ヴィッセル神戸・宮本選手とレッドブル・レーシングのベッテル選手、夢のツーショット!

関西ウォーカー

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F1日本グランプリ決勝が10月4日、鈴鹿サーキットで開催された。

オーストリア・ブンデスリーガのレッドブル・ザルツブルクから今年1月に、ヴィッセル神戸に移籍した宮本恒靖主将は、この日が、生まれて初めてのF1観戦。興奮冷めやらぬ中、ワールドチャンピオンを争って、この日、今年3勝目(通算4勝)をあげた、今最もホットなF1パイロット、セバスチャン・ベッテル選手と、レース後1時間もたたないパドックで対面を果たした。

「サッカーとは違う世界で、ピリピリした『時間』を競い合うスポーツですね。サッカーは、点を与えない、あるいは点を奪う、という『心理的な』ピリピリ感はあるけど、F1はコンマ何秒を争う凄さがある。集中が凄いんだけど、その中でリラックスしているのが面白い」と、F1の世界に刺激を受けた宮本選手。

ベッテル選手は、昨年までホンダ・チームだったブラウン・レーシングのジェンソン・バトン選手、ルーベンス・バリチェロ選手の上位2名とこの日の鈴鹿を入れて残り3戦を争っていて、バトン選手が8位、バリチェロ選手が7位に終わったことから、残り2戦の逆転に光が差してきた。

ベッテル選手は、ドイツ出身の22歳。昨年のイタリアGPで初優勝したが、これは史上最年少の優勝で、初ポールポジション(予選1位)、初表彰台、初ポール・トゥ・ウィン(予選1位からの優勝)も全て史上最年少。初表彰台が優勝というのも19年ぶりの快挙だった。F1の世界で急速に評価を高め、ワールド・チャンピオンの候補と目されるまでになったが、オフでの天真爛漫な明るさが人気で、素顔はビートルズ・マニア。今回の来日でも、新宿のレコード・ショップを回り、素晴らしいコレクションを発見したそうだ。

宮本選手から、コックピットは暑かった?と聞かれて、「凄い快適。気持ちよかった」と答えていたが、3年ぶりに富士から戻ってきた鈴鹿は世界のサーキットでも、最も難しいサーキット。予選では、5台のクラッシュが出て、赤旗が3回出る大荒れ。エスケープゾーンが広がるなど、大きく改善された新生鈴鹿だが、決して簡単にはなっていなかった。そのサーキットで、ポール・トゥ・ウィンを決めたベッテル選手の凄さはまさに本物だ。

レッドブル・レーシングは、今年9月に、プロモーションとして、大阪城や神宮球場でF1カーを走らせるなど、エキサイティングな宣伝が印象的だが、オーストリアの飲料メーカーであるレッドブルは、サッカーやF1のほかにも、エクストリームスポーツなどにも出資していて、これからの動きが楽しみだ。

【関西ウォーカー 玉置 泰紀】

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