お家で大人気「フルーツサンド」を作ろう!実はとってもシンプルなプロの作り方を公開
東京ウォーカー(全国版)
ポイント1 サンドに向いているのは水分の少ないフルーツ

「基本的にはどんなものもフルーツサンドにできます。が、家庭で作りやすいのは水分の少ない、イチゴやバナナなど。逆に難しいのは水分の多いメロン、キウイ、マンゴーです」
ポイント2 フルーツは下準備が必要

「まず皮をむき、ヘタを取り、切っておきます(切り方は写真を参考に)。水分の多いフルーツはここで水分をカットするために厚手のキッチンペーパー(リード紙など)に包み、1時間以上冷蔵庫に。使う前にも表面の水分を拭き取ります。この水分カットができていないと、出来上がり時にパンがびしょびしょになってしまいます」
ポイント3 パン選びは、塩気のある12枚切り食パンがオススメ
「ダイワでは特注のオリジナルサンドイッチ用パンを使用していますが、ご家庭なら市販のサンドイッチ用食パン(12枚切り)が最適。最近流行の高級食パンのような甘いリッチなものより、一般的な塩気のある食パンがフルーツサンド向きです」
ポイント4 フルーツ別・並べ方のコツ

「生クリームを塗ったパンの対角線の上に、フルーツを並べます。後に三角形にカットするラインなので、断面の美しさはここで決まるといっても過言ではありません。カットのライン上に並べたあと、空いたスペースにも隙間なく並べます」
【バナナ】:
1/2にしたものを1本分と、1/4にしたもの半本分の1本半使用。対角線に切ったとき、バナナの丸い断面が並ぶように配置する。

【イチゴ】:
2タイプの並べ方を紹介。
三角丸三角タイプ(断面部分が三角と丸の組み合わせになるタイプ))→対角線上に、タテ、ヨコ、タテと配置。その他の部分に1粒半ずつ、の合計6粒使用。
丸丸丸タイプ(断面部分がすべて丸になるタイプ)→対角線上に、ヘタの向きが交互になるように横置き。その他の部分に1粒半ずつ、の合計6粒使用。

ポイント5 カットのコツ

「さらに生クリームをのせ、フルーツの隙間に入れ込み、さらに全体的に中高に盛ります。側面にクリームは不要。何も付いてないパンをのせ、ラップできつく包むのですが、このとき、切る方向を間違えないよう、断面の方向がわかる印を付けること! 」

ポイント6 冷蔵庫で冷やして馴染ませる

ここからプロの秘密の技。「出来立てを食べたいと思うかもしれませんが、実は冷蔵庫で3時間以上寝かせると、パン、生クリーム、フルーツが馴染んでおいしくなります。また、カットしやすくなり、出来栄えにも違いが出ます」とのこと。なじませたら、ラップごとカット。完成した後は、新鮮なうちになるべく早く食べるのもおいしさの秘訣だ。
最後に、成瀬店長は「当店のダイワオリジナルブレンドコーヒーもフルーツサンドに相性がよいと好評です。皆さんも好きなドリンクと合わせて、フルーツサンドの豊かな味わいを楽しんでみてください。フルーツが満載のためボリュームがありますが、人目を気にせず、頬張っていただけるとサイコーにおいしいです。きれいに食べるコツは…ありません(笑)」とのアドバイスもくれた。家族や大切な人達との”おうちグルメ”の参考にしよう。
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