あと2画足りないということで、今日ゲスト出演されたFM OSAKAの番組で、改名するかもと、おっしゃっていましたが。

レナ「名前を変えたらブレイク、変えなければ破滅って言われたので、改名する方向で前向きに考えてます。そういう企画ものには乗っかろうかなって(笑)。バニラビーンズという名前を変えるのは抵抗があるので、何かプラスしたいんですけど、"＋"とか"！"とか記号はダメみたいで、すごく悩んでます。アイドルの改名って多いじゃないですか？アンジュルムさんとか、チャオベラさんとか、どういう心境だったんでしょうね？」

――チャオベラさんには改名直前にその話を聞いたんですけど、もちろん愛着があって、抵抗はあったけど、これから長く続けるためにはリスタートしたいという思いが強かったと。

レナ「それならいっそ、ガラッと変えるのもありですね～。」

――下着メーカーのワコールが展開する「BRA＆PEACE！」というキャンペーンに、バニビさんも参加されてますね。

レナ「私たち、出せる胸がないので、どうしよう？って思ったんですけど、健康的で、エロじゃないって聞いて、ファッション的に見てもかわいいし、女の子向けの広告に載りたいって思っていたので、一肌脱ごうかと(笑)」

リサ「今回、私たちのCDのジャケット写真も撮ってもらったこともあるレスリー・キーさんに撮ってもらえるということで、彼に撮ってもらうと、新しい姿を引き出してくれるんです。だから絶対いい作品になるっていう自信がありましたし、普段見てもらえない人にも見てもらえるチャンスだと思いました。」

――ニューアルバム『バニラビーンズV』が発売されました！私は特に『Say Goodbye』と、『Now ＆ Forever』がバニビさんらしくて好きなんですけど、アルバム全体の聴きどころをお願いします！

レナ「私たちが迷走してきた中、迷走も悪くなかったねって言えるような、いろんなジャンルの曲に挑戦出来た、今まで手を広げすぎたものが、ちゃんと1枚にまとまったぞ！っていうアルバムになりました。だから、全体を通して聴いてもらいたいです。」

リサ「トッピング出来るものを全部乗せしたみたいなアルバムです。1曲目から13曲目まで埋もれる曲がなくて、この1枚でライブが出来る作品になったと思っています。」

――ライブといえば、3月18日(金)に東京キネマ倶楽部でワンマンライブがありますね。

レナ「東京キネマ倶楽部さんで単独ライブは初めてなんですけど、私たち、あの会場の雰囲気にすごく合うと思うんです。衣装も会場に合わせたものを作りたいし、ショーパブっぽいこともやりたいなって思っています。」

――最後に、解散は回避したという前提で、今後の抱負をお願いします！

レナ「私は去年のワンマンライブでも言ったんですけど、楽屋に託児所を作って、自分の子どもに、お母さん行って来るからねって言うのが夢ですね(笑)。それぐらい長く続けたいんです！これからも皆さんに歌を通して、感謝の気持ちを届けたいと思いますので、末長く、よろしくお願いします！」

リサ「去年から今年にかけて、ファンの皆さんにはご心配をおかけして、心苦しかったです。だから、私たちを支えてくれた全ての人たちに、私たちが活動を続けていくことで恩返しをしたいので、まずは10周年を目指して、頑張っていきたいと思います。関西でのワンマンライブも含めて、ツアーをやりたいです。応援よろしくお願いします！」

関西でのワンマンライブが実現する日を楽しみにしています。その頃には改名してるのかな？いずれにせよ、レナさんとリサさんがいてくれれば、それでいい！

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【取材・文＝ポッター平井】