糸島で愛される小さな自家焙煎カフェ「とびばこ珈琲」

九州ウォーカー

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2013年に移動販売からスタートしたコーヒー専門店「とびばこ珈琲」。2016年10月に念願の店舗を糸島にオープンさせ、“のんびりできる、どこかホッとする”と、人々の憩いの場となっている。

店内には、とび箱の置き物がたくさん。店名の由来は「ご年配の方にもわかりやすく、跳ぶという単語にポジティブなイメージを持っていたので」と松本さん


心地よい空気感を醸し出すのが、ロースター兼店主である松本さんの人柄。やさしく、明るい性格はもちろん、真摯な姿勢で焙煎や抽出に向き合う姿がその印象をより強くしている。

【写真を見る】「ハンドドリップコーヒー」(350円)。酸味がほどよく残ったビターな味わい


コーヒーは、松本さんが焙煎する豆を使った人気No.1の「カフェラテ」(350円)をはじめ、シンプルな「ハンドドリップコーヒー」(380円)など全6種類を用意。

「アイスカフェラテ」(380円)。エスプレッソのほのかな酸味と苦味がミルクの甘味を引き立てる。ホットのオーダーも可能


同店の豆は、店名を冠する「とびばこブレンド」の1種類のみ。中深煎りのグアテマラやコスタリカに、他店ではなかなか耳にしないミャンマー産の豆をプラスしている。

メガネと帽子がトレードマークの店主・松本さん。ペーパードリップには、雑味が出にくいハリオのV60を使用


珍しい産地の豆を使っている理由を尋ねると「ミャンマーは現在、コーヒー豆の生産に力を入れている国。味が僕の好みなのはもちろんですが、頑張っている国を応援したいという気持ちもあります」と語る松本さん。

ホットサンドは、オレガノやパセリ、バジルなどのハーブをブレンドした自家製ソルトが味の決め手。カリカリに焼かれた食パンの耳はチョコディップを付けてどうぞ


フードは、ドリンクとセットで頼めるホットサンドのみで、“コーヒーで勝負したい”という気持ちが伝わってくる。

「コーヒーパック」(3パック420円)や「水出し珈琲」(2個入り420円)も販売


コーヒー豆は、75g500円で販売も行う他、「コーヒーパック」(3パック420円)や「水出し珈琲」(2個入り420円)もそろう。毎週木曜は“木曜日のお八つ”と題し、「コーヒーゼリー」(160円)なども週替りで提供する。

木の温かみにあふれる店内。読書をしながら1、2時間過ごす利用客も多いそう


隣りには糸島みやげとして定番になったスコーンの人気店「キナフク」があり、購入した商品の持ち込みもOK。店主こだわりの一杯とともに、癒しのティータイムを過ごしてみてはいかが。

[とびばこ珈琲]福岡県糸島市前原東1-4-10 / 092-324-8797 / 11:00~19:00(LO) / 月曜・水曜休み(不定休あり)

【九州ウォーカー編集部/取材・文=諫山 力、撮影=戸高慶一郎】

諫山 力

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