「ミシュランガイド京都・大阪2017」三つ星は計10軒

10月21日(金)、日本ミシュランタイヤが発行する「ミシュランガイド京都・大阪2017」(3240円)が発売される。これに先駆け10月18日、全セレクションが発表された。

今回は京都240店、大阪257店の計497店が掲載された。うちホテル51軒、旅館は27軒。

三つ星は昨年から1軒減り、10軒となった。京都は菊乃井本店や瓢亭など、日本料理店が7店。大阪は吹田市の柏屋などやはり日本料理の店、3店舗が選ばれた。

二つ星のレストラン・飲食店は京都・大阪合わせて45軒のうち、25件が京都で、京都市の日本料理店「いふき」と「野口」が一つ星から格上げになった。

また、一つ星は合計132店舗が選ばれ、京都・大阪版初のスペイン料理として京都市の「アカ」をはじめ、12店舗が新たに掲載された。

さらに京都の旅館1軒が二つ星、2軒が一つ星となっている。

5000円以下でコストパフォーマンスの高い料理を提供するレストランや飲食店「ビブグルマン」は、今年から対象をすべてのカテゴリーに拡大。55店が加わり、計232店と宿泊施設78軒が掲載された。ケイジャン料理、パキスタン料理が日本のミシュランガイドに初めて掲載されたほか、京都・大阪版ではスペイン料理や中華料理、餃子、しゃぶしゃぶ、韓国料理、鳥料理の6つのカテゴリーが初めて加わった。

なお、10月20日(木)23：59まで、会員制ミシュランガイド公式ウェブサイト「クラブミシュラン」で全掲載店舗を先行無料公開している。

また、クラブミシュランのアプリも登場、無料でインストール可能。「クラブミシュラン」ウェブサイトに掲載されているすべてのミシュランガイドの最新セレクションから、オフラインでも店舗を閲覧、検索できる。検索には有料の登録が必要。

【取材・文＝関西ウォーカー編集部 鳴川和代】

鳴川和代