大宰府防衛のために築かれた古代朝鮮式山城
大野城は、663(天智2)年、白村江(はくすきのえ)の戦いで唐・新羅の連合軍に大敗した日本が、連合軍からの侵攻に備えて作った防衛施設で、百済人の指導によって築かれた山城である。四王寺山の周囲8kmに渡って土塁と石塁を張り巡らせ、現在、城内には多くの建物礎石跡や城門跡が残されている。なかでも見どころは、180m以上にわたて積み上げられた百間石垣や、大野城最大の城門跡である太宰府口城門など。古代朝鮮式山城の代表として、日本100名城のひとつにも名を連ねている。
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Q&A
- 大野城跡へのアクセス方法は？
- 【電車】西鉄太宰府線太宰府駅から徒歩約40分。博多駅交通センターから宇美町役場行きバスに乗り約30分 宇美町役場前で乗り換え約5分 県民の森入口下車徒歩約60分 【車】九州自動車道太宰府ICから約30分です。