【コロナ対策情報付き】白川郷の見どころを紹介!世界遺産に登録された合掌造り集落が圧巻

2020年11月13日 17:15更新

東京ウォーカー(全国版)

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白川郷の見どころからグルメ・お土産まで、おでかけ前に知っておくと便利な情報を徹底レポート!(※記事内で紹介している展示やイベント、施設等は休止・中止または内容変更になっている場合があります。ご注意ください)

白川郷ってどんなところ?世界遺産に登録された日本の原風景

1995年にユネスコの世界文化遺産に登録された白川郷写真提供:岐阜県白川村役場

岐阜県大野郡白川村にある白川郷は、日本の原風景ともいうべき美しい景観の「白川郷合掌造り集落」が有名。1976年(昭和51年)に重要伝統的建造物群保存地区として選定され、その後1995年(平成7年)にユネスコの世界文化遺産にも登録された。

まるで掌を合わせたような形をしている合掌造りの外観写真提供:岐阜県白川村役場


"合掌造り"という名前は、木の梁を山型に組み合わせて建てられた日本独自の建築様式が、まるで掌を合わせたような形をしているというところから来ている。この形をしている理由は、積雪が多く雪質が重いといわれる白川郷の環境条件に適した形を追求したため。そんな建物が立ち並び、国内外問わず人気を集める白川郷の魅力をお届けする。

【見どころ1】国指定重要文化財「和田家住宅」

白川郷合掌造り集落のなかで最大規模を誇る「和田家住宅」写真提供:岐阜県白川村役場

白川郷合掌造り集落のなかで最大規模を誇る和田家住宅は、300年以上前の江戸時代中期から後期に建てられ、現在は国指定重要文化財に指定されている。和田家は室町幕府が滅亡した頃の1573年(天正元年)から続く家柄で、江戸時代においては名主や番所役人を務めた名家である。

当時使用されていた囲炉裏がそのまま残る写真提供:岐阜県白川村役場


現在も1階と2階部分を住居として活用しながら、観光客向けに和田家が代々使用していた家財道具などを展示しており、当時の暮らしを感じることができる。入館料は大人300円、小人150円、団体価格(25名以上)大人250円(※すべて税込み)。

【見どころ2】全国的にも珍しい合掌造りの寺を見てみよう!

全国的にも珍しい合掌造りの寺「明善寺」写真提供:岐阜県白川村役場

白川郷にある明善寺は、真宗本覚寺から分派した門信徒により1748年(寛延元年)に創建された、合掌造りの寺。文化財である本堂、庫裏(くり)、鐘楼門、イチイの木で知られ、本堂、庫裏、鐘楼門の屋根がすべて茅葺(かやぶき)という珍しい造りとなっている。現在は明善寺郷土館として一般公開されており、当時の生活をうかがわせる農具や炊事道具などの生活用具を展示している。入館料は大人300円、小人100円、団体価格(25名以上)大人240円、小人80円(※すべて税込み)。

【見どころ3】四季折々で多彩な顔を持つ白川郷の絶景スポット

新緑の絨毯が敷かれた夏の様子写真提供:岐阜県白川村役場

【写真】美しく幻想的な姿を見せる冬の白川郷写真提供:岐阜県白川村役場

白川郷合掌造り集落から徒歩20分の所にある「城山展望台(荻町城跡展望台)」から見下ろす景色は必見。春は一面が桜色となり、夏は新緑の絨毯が敷かれ、秋には黄金色の穂が広がり、冬は雪化粧をした白川郷合掌造り集落を一望することができる。歩いて行くのが大変という人は、9時から16時の間、片道200円(税込み)で利用できるシャトルバスを利用するのがおすすめだ。

【見どころ4・グルメ】遠山家「すったて汁」作りを体験

すったて汁づくり体験ができる「旧遠山家民族館」写真提供:岐阜県白川村役場

国指定重要文化財に指定されている旧遠山家民族館は、1827年(文政10年)頃に能登の大工により建てられ、その大きさは白川郷合掌造り集落のなかで最大規模を誇る和田家住宅に並ぶ。一度は改築されたものの、現在もどっしりとした風格のあるたたずまいは健在だ。そんな旧遠山家民族館では、茹でてすりつぶした大豆に味噌や醤油を加えて作る白川村の代表的な郷土料理「すったて汁」を作る体験ができるほか、昼食に地元の食事処や旅館で作られた弁当を食べられる「遠山家ごはんプロジェクト」も体験できるので、地元の味も楽しみたい人はぜひ参加を(※要事前予約、白川郷観光協会の公式サイトから申し込み)。

ほかおすすめの食事処は、ゼンマイ、ワラビ、フキノトウなどの山菜や、堅豆腐、朴葉(ほうば)味噌など先祖伝来の手法で作られた食材を使った自然食を提供する「忠兵衛」だ。特に飛騨高山地方の名物である朴葉味噌を使用した「飛騨牛焼き味噌御膳」(税込1650円)が人気メニュー。事前に予約をするか、お昼などの混雑時間帯を避けて訪れるといいだろう。

【イベント】海外からも多くの観光客が訪れる白川郷の冬の風物詩

白川郷の冬の風物詩「白川郷ライトアップ」写真提供:岐阜県白川村役場

雪が2メートル近く降り積もる、一年で最も美しい冬の季節に毎年6日間限定で開催される「白川郷ライトアップ」が代表的なイベント。

真っ白な雪の中にたたずむ合掌造りの家々と光が作り出す幻想的な世界写真提供:岐阜県白川村役場

真っ白な雪の中にたたずむ合掌造りの家々と光が作り出す幻想的な光景に、誰もが引き込まれてしまうはず。国内外から多くの観光客が訪れる人気イベントのため、交通渋滞にならないよう2019年から完全予約制となった。2021年の開催は1月11日(月・祝)、17日(日)、24日(日)、31日(日)、2月7日(日)、14日(日)。詳細は公式サイトをチェック。

【回り方・混雑情報】観光ガイドの活用でより深く白川郷を楽しめる

初めて白川郷に行く人は「白川郷観光ガイドサービス」を利用するのがおすすめだ。生まれも育ちも白川村の個性豊かなガイドがそろい、そこに住む生活者の目線や、白川郷の歴史や合掌造り建築の研究者の目線など、ガイドそれぞれの得意分野で案内してくれる。料金はガイド1名につき2時間7000円(税込み)。事前に公式サイトから申し込みを。

平日は比較的空いているものの、土日祝やGW、お盆、紅葉シーズン、ライトアップ開催日は朝から混雑するとのこと。朝から近隣の駐車場だけでなく、臨時駐車場も満車になるので、スムーズに駐車したい人は朝10時までに行くのが良いだろう。

【お土産】合掌造りをモチーフにしたお菓子が人気

白川郷のお土産におすすめなのが、こしあんに紫蘇の葉を練り込んだ田口屋製菓の「紫蘇もなか」。合掌造りの建物の形をしたかわいらしいもなかで、4個入り430円、8個入り850円、12個入り1250円の3種類から選べる。紫蘇のほか、抹茶やチョコレートを使ったあんのもなかもあるのでチェックしてみよう(すべて税込み)。

【おすすめ】施設担当者に聞く!白川郷の見どころ・楽しみ方

「白川郷は日本の昔ながらの風景である農村文化・生活・暮らしを深く感じることができる日本の故郷のような場所です。世界遺産に登録されている合掌造り集落が有名ですが、そのほかにも霊峰白山の麓が源泉地となる平瀬温泉など、自然豊かな観光スポットが満載です。交通網の整備によりアクセスしやすくなったのでぜひ遊びに来てください」(白川郷観光協会・担当)

【アクセス】名古屋駅、もしくは金沢駅発の高速バスか車で訪れよう

白川郷の周辺には駅がないため、アクセスはバスか車に。バスの場合は、名古屋、金沢駅から高速バスを利用し、白川郷バスターミナルで下車する。所要時間は名古屋駅からは約2時間30分、金沢駅からは約1時間30分。車で訪れる場合は、東海北陸自動車道白川郷ICより国道156経由で約5分、東海北陸自動車道荘川ICより国道156経由で約40分。公共駐車場「せせらぎ公園駐車場」を使用するのがおすすめ。普通車1000円、二輪車200円 、バス・マイクロバス3000円で利用可能だ。なお、混雑時には臨時駐車場が設けられるので、特に休日やハイシーズンは事前に駐車場情報もチェックしておこう(※すべて税込み)。

【新型コロナウイルス感染予防対策】

・マスクの着用をお願いします。
・各施設の空調設備を適切に運用し、換気に努めています。
・各施設の入り口やお手洗いなどにアルコール消毒液を配置しています。
・スタッフはマスクを着用します。
・各施設の多くの人が触れるドアノブ、手すりなどは消毒液などによる清掃を強化しています。
・直接対面を避けるため、ビニールカーテンやアクリル版で仕切りを設けています。

取材・文=邉見椋

<施設情報>
住所:岐阜県大野郡白川村荻町2495-3(総合案内所であいの館)
アクセス: 【電車】名古屋駅から高速バスで約2時間30分、もしくは、金沢駅から高速バスで約1時間30分【車】東海北陸自動車道白川郷ICより国道156経由で約5分、もしくは、東海北陸自動車道荘川ICより国道156経由で約40分
営業時間:終日開放※施設により設定あり
定休日:なし※施設により設定あり
料金:なし※施設により設定あり
駐車場:せせらぎ公園駐車場を利用※普通車1000円、二輪車200円、バス・マイクロバス3000円、混雑時は係員が他駐車場を案内

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

※記事内の価格は特に記載がない場合は税抜き表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。

※2020年11月時点の情報です。

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