お正月に余った餅を華麗にアレンジ。超簡単な和風ピザ作りに挑戦!
関西ウォーカー
新年を迎えると、食卓によく並ぶ餅。正月ムードが落ち着き、レパートリーも尽きたところで余った餅をどうしようか悩んでいる人も多いのではないだろうか。
そこで今回は、テレビなどで取り上げられ話題となっている曙産業の「モチスラ」と「モチケズ」を使い、アレンジ料理に挑戦。ウォーカープラス編集部・三浦が、あらゆる手段で餅を食べつくす!
餅を簡単・安全にスライス!お菓子にも料理にも
まずは「モチスラ」を使ってみることに。餅を薄くスライスできる便利グッズで、そのまま焼いておせんべいのようにしたり、汁物に入れるのが人気の食べ方だそう。
角餅を機械にセットして上から押し出すと、1~2㎜ほどの薄さに!包丁で切るより圧倒的に簡単で、薄い仕上がり。何よりスライスするのが楽しく、子供でも使うことができそうだ。
次は、付属のカッターを使用していろんな形のおせんべいを作ってみることに。線と曲線の2パターンでカットすることができる。
プラスチックの刃をスライスした餅にあてて切っていくが、意外と柔らかくてなかなかの難易度。何度も「ムズッ!」と呟きながらも、なんとかネコやクマ、星やアルファベットなどを切り取ることに成功。スルスル切れるので、慎重に刃を動かすのがポイントだ。切ったものはオーブンで5分ほど焼き、薄焼きのおせんべいに。
もちろん、料理への活用も。鍋やうどんなどにサッとのせることも考えたが、この日は白菜と豚肉のミルフィーユ鍋に使うことに。白菜に豚肉を挟むときにスライスした餅を一緒に挟み、煮込んだら完成。豚肉にとろけた餅が絡んでおいしい!「通常のミルフィーユ鍋では足りない…」という人にもおすすめだ。とろとろになっているので、喉を詰まらせることもなく安心。
「餅ボール」を作るはずが…まさかのアレに!
続いて、餅を削って細かくできる「モチスラ」に挑戦。
角餅をセットし、押し回すだけでポロポロに!1人で1個の餅を削るのにかかった時間は約5分ほど。難しい作業ではないのだが、少し力が必要なので家族や友達と交代して使うのがおすすめだ。
モチケズで削ったものは、タコ焼き器で「餅ボール」を作るのが人気だそう。しかし削っている段階で、自宅にタコ焼き器がないという関西人としてあるまじきことに気づく。グラタンやカップケーキに混ぜるのもいいのだが、食感をしっかり楽しむべく「餅ピザ」を作ることに。
餅2個を削り、フライパンに敷き詰める。中火でしばらく焼くと、細かい餅がどんどんくっつき、焼き目がついたらピザ生地の完成!今回はシラス、モッツァレラチーズ、大葉、トマトをのせてシラスピザにした。
いざ実食。外はカリカリ、中はもっちりのピザは、通常のピザよりおなかに溜まって食べごたえあり!食べながら「なんで白い生地を作ったのに白い具材を選んでしまったんだ…」と見た目の点でちょっと反省したが、生地まで和のピザだと思えばオールオッケー。とろとろのチーズと餅が相性抜群で、「餅といえばきな粉か醤油!」という三浦の固定概念が覆された瞬間だった。
「モチスラ」「モチケズ」ともに、角餅のみ使用可能なので要注意。どちらもパーツが2つしかなく、簡単に丸洗いできるのがうれしい。
「次はどんな食べ方をしようかな?」と考えるのも楽しく、料理のレパートリーが増え、餅の可能性が広がった。1人暮らしの人も家族がいる人も、一家に一台置いておきたいグッズだ。とりあえず、三浦はタコ焼き器を購入して「餅ボール」リベンジをしたいと思う。
取材・文=三浦あやか(ウォーカープラス編集部)
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