名古屋の喫茶文化が進化!? コーヒースタンドを周遊するイベントが開催
東海ウォーカー
本格的なコーヒーが手軽に味わえるコーヒースタンド。数年前に第3次コーヒーブームとして全国で火が着いたが、もともと喫茶店文化が根付いていた名古屋では定着するのも早かった。そんなコーヒースタンドを舞台にしたイベントが、2017年1月9日(祝)に行われる。

「ナゴヤコーヒースタンド」と銘打たれたこのイベントは、名古屋市西区のROWS COFFEE(ロウズコーヒー)、同市中区のNOV,CAFE(ノブカフェ)、同市中村区NOOK&CRANNY(ヌークアンドクラニー)の3店舗が会場。東海エリアで自家焙煎を行っている13店舗のコーヒーを、各会場で一度に味わうことができる。飲み比べチケット(前売3杯分 800円~)を購入すれば誰でも参加可能で、オリジナルイラスト入りのクールなタンブラーが付いてくるお得なセットも販売中だ!

これまでも同様のイベントは各所で行われてきたが、主に屋外で開催されるため、どうしても季節や天候に左右されてしまう。1月の厳しい寒さの中で温かいコーヒーを堪能するのも悪くはないが、それはコーヒー愛があればこそ。初心者には少しハードルが高いだろう。その点、既存の店舗を会場にした今回のイベントならば、温かい室内で落ち着いてコーヒーを楽しむことができるので初心者にもぴったりなのだ!

会場となる各店舗は徒歩圏内に位置しているので、散歩がてらに歩いて周ることも難しくない。3店舗すべてに足を運ぶと、各コーヒースタンドのオーナーたちがおすすめするコーヒー豆とドリップバッグがもらえるのもうれしいポイントだ!
ちなみに、今回の飲み比べチケットはコーヒーチケットの形式を採っている。これは、独自の喫茶店文化を持つ名古屋らしさを取り入れることで、気軽に楽しんでもらいたいとの主催者の意向から。そんなコーヒー愛にあふれた同イベントでは、コーヒーの魅力をより深く知ってもらうための企画も用意されている。特に、会場3店舗をレンタルサイクルで巡る「ナゴヤコーヒースタンド コンプリートツアー ~美味しいコーヒーガイド付きの90分~」(参加費 3500円、予約必須、定員10名)をおすすめしたい。オリジナルタンブラーや限定ステッカー、土産も付くお得な内容なのでぜひ参加しよう!また、コーヒーに魅了された男のドキュメンタリー映画「THE COFFEE MAN」の特別上映も行われる。
参加者が各自の好みに合わせて自由に楽しむことができる今回のイベントでは、会場ごとに設けられたテーマに沿ったコーヒー豆やブレンドを取りそろえている。そこで、同イベントを訪れる際の参考として、各店舗で提供されるコーヒーの特徴を主催者に聞いてみた!
NOV,CAFE/中南米コーヒー会場
コスタリカやコロンビア、ブラジルをはじめとする中南米は、世界的にも注目されているコーヒー豆の産地。細かい環境の違いによって、得られる風味が異なるのも同地の特徴。現地の生産者が研究した処理方法を用いて作られる最新のコーヒーをぜひ味わってみよう!
ROWS COFFEE/ブレンドコーヒー会場
ここで味わえるのは、各コーヒー店が今回の「ナゴヤコーヒースタンド」をイメージして作った限定ブレンドコーヒー。同じものをイメージしてブレンドしたにもかかわらず、各店の個性によって変わる味に注目したい。
NOOK&CRANNY/アフリカコーヒー会場
個性的でクセが強いと言われる、アフリカ産のコーヒー豆。今回は、スペシャルティコーヒーの世界でも発展目覚ましいこの産地から高品質なものが用意される。独特な風味に驚くかも!
この「ナゴヤコーヒースタンド」に参加して、ぜひ新たなコーヒーに触れてみよう!【東海ウォーカー/伊藤瑛梨】
伊藤瑛梨
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