文化と芸術、そして下町の活気が共存する街、上野。世界遺産の「国立西洋美術館」をはじめとするミュージアム巡りから、人気のパンダに会える「上野動物園」、活気あふれる「アメ横商店街」での食べ歩きまで、その楽しみ方は多彩だ。ウォーカープラス編集部が厳選した上野観光で外せないスポットを徹底紹介。歴史散策もグルメも、見どころ満載の上野を心ゆくまで堪能しよう。
上野観光のおすすめスポット20選を紹介!
アメ横商店街/東京都台東区
色鮮やかな看板が並び観光客でにぎわう
画像提供: genki / PIXTA(ピクスタ)
戦後の面影が残るにぎやかな商店街
上野駅から御徒町駅の間に広がるアメ横商店街は、400店舗あまりが軒を連ねる東京屈指の買い物スポット。戦後の闇市をルーツに持ち、飴屋や米軍放出品を扱う店が並んだことから「アメ横」と呼ばれるようになったという説もある。現在は鮮魚や乾物、果物、衣料品、輸入食品などが並び、値引き交渉を楽しめる対面販売も健在。年末のセールや活気あふれる呼び込みは冬の風物詩となり、地元客から観光客まで幅広くにぎわっている。
【見どころ】
商品だけでなく、人との距離の近さが魅力。店員とのやり取りや交渉を通じて買い物そのものがエンターテインメントのように楽しめる。また、高架下の独特な雰囲気や異国情緒漂う輸入食材店、ミリタリーショップなど、散策するだけでも新鮮な発見がある。季節ごとに変化する旬の食材やイベントに触れるのも見逃せないポイント。
| 住所 |
東京都台東区上野6-10
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅または御徒町駅から徒歩1分。東京メトロ上野広小路駅または仲御徒町駅から徒歩2分
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アメ横表通り商店街担当者に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:新鮮な魚介類を扱う鮮魚店エリアがおすすめです。まぐろの切り落としやカニ、干物などが並び、活気のある声が飛び交う雰囲気も楽しめます。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:年末の大売り出しは特に人気で、毎年多くのお客様でにぎわいます。旬の食材をお得に買えるチャンスとして注目されています。
Q:どのような来場者(お客様)が多い?
A:地元の方はもちろん、国内外の観光客、学生やファミリーまで幅広い層にご利用いただいています。
Q:フォトジェニックな場所は?
A:色鮮やかな看板や所狭しと並ぶ商品群、にぎやかな人波は写真映えします。特にアメ横入口のアーチ看板は記念撮影に人気です。
松坂屋上野店/東京都台東区
JRに東京メトロ、都営地下鉄の最寄り駅がある
画像提供:松坂屋上野店
1768年から親しまれる御徒町の顔
1768年創業の老舗百貨店。1929年(昭和4年)に建てられた本館には当時から変わらないレトロなデザインの大階段やエレベーターがあり、「デパート」らしい雰囲気を醸し出している。洋食の「銀サロン」や家族向け「お好みダイニング カトレヤ」などのレストランのほか、カフェも充実。2007年に誕生したオリジナルキャラクター「さくらパンダ」も相変わらずの人気だ。
【見どころ】
エレベーターガールやお子様ランチ発祥の地としても知られる同店。イベントなども豊富に実施されている。
| 住所 |
東京都台東区上野3-29-5
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR御徒町駅から徒歩2分、東京メトロ上野広小路駅直結、東京メトロ仲御徒町駅から徒歩3分、都営地下鉄上野御徒町駅から徒歩1分、京成電鉄京成上野駅から徒歩7分
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清水観音堂/東京都台東区
本堂裏手には「秋色桜(しゅうしきざくら)」がある
画像提供:寛永寺
京都東山の清水寺を模した舞台造りのお堂
京都東山の清水寺を模した舞台造りのお堂で、1631年(寛永8年)に天海大僧正により建立された。国指定重要文化財でもある、上野の山に現存する創建年時の明確な最古の建造物だ。御本尊は、清水寺より恵心僧都(えしんそうず)作の千手観音(せんじゅかんのん)像を迎え、秘仏としてお祀りしている。ご開帳は年に1日、2月の「初午(はつうま)法楽」の日に行う縁起となっている。右に祀られる脇尊の仏さまは「子育て観音」で、子授け・安産・子育ての観音さまとして多くの信仰を集めている。
【見どころ】
本堂裏手には「秋色桜(しゅうしきざくら)」という、近くの井戸とともに江戸時代から知られる桜がある。
| 住所 |
東京都台東区上野公園1-29
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅から徒歩3分。京成上野駅から徒歩3分
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旧岩崎邸庭園/東京都台東区
17世紀の英国ジャコビアン様式の装飾が随所に見られる洋館
画像提供:公益財団法人 東京都公園協会
国指定文化財、三菱財閥岩崎家邸宅が建ち並ぶ庭園
三菱財閥岩崎家跡地を庭園として整備し一般開放。園内には、鹿鳴館を建築したジョサイア・コンドルの設計による西洋木造建築の洋館と、撞球室(ビリヤード場)、書院造りを基調とする和館が現存し、それぞれ国の重要文化財に指定されている。大名庭園を一部踏襲する広大な庭は、建築様式同様に和洋併置式とされ、近代庭園の初期の形を残す貴重な庭として見応えも充分だ。
【見どころ】
別棟として建てられたジョサイア・コンドル設計の撞球室(ビリヤード場)にも注目したい。
| 住所 |
東京都台東区池之端1-3-45
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電話】東京メトロ湯島駅出口1から徒歩3分。JR御徒町駅北口から徒歩15分
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旧岩崎邸庭園サービスセンター担当者に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:ジョサイア・コンドル設計の洋館です。洋館南側には列柱の並ぶベランダがあり、内部も当時の華やかな洋風装飾をご覧いただけます。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:西洋建築と和風建築が1つの敷地に共存している点です。当時の上流階級の生活様式を今に伝える貴重な文化財です。
東叡山 寛永寺/東京都台東区
桜に彩られた春の根本中堂正面
画像提供:東叡山 寛永寺
江戸の歴史薫る上野の大寺院
東叡山寛永寺は、江戸幕府3代将軍徳川家光が1625年に創建した天台宗の名刹で、江戸城の鬼門を守る祈祷所として幕府の安泰を願って建立された。かつては上野一帯に広大な伽藍を誇り、京都の延暦寺を模した壮麗な寺院だったが、幕末の戦火で多くを失った。現在は徳川将軍6人が眠る霊廟や、京都清水寺を模した清水観音堂などが残り、江戸の精神的中心だった歴史を今に伝えている。境内や上野公園一帯は桜の名所としても知られ、春には多くの花見客でにぎわう。
【見どころ】
徳川家の霊廟は重厚な雰囲気に包まれ、静かに歴史を感じられる場所。清水観音堂の舞台からは上野の杜が一望でき、特に桜の季節は華やかな景色が広がる。根本中堂や旧寛永寺五重塔(現・上野動物園内に現存)など、往時の面影を感じさせる建築も見どころだ。秋には紅葉が映え、春の桜と並んで四季折々の風情が楽しめる。
| 住所 |
東京都台東区上野桜木1-14-11
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅から徒歩15分、鶯谷駅から徒歩8分
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東叡山 寛永寺担当者に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:2025年12月より一般公開された根本中堂の天井絵「叡嶽双龍」、徳川将軍霊廟の勅額門(内部は非公開)です。
Q:おすすめの穴場スポットは?
A:虫塚、茶筅塚などの珍しい供養碑(鐘楼堂周辺)です。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:江戸の歴史を引き継いだ徳川将軍家の菩提寺であることです。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:根本中堂や勅額門です。
Q:人気グルメやグッズ、お土産は?
A:天井絵にちなんだ御守、各種限定の御朱印は参拝の記念として人気です。
Q:小さなお子さんにおすすめの施設や楽しみ方は?
A:根本中堂では日本の伝統を感じていただけると思います。
Q:どのような来場者(お客様)が多い?
A:御朱印集めの方、海外からの参拝者が増えています。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:寛永寺は江戸幕府により鬼門封じの祈祷寺として創建されました。その後4代将軍の遺言で寛永寺に将軍霊廟が造営されました。寛永寺には6人の将軍が眠り、現在も德川御宗家菩提寺としての役割を担っています。また、江戸時代には上野公園全域が寛永寺の境内地でした。現在の根本中堂は明治時代に川越の喜多院からお堂を移設、再建築されたものです。
Q:フォトジェニックな場所は?
A:将軍霊廟勅額門、桜開花時期の境内地です。
上野の森美術館/東京都台東区
常設展はないが、毎年夏に所蔵作品展を開催している
画像提供:上野の森美術館
幅広いジャンルの展覧会を開催
常陸宮正仁親王殿下が総裁をつとめる日本美術協会が母体。有栖川宮、高松宮両家ゆかりの品や、上野界隈を主題にとった浮世絵などを所蔵している。美術館主催の「上野の森美術館大賞展」は画壇への登竜門として注目されているほか、西洋絵画・大人気漫画・書道など多岐にわたる展覧会で多くの人に親しまれている。
【見どころ】
別館ギャラリー3階には、美術館が運営する「上野の森アートスクール」があり、アートを鑑賞するだけでなく、学ぶこともできる幅広い活動を行っている。
| 住所 |
東京都台東区上野公園1-2
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅公園口から徒歩3分。東京メトロ銀座・日比谷線上野駅または京成電鉄京成上野駅から徒歩5分
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上野の森美術館担当者に聞いてみた
Q:どのような来場者(お客様)が多い?
A:漫画や現代美術から印象派展までさまざまなジャンルを開催する当館ならではの、年代も幅広いお客様が多いです。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:当館の隣の広場から東京スカイツリーがよく見え、その横には西郷隆盛像があり撮影にはもってこいです。
Q:比較的すいている時期・曜日・時間帯は?
A:特別展などの開催期間中は夕方15時30分過ぎに来館されると、比較的混雑を避けられます。
東京藝術大学大学美術館/東京都台東区
食堂やカフェ、画材店も利用できる
画像提供:東京藝術大学大学美術館
教員や卒業生の渾身の作品が見られる
芸術大学という教育現場であることから、制作と教育研究を合わせた日本にはまだない実験的な美術館を目指している。かつて在籍していた教員や卒業生の作品をはじめ、日本近代美術を中心とした日本有数のコレクション約3万件が収蔵されている。中には絵画と経文が1つとなった「絵因果経」、高橋由一の油彩「鮭」など貴重な国宝・重要文化財が23件含まれている。美術作品のほかにも、作家や作品にまつわる資料、美術史研究資料や音楽資料など多岐にわたって収蔵する。
【見どころ】
コレクションの一部を公開する不定期開催のコレクション展のほか、多様なテーマの特別展や教員の退任展、博士審査展、卒業・修了作品展を開催している。
| 住所 |
東京都台東区上野公園12-8
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅・東京メトロ根津駅から徒歩10分
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東京藝術大学大学美術館広報担当者に聞いてみた
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:教育研究の現場として、卒業制作や研究成果を鑑賞できる点が特色です。国宝・重要文化財を多数保有しながら、最先端の現代アートや学生による制作も併せて体験できる、美術館でありながら学びの場でもある点が強みです。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:藝大コレクション展や、定期的に開催される特別展は毎回高い注目を集めます。ギャラリートークやシンポジウムなど作品にまつわる解説イベントも好評で、芸術への理解が深まります。
Q:どのような来場者(お客様)が多い?
A:美術学生や芸術関係者に加え、当館の来場者は展覧会ごとに訪れる常連のお客様から、上野動物園や東京国立博物館等、近隣の施設を訪れる観光客の方まで多岐にわたります。
旧東京音楽学校奏楽堂/東京都台東区
歴史的なパイプオルガンがある2階音楽ホール「奏楽堂」
画像提供:台東区立旧東京音楽学校奏楽堂
日本の音楽教育の歴史を伝える学校建築
上野公園にある旧東京音楽学校奏楽堂は、明治から昭和にかけての日本の音楽教育を支えた貴重な建物で、1987年に台東区により現在の地へ移築復原され、翌1988年には国の重要文化財に指定、2018年には耐震補強工事を終えてリニューアルした。今も音楽資料の展示や演奏会を開催し、幅広い世代に親しまれている。シンプルながら格調ある洋館の内部には、シャンデリアや草花文様の装飾など当時の雰囲気を残す意匠が並び、文化財でありながら生きた音楽空間として活用され続けているのが特徴だ。
【見どころ】
玄関に設置された瀧廉太郎像は、東京音楽学校の卒業生で日本の音楽史を代表する作曲家の存在を象徴するスポット。屋根に施された太鼓や笙などの楽器モチーフは、西洋と日本の音楽文化の融合を表しており、建物をぐるりと眺めると外観の隠れた魅力を発見できる。周辺の上野公園では四季折々の自然が楽しめるため、散策とあわせて訪れるのもおすすめだ。
| 住所 |
東京都台東区上野公園8-43
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅から徒歩10分。東京メトロ上野駅または京成電鉄京成上野駅から徒歩15分
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旧東京音楽学校奏楽堂担当者に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:2階音楽ホール「奏楽堂」です。 舞台中央にはコンサート用としては日本で一番古いパイプオルガンがあり、日曜コンサートなどで音色を聞くことができます。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:当館は1890年に東京音楽学校(現在の東京藝術大学音楽学部)の校舎として建てられた、日本最古の洋式音楽ホール「奏楽堂」を備えた学校建築です。瀧廉太郎や山田耕筰といった日本を代表する音楽家をはぐくみ、日本の音楽教育において重要な役割を果たしてきた建物として、1989年には国の重要文化財に指定されています。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:「藝大生による木曜コンサート」です。毎月開催されている「藝大生による木曜コンサート」は、お手頃な価格で一流の演奏が聴けるコンサートとして人気があります。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:窓ガラスの中には明治時代から使われている古いものも残っています。波打っていたり気泡が入っていたりする窓ガラスを通して、空や上野公園内の緑を眺めると当館の歴史に思いを馳せることができます。
Q:フォトジェニックな場所は?
A:2階音楽ホール「奏楽堂」です。特に中央のシャンデリアを入れてホール全体を撮影するのがおすすめです。
台東区立したまちミュージアム/東京都台東区
下町の歴史や文化、暮らしを紹介する博物館
画像提供:台東区立したまちミュージアム
下町の暮らしと歴史を体感できる上野のミュージアム
東京都の上野公園内に位置し、台東区を中心とした下町の歴史や文化、暮らしを紹介する博物館。「下町風俗資料館」として親しまれてきた施設を改修し、2025年(令和7年)に名称を新たにリニューアルオープン。昭和30年代の町並みを原寸大で再現した展示や、明治から昭和にかけての生活道具の資料などを通して、下町の移り変わりをわかりやすく学べる場となっている。また、不忍池のほとりという立地も魅力で、館内見学とあわせて上野散策も楽しめるスポットだ。
【見どころ】
昭和30年代の台東区坂本(現・根岸三丁目)周辺をモデルにした長屋や路地を再現した1階展示では、当時の暮らしぶりを「歩いて・触れて」体感できる。また、2階・3階では関東大震災や東京大空襲を経て変化してきた下町の歴史を資料や映像で紹介。不忍池を見下ろせるスペースから四季折々の景色も楽しめる。
| 住所 |
東京都台東区上野公園2-1
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR・東京メトロ・都営地下鉄上野駅から徒歩5分。京成上野駅から徒歩3分
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したまちミュージアム担当者に聞いてみた
Q:イチオシのスポットは?
A:昭和30年代の台東区坂本(現・根岸三丁目)を建物と映像で再現した1階展示室です。
Q:おすすめの穴場スポットは?
A:路地に置かれた椅子に腰かけると、表通りの音が聞こえてきて、昔の様子を体感できます。
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:再現展示には、実際に靴を脱いであがることができ、生活道具に触ることもできます。
Q:来場者に人気のスポットやイベントは?
A:毎月第1日曜日の午後には、街頭紙芝居の実演があります(注:変更する場合があります)。
Q:人気グルメやグッズ、お土産は?
A:収蔵している昔の道具をあしらったクリアファイル、映像内に登場する猫をあしらった絵はがきです。
Q:小さなお子さんにおすすめの施設や楽しみ方は?
A:3階の下町情報コーナーでは、昔の玩具で遊ぶことができます。
Q:どのような来場者が多い?
A:高齢者の方、または校外学習や修学旅行で来館される方が多いです。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:1階の大型映像は、近くでご覧になる来館者の方が多いですが、提灯屋の畳に座って眺めると、本当に路面電車や豆腐屋が通り過ぎていくように見えておすすめです。
Q:フォトジェニックな場所は?
A:3階の下町情報コーナーでは西側に大きな窓があります。施設前の不忍池を見下ろすことができ、特に7月から8月にかけては蓮の花を眺めることができます。
Q:比較的すいている時期・曜日・時間帯は?
A:平日の午前中は、ゆっくりとご覧になれます。
Q:半日(または1日)、施設で自由に過ごすなら?
A:2階常設展示室や3階企画展示室をじっくりご覧いただきたいですが、1階再現展示の畳の上で一息休憩をいれていただく、というような楽しみ方ができるかと思います。
国立国会図書館 国際子ども図書館/東京都台東区
明るく開放的な「子どものへや」
画像提供:国際子ども図書館
約70万点を所蔵する国立の児童書専門図書館
約70万点の国内外の児童書とその関連書を所蔵する児童書専門図書館。レンガ棟1階「子どものへや」「世界を知るへや」では、絵本や読み物、知識の本、雑誌などの子どもの本や、世界の国や地域を知るための本が利用できる。そのほか、児童書に関する展示会やイベントなども実施。1906年(明治39年)に帝国図書館として建築されたレンガ棟は、ルネサンス様式の洋風建築をリノベーション(東京都選定歴史的建造物)。2015年(平成27年)6月には、新館アーチ棟が完成。
【見どころ】
荘厳な建築と近代的な設備が融合した館内は、児童書を読むだけでなく空間そのものを味わえるのが魅力。吹き抜けの階段や大きな窓、重厚な木製の装飾が残る部屋は写真映えし、特別な雰囲気を感じられる。児童書ギャラリーや本のミュージアムではテーマごとの展示があり、作品や作家の背景を深く知ることができるのも特徴だ。
| 住所 |
東京都台東区上野公園12-49
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| 最寄り駅 |
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| 交通アクセス |
【電車】JR上野駅公園口から徒歩10分
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国立国会図書館国際子ども図書館広報担当者に聞いてみた
Q:ほかにはない強み、魅力は?
A:1906年に建設された旧帝国図書館の建物を保存・再利用した建物で、国内外の児童書約70万点を所蔵しています。
Q:来場者(お客様)に人気のスポットやイベントは?
A:小学生以下を対象にした児童書約1万冊が並ぶレンガ棟1階「子どものへや」、毎週土曜日に開催している「子どものためのおはなし会」、レンガ棟3階「本のミュージアム」で年に2~3回開催しているさまざまなテーマの児童書の展示会が人気です。
Q:どのような来場者(お客様)が多い?
A:家族連れも多いですが、大人の方だけで来館されて、建物や児童書の魅力を味わっていらっしゃる方もいます。
Q:担当者だから知っているツウな楽しみ方は?
A:レンガ棟3階のホールは天井が高く、のんびり休憩していただくのにぴったりです。ホール内のアルコーブ(張り出し窓)からは、外壁を間近に見て触ることができます。
Q:フォトジェニックな場所は?
A:1906年創建時から使用されている、高さ20メートルの吹き抜けの大階段が写真映えします。