草彅剛「白い布に血が滲んでいくような変化にゾクゾクした」白石和彌監督最新作で“復讐に燃える男”に
東京ウォーカー(全国版)
今後の目標は「“最高にかっこいい大人”を目指して頑張ること」
――普段はどんな映画をご覧になりますか?
【草彅剛】配信サービスで最近観たのは「RUN/ラン」っていうサイコスリラー映画。生まれつきの病気で車椅子生活の女の子が、あるときから母親に不信感を募らせていって、母親から与えられた薬を調べたらとんでもない事実が発覚して…という怖い展開にドキドキしました。
――代理ミュンヒハウゼン症候群という精神疾患を扱った作品ですよね。
【草彅剛】そうそう。リアリティのある内容で、脚本も秀逸だったからすごくおもしろくて引き込まれましたね。最近はNetflixやプライム・ビデオで気になった作品の予告を観て、おもしろそうだなと思ったら本編を観るようにしています。でも、映画は映画館で観るのが一番ですよね。

――映画館でご覧になった思い出の作品を教えていただけますか?
【草彅剛】子どものころ、「まんが日本昔ばなし」のオープニングに出てくる龍の子太郎が大好きだったので、父親が映画「龍の子太郎」を観に映画館へ連れて行ってくれたのを覚えています。あと、チェッカーズの「CHECKERS in TAN TAN たぬき」やキョンキョン(小泉今日子)の「ボクの女に手を出すな」も映画館で観た記憶があります。
――映画館の座席でお気に入りの位置はありますか?
【草彅剛】特にお気に入りの位置はないんですけど、一番前の席はなるべく避けるようにしています。スクリーンが大きいと見づらいですから。ただ、普段はネットで事前予約をしないので、劇場に着くと既に人気作のいい席は全部埋まっていて、端っこの前のほうしか空いてないんですよね。「タイタニック」や「アナと雪の女王」を前方の端っこの席で観た記憶があります。

――好きなハリウッド俳優や映画監督はいらっしゃいますか?
【草彅剛】作品とセットで俳優や監督を好きになることが多くて、たとえば「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」のロビン・ウィリアムズさんとマット・デイモンさん。お二人のお芝居は素晴らしいので何度も観たくなるし、「レオン」のナタリー・ポートマンさんとジャン・レノさん、「セブン」のブラッド・ピットさんもかっこいいですよね。
【草彅剛】「パルプ・フィクション」を観ると(クエンティン・)タランティーノ監督ってやっぱりすごいなと思います。当時日本でも流行った映画って鮮烈に記憶に残っているし、何度観てもおもしろいところが好きですね。
――最後に今後の目標を教えていただけますか。
【草彅剛】一番は“最高にかっこいい大人”を目指して頑張ることかな。今回「碁盤斬り」に出演したことで、これからもエネルギッシュに自分の力を注げる作品にどんどん巡り合っていきたい、そう思ったんですよね。それを実行するには体力を維持しないとダメだなと思って。
【草彅剛】俳優の先輩方を見ていると、みなさんすごくエネルギッシュだし努力も続けているんです。観てくださった方が“明日からまた元気に生きていこう”と思ってくれるような作品を、これからも作っていきたいです。


取材・文=奥村百恵
◆スタイリスト:細見佳代(ZEN creative)
◆ヘアメイク:荒川英亮
(C)2024「碁盤斬り」製作委員会
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