YouTube登録者数25万人突破のYouTuber・さばいどる かほなんが語る自分流アウトドアとは?

東海ウォーカー

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キュートなルックスながらも、アイドルらしからぬ超男前な道具使い。飾り気のない、ありのままの姿に目が奪われる

サバイバル×アイドル=さばいどる。東海地方を中心にアイドルとして活動しながら、アウトドア系YouTube「さばいどるチャンネル」を配信するかほなん。「無人島を買ってそこで暮らすこと」を最終目標に掲げるだけあり、登山や渓流釣り、焚き火、野外料理など、自らを鍛えるためにさまざまなアウトドアに挑戦。たくましくアウトドアを楽しむ様子とキュートな見た目のギャップが人気を呼び、今ではチャンネル登録者数が約25万人(20年5月現在)に。そんなかほなんが自分流に行っている野外活動について話を聞いた。

かほなんは、いわゆる「おしゃれキャンパー」ではない

【写真】20年春にはついに「自分の山」を購入。何年も人の手が入ってない場所で1泊2日のソロキャンプを行った

「『映える』ことよりも実用性や買いやすさ(値段)を優先して道具を選びますね。命にかかわる物以外はプチプラアイテムを取り入れて、お金をかけずにアウトドアを楽しんでいます」(かほなん・以下同)。格安で機能性のある「ワークマン」の服を着て山に登り、100円均一ショップのカラトリーを使って料理を食べる姿は、登山やキャンプを始めるのはお金がかかるという思い込みを吹き飛ばしてくれる力強さがある。

「ワークマン」や「Seria」など、かほなん自らが店に足を運び、登山やキャンプで使えるグッズやウエアを選んでいる


自然豊かな岐阜県で育ち、山登りが趣味に

19年7月にお母さんと富山県の立山に登った時の写真。約14㎏のザックを背負って山を登り、初めての山のテント泊を体験した

生まれも育ちも岐阜県、自然に囲まれた環境でのびのびと育ったかほなん。「キャンプ好きのお父さんと登山が趣味のお母さんの影響もあり、気が付けば山登りが趣味になっていました。ハイシーズンには月4回ほど山に登り、日帰りで行ける低山をはじめ、冬の雪山や山小屋泊、山でのテント泊も経験しています」。かほなんのYouTube動画を見て「すごく難易度が高そう!」と感じるかもしれないが、かほなんいわく「歩くことが好きなので、距離は多少長くても、きつい斜面がずっと続くような山や難所がいっぱいあるような山はあまり登っていません」とのこと。かほなんが実際に登った山をYouTubeでチェックして、自分も同じ体験をしてみるのも楽しそう。

20年2月には軽自動車で車中泊をして、徳島県の剣山へ


アイドルでありながら「3度のごはんが大好き!」という一面も

滋賀県の武奈ヶ丘にてロコモコ丼を調理中。この日は「コンビニやスーパーなどのお店に寄らずに3食食べる」というルールを作って一人旅を決行した

「山頂でごはんを作って食べることも、登山の楽しみの一つになっています(笑)。器具や食材を背負って行くので、持って行けるものが限られているんですが、しっかりと『料理』することにこだわっています。例えば、カルボナーラを作る時は、レトルトソースではなく卵や牛乳、ベーコンを持って行き、簡易コンロとクッカーで調理しました」。真剣な面持ちで調理をして、絶景を眺めながらおいしそうに食べる姿も、多くのファンを魅了しているようだ。

長野県の八ヶ岳に1泊2日で登った時には、朝食に名古屋風の雑煮を作り、雲海を眺めながら頬張った


ソロキャンプは自然の中にあるものを現地調達

落ちていたYの字形の枝を組んで飯ごうスタンドを作成。薪割り、調理をナイフ1本でこなし、炊き込みごはんを作った

ナイフを手に薪を割り、火打石(ファイアスターター)で火を起こす、ソロキャンプ時のかほなんもたくましい。「着火剤とライターを使えばあっという間に火が起こせるんですが、あえて自分に課題を与えて、それを乗り越えることを楽しんでいます」。時には、山に落ちている枝や落ち葉を利用して、ポールやトライポットを自作。「ない時は工夫をしてそこにあるものでなんとかするようにしていますね。いつか無人島で生きるための訓練です」。20年春には、何年も人の手が入っていない山を購入。この「自分の山」を舞台にこれからも、ソロキャンプに挑む姿を楽しませてくれることだろう。

渓流釣りに海釣り、うなぎ捕りにも挑戦

釣れたアマゴを手にニッコリ。もちろん、「游漁証」を購入し、ルールに従って小さな魚はリリースしている

「渓流釣りでは、自然に溶け込めるような緑系の服に身を包んで、魚に見つからないように岩の影から竿を伸ばします。渓流の魚は賢くて、釣り人の存在に気づいたらエサに食いつかないので、魚にバレないように工夫が必要なんです。工夫を重ねた結果、魚が釣れることこそが渓流釣りの楽しみなんですよ」。大きな魚が釣れた時には調理して食べることがほとんど。「今までカワムツとアマゴを食べましたが、『渓流美食マスター』を目指して、イワナなどいろいろな魚を釣ってみたいです!」。

寒い時期はウエダーを着て渓流釣りへ


登山にソロキャンプ、渓流釣りなど、さまざまなアウトドアの経験を重ねるかほなん。「無人島生活に向けて、第4級無線技士や罠猟の資格を持っています。20年春には『車両系建設機械(整地等)3トン以上』の資格も取得しました」。これからも多くの経験を重ねて、無人島生活に向けて突き進んでいくことだろう。7月には自身初のアウトドアマニュアル本も発売になるというかほなん。かわいくもたくましく成長し続ける姿はYouTube「さばいどるチャンネル」で見ることができるので、最終目標に向かって突き進むかほなんの姿を見守ろう。

さばいどる かほなん プロフィール
職業:アイドル。キャンプ歴20年。登録者数急上昇中のアウトドア系YouTubeチャンネル「さばいどるチャンネル」にてキャンプ、登山、釣りなどの動画を公開している女子ソロキャンパー。キャンプ好きの父といなか育ちの母の影響で、小さい頃からキャンプや野遊びをして育つ。三度の飯とアウトドアが大好きで、キャンプでも蛇や魚を捕って食べる程のサバイバー。軽快なトークと、大胆な調理で生み出す絶品キャンプ料理が人気。

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