宮沢氷魚「ルーツであるアイルランドへ」30代でやりたいことと“ものすごく時間がかかる趣味”を語る

東京ウォーカー(全国版)

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30代のうちに「自分のルーツであるアイルランドに行きたい」

――宮沢さんご自身は絵ではなく版画が得意で、リノリウム版画の技法を使ってメンバーシップのグッズを作られたこともあるそうですね。お休みの日は版画をやることも多いですか?

【宮沢氷魚】リノリウム版画に関していうと、ひとつ作るのにものすごく時間がかかるので、あまり頻繁に作れないんですよね。工程としては、まずスケッチブックに絵の下書きを描いて、リノリウム版(コルクや木の粉から作られる合成樹脂の弾力がある板)の板の上にグラファイトペーパー(絵を転写するための紙)を敷いて、その上からスケッチの絵をなぞるんです。

そうするとリノリウム版に絵の線が薄く転写されるので、その線をひたすら彫刻刀で掘っていく作業をして完成……ではないんです(笑)。

――まだ作業は終わらないんですね(笑)。

【宮沢氷魚】まだ続きます(笑)。板が柔らかくないと掘れないので、一回ホットプレートで温めないといけないんです。でも掘っていると10分ぐらいで板が硬くなるのでまた温めて…。それを繰り返しながらの作業ですごく大変なので、ここ数年はグッズを作る時に気合を入れてやるようにしています。

撮影=三橋優美子


――時間をかけて丁寧に作られたグッズ、ファンの方もすごく喜んでいらっしゃるのではないかと思います。ところで、宮沢さんは来年30歳を迎えますが、30代のうちにやっておきたいことは何かありますか。

【宮沢氷魚】母方の曽祖父と曽祖母がアイルランド出身なのですが、僕はまだ一度もアイルランドに行ったことがないんです。なので自分のルーツであるアイルランドに行ってみたくて。親戚もいると聞いていますし、30代のうちに行けたらいいなと思っています。

撮影=三橋優美子

映画「はざまに生きる、春」のメイン写真(C)2022「はざまに生きる、春」製作委員会


取材・文=奥村百恵

◆スタイリスト:Masashi Sho
◆ヘアメイク:Taro Yoshida(W)

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