小林亮太が自身の原点と語る名店で「ハンバーガー」を実食!シンプルイズベストなその味は?
東京ウォーカー(全国版)
人気漫画の主人公役など、数多くの舞台やドラマ・映画に出演する俳優の小林亮太が都内近郊のグルメバーガー店をナビゲートする連載企画。隔週(第2第4水曜)掲載で、食レポはもちろん、ハンバーガー好きの目線で取材したおいしさの秘密をお届けする。
東京・駒沢で2005年にオープンしたお店からの移転を経て、現在は港区で10年以上営業を続ける名店「FELLOWS(フェローズ)」の「ハンバーガー」(1320円)を紹介!
「肉がうまければいい」こだわりのパティに注目!
「フェローズ」は小林がグルメバーガーを本格的に食べ歩くきっかけとなった店で、原点のような場所。そこで、店舗紹介のラストとなる今回はあえて、これまでピックアップしてこなかったスタンダードなハンバーガーを食べることにした。
オーナーの黒川貴史さんによると、「フェローズ」のハンバーガーは「肉がうまければいいでしょ、っていうバーガーを作った」のだそう。
「全部食べた時においしいってなるよりも、肉がうまければいいという感じで最初に作ったんです。だから、バランスのことはあまり考えてなかったんですよ。それはいまだに変わっていなくて、野菜はいらないんじゃないの?っていうくらい、肉の味に自信を持っています」(黒川さん)
そう黒川さんが語るパティは、オーストラリアにある4つの牧場の牛肉を黒川さんが食べ比べ、厳選したチャックテンダー(肩肉の一部)を使っている。チャックテンダーは肩肉の中でも一番可動が大きいため、筋繊維がしっかりしている赤身の部位。旨味がありつつ、歯ごたえもしっかり楽しめる肉質だからこそ、一番大きいサイズの粗挽きにすることでほどよい食感に仕上がるのだという。
同店のパティには、さらに秘密がある。「言われないとわからないと思うんですが、パティに玉ネギが入っているのも『フェローズ』ならではで、僕は好きなんです。炒め玉ネギを作る手間もかかっているので、本当にすごいと思うし、魅力が詰まったパティだと思います」と、同店のファンである小林もおいしさを力説。
さらに、塩加減は「一掴みが肉1キログラム分です」と黒川さん。日によってベストな塩の分量が異なるため、職人の感覚で調整しているのだとか。
そうして、これまでの経験を重ねて作られたパティを炭火グリルにのせ、遠赤外線で焦げ目がつくまでじっくりと焼き上げる。この炭火の香りがパティの旨みを増長させるのだ。
「形成したパティを焼いてはさんだ野菜抜きのバーガーを、味見として17年間毎朝食ベています。多分、ほかのハンバーガー屋さんでこんなに食べている人はいないんじゃないかな。自分で食べて『あぁ、うめぇ』って。ちゃんと自分がうまいと思っているから、自信を持って出してます」(黒川さん)
パティ、オニオン、トマト、レタスをバンズでサンドして、「ハンバーガー」が完成する。バンズは下にマヨネーズ、上にバターが塗ってあるが、レタスの上にもマヨネーズをたっぷりとオン!
そして、ビルドしたバーガーをさらに鉄板にのせて熱することで、席に運ばれた時も熱々でいただけるのだ。
ちなみに、同店はデフォルトでグリルドオニオンをサンドしているが、「ハンバーガー」をはじめとする一部のバーガーはフレッシュオニオンに変更可能。そこで、今回はフレッシュオニオンに変更してもらった。
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