母娘で嵐山を1日観光するなら行くべきスポット6選

関西ウォーカー

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天龍寺から時代劇スターの別荘、大河内山荘庭園へ向かう林道、竹林の小道


美しい庭園が望める天龍寺をはじめ、嵐山の名店が監修した豆腐料理など、京都・嵐山は母娘で旅をしたくなる、魅力的なスポットが目白押し。そこで、編集部が母娘旅でおすすめしたい、嵐山の観光コースをご紹介。これを参考に、理想のコースへとカスタマイズして京都を満喫しよう!

<1>見事な庭園が待つ、世界遺産の禅寺へ


【写真を見る】約700年前に夢窓国師が作庭し、当時のおもかげを残す曹源池庭園/天龍寺


天龍寺は、1339年に足利尊氏が創建した禅寺で、史跡・特別名勝の第1号である曹源池庭園や、釈迦三尊像を安置する法堂など、見どころがたくさん。中でも、約700年前に夢窓国師が作庭し、当時のおもかげを残す曹源池庭園は見逃せない。池泉回遊式で、亀山などを取り込んだ借景式庭園でもある。他にも、土・日・祝には法堂の天井に描かれた雲龍図も特別公開されるので、目に焼き付けよう!

<DATA>天龍寺/住所:京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町68/電話:075-881-1235/時間:8:30~17:30(閉門)※時期により異なる/休み:なし/料金:庭園参拝500円、諸堂参拝100円追加。法堂雲龍図特別公開500円

<2>トロッコ列車から眺める渓谷美に感動!


嵯峨野から亀岡まで、保津川渓谷沿いの7.3kmを結ぶ嵯峨野トロッコ列車


嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車は、保津川の渓谷美が続くトロッコ嵯峨駅から、トロッコ亀岡駅までの約7.3kmを平均時速約25kmでゴトゴトとのんびり走る。目を奪われる絶景と共にさわやかな風を感じたいなら、先着順の当日券のみとなる窓のないオープン車両“ザ・リッチ号”を狙おう!ディーゼル機関車に引かれ、渓谷沿いを縫うように走る列車は、特に美しい場所では速度を落として走行してくれるのでゆっくりと景色を楽しむことができる。

<DATA>嵯峨野観光鉄道 トロッコ列車/住所:京都市右京区嵯峨天龍寺車道町/電話:075-861-7444(テレフォンサービス)/時間:トロッコ嵯峨駅発9:07~16:07(毎時7分発) ※日によって増便あり/休み:水曜(祝日の場合運行)、春休み・GW・夏休み・紅葉時期はなし/料金:片道620円/所要時間:約25分/チケット購入方法:前売乗車券はJRのみどりの窓口で、当日券はトロッコ各駅で購入

<3>スリル満点な川下りで古都の自然を満喫!


保津川下りは約16kmの保津川を約120分かけて下る


トロッコ亀岡駅より直通バス(310円)で約15分。今度は伝統的な保津川下りで、船頭が巧みに操る船に乗り保津川を下ってみよう。保津渓谷にこだまする鳥の鳴き声を聞きながら、時にはのんびり、時にはスピード感たっぷりに岩の間をすり抜けていく。約16kmの保津川を約120分かけて下る途中には、清和天皇が療養中に鵜飼いを楽しんだと伝わる“鵜飼いの浜”や奇岩など、歴史的な名所や見どころも満載だ。水しぶきを浴びつつ、古都の自然美を満喫しよう!

<DATA>保津川下り/住所:京都府亀岡市保津町下中島2/電話:0771-22-5846(保津川遊船企業組合)/時間:9:00~14:00の毎時00分と15:30、土・日・祝は最終の15:30まで不定期運行※時期により異なる。1隻定員(24人前後)になり次第出港の場合あり/休み:なし/料金:4100円/所要時間:約120分/チケット購入方法:受付窓口にある申込用紙に記入して購入。10人以上なら予約可

<4>そば&抹茶の手作り豆腐を涼やかに


豆乳スープや嵐山よしむらのそばなど全10品からなる「松ヶ枝」(3500円)/豆腐料理 松ヶ枝


保津川を下ったら、着船場から歩いて5分のところにある、行列ができるそばの名店、嵐山よしむらが監修した「豆腐料理 松ヶ枝」でお昼休憩。香り高いそば豆腐と宇治の抹茶を加えた抹茶豆腐の2種がある手作り豆腐は、濃厚さが特徴的だ。豆乳スープや嵐山よしむらのそばなど全10品からなる「松ヶ枝」(3500円)は、湯豆腐も選べるが、夏は涼しい手桶冷やし豆腐がおすすめ!画家、川村曼舟の元庵を再生した情緒ある空間で、古都ならではの上品なランチを楽しもう!

<DATA>豆腐料理 松ヶ枝 /住所:京都市右京区嵐山渡月橋北詰め西2軒目/電話:075-872-0102/時間:11:00~17:00(LO)、観光シーズン10:30~18:00(LO)/休み:なし

<5>足湯に浸かれる絶景カフェ


自家製の豆腐と抹茶のスポンジが層になった「抹茶ティラミス(お豆腐仕立て)」(500円)/嵐山温泉 和cafe ひゅーめ


渡月橋のすぐ東側にあり、嵐山の絶景が見られるカフェ「嵐山温泉 和cafe ひゅーめ」では、宇治抹茶を使ったスイーツや、九条ねぎとしば漬けのオリジナルバーガーなど、京素材を使ったメニューが味わえる。嵐山温泉のお湯を利用した足湯も併設。桜や紅葉の季節には、対岸の風景を足湯(タオル付き300円※カフェの利用で150円)につかりながら観賞できる。

<DATA>嵐山温泉 和cafe ひゅーめ/住所:京都市右京区嵯峨天龍寺造路町33 レストラン嵐山内/電話:075-872-5113/時間:9:30~18:00(LO17:30)/休み:なし/交通:嵐電嵐山駅より徒歩3分

<6>美肌効果のある天然温泉でほっこり


開放感のある露天風呂/京都 嵐山温泉 湯浴み処 風風の湯


嵐山温泉初となる日帰り温泉施設「京都 嵐山温泉 湯浴み処 風風の湯」で汗を流そう。22時まで利用できるため、観光帰りの癒しに最適だ。疲労回復や美肌効果のある、弱アルカリ性の単純温泉でほっこりできる内湯のほか、野趣あふれる露天風呂も嬉しい。思う存分リフレッシュして帰ろう!

<DATA>京都 嵐山温泉 湯浴み処 風風の湯/住所:京都市西京区嵐山上河原町1/電話:075-863-1126/時間:12:00~22:00(最終受付21:30)/休み:なし/料金:入浴料大人1000円(土日祝1200円)

【関西ウォーカー編集部】

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