推しに金と時間を捧げる童貞男。メンズエステに来店した理由は「彼女への復讐」!?【作者に聞く】


たとえ失敗しても、誰かに恋をする気持ちは素晴らしい

加恋の施術中、初恋の人を思い出す澄雄。行きつけの喫茶店で働いていたその女の子は笑顔がとびきりかわいくて、お気に入りのメニューを覚えてくれていて、いつしか「彼女もボクのこと好きなんじゃないかな」と思うようになっていた。今回の話で一番描きたかったことは何だったのだろう。

「モテないことがコンプレックスの男ですが、『誰かに恋をする気持ちは素晴らしい』ということが描きたかったんです」


旅行のおみやげを好きな女の子へ渡したところ、「大事にしますね」と笑顔で受け取ってくれた。それから毎日、ささやかなプレゼントを持って店へ行くようになった澄雄。だが段々と喜んでもらえなくなったため、「安物だからガッカリしたのかな」と、ブランドもののネックレスを渡す。満面の笑みを向けてくれるかと思いきや、彼女は「困ります…もうやめてください」と泣き出すのだった…。

「好きな人に振り向いてもらうための努力はいいことだと思いますが、結局それは気を引くためのテクニックに過ぎません。一方的にならず、相手の反応をちゃんと見てコミュニケーションをとる努力を怠った結果でしょうね」


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