磯村勇斗「芝居をすることへの違和感はなくなった」阿部寛との共演や俳優業の魅力を語る
東京ウォーカー(全国版)
――今年公開の出演映画は、本作を含めて7本。まさにブレイクされていると思うのですが、今の気持ちはいかがですか?
【磯村勇斗】いろいろな監督の素敵な作品に出合うことが多くなってきて。そういう作品に携わらせてもらうことにやりがいを感じますし、成長できる場なので、ありがたいことです。

――作品によっては新しい事を求められることもあると思いますが、さまざまな現場でプレッシャーを感じたりすることはないですか?
【磯村勇斗】昔は名前付きの役をいただくと「セリフがあるな〜」と緊張することもやっぱりありましたけど、今は特に感じなくなりました。いろいろな作品の現場を経験させてもらって、自分が撮影現場にいることや、カメラの前に立って芝居をすることへの違和感がなくなってきたんじゃないかなと思います。

地元・沼津は自然に囲まれつつも都会の暮らしができる場所
――現場で先輩という立場になることも増えてきたのでは?
【磯村勇斗】先輩になるというのは、なんかこっぱずかしいですよね。ずっと先輩についていく後輩でいたいなと思ってしまいますし、自分が後輩にどういう風に接しているかというのは、ちょっと想像できないです(笑)。先輩って呼ばれる事はありますけど、「おう、飲みに行くぞ!」みたいに声をかけるような存在はいないので、それくらい愛せる弟的な人ができた時にどう接するのかというのは、僕自身が気になります(笑)。

――ちなみに兄貴分はいらっしゃるんですか?
【磯村勇斗】僕にとっての兄貴分は綾野剛さんです。すごく慕っていますし、俳優として学ぶこともたくさんあります。
――プライベートでは魚を捌いている時が一番没頭できる時間ということですが、魚を捌くようになったのは静岡県沼津のご出身というのが関係しているんですか?
【磯村勇斗】地元にいた時は、釣りも捌くのもやってこなかったんです。でも「港町出身だからできるでしょ?」って言われると、それが悔しくて。じゃあ今からやってみよう、と思ったのがきっかけです。いつか船舶免許を取って、自分で釣った魚を捌きたいですね。

――では最後に、地元でおすすめのおでかけスポットについて教えてください。
【磯村勇斗】静岡はどこに行っても楽しい、いいところですよ。特に沼津は、初めて来たスタッフさん達からよく「ここに住もうかな」って言われます。空気がおいしくて、水も澄んでいるし、海と富士山もあって、自然に囲まれつつも都会の暮らしができる場所です。沼津港には水族館もありますし、おいしい魚も食べられるので、まずは一度遊びに来て、楽しく過ごしていただきたいです。

スタイリスト=笠井時夢
ヘアメイク=佐藤友勝
撮影=後藤薫
取材・文=大谷和美
衣装=ジャケット(8万5800円)、パンツ(4万6200円)、シューズ(5万600円)※ともにアナーキスト テイラー/ハンクス ストア、カットソー(1万6500円)マイン/マインコデックス(電話:070-6660-0692)、ブーツ(4万5100円)ヨーク/ヘムトPR(電話:03-6721-0882)
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