山田裕貴、最新映画の役作りで「一つだけ残念なことがあって…」ビジュアルや衣装にこだわった『爆弾』で刑事役

東京ウォーカー(全国版)

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人と距離を詰めるのが苦手「『おれはお前のことわかってるよ』って簡単に言う人ほど信用できない」

――類家がタゴサクの心理に迫る描写の中で、タゴサクから「デリカシーないですね」と言われる場面もありました。山田さんご自身は人と距離を詰める際に何か気を付けていることはありますか?

【山田裕貴】基本的に自分から積極的に人と距離を詰めにいくことはないというか、苦手です。もちろん現場の雰囲気をよくするためにみんなと会話をすることはありますけど、誰かとすごく仲良くなっても撮影が終わったら会わなくなったりもするので、それならば“演じること”に集中したいなって。撮影期間中は人間関係のことまで考えている余裕がないのも正直あります。

だから「山ちゃんに心を開いてもらえなかった…」とクランクアップ後に誰かに思われているかもしれない。今回の現場でもしそう感じた人がいるなら、それは類家のせいです(笑)。

撮影=三橋優美子


――ちなみに類家さんがもしも本当に目の前にいたら、山田さんは声をかけますか?

【山田裕貴】類家の頭脳には及びませんが、めっちゃ話は合うと思います。「僕も1回ぶっ壊れたほうがいいと思ったことあるよ」と話しかけちゃうかも(笑)。

――気が合ったら飲みに行くほど仲良くなるかもしれませんね。

【山田裕貴】類家と飲みに行きたいとはあまり思わないです(笑)。

――え!そうなんですか!?(笑)。

【山田裕貴】類家もたぶん同じなんじゃないかな。実は「飲みに行く関係だからおれら仲良し!」みたいなノリが自分は苦手で…(苦笑)。「おれはお前のことわかってるよ」って簡単に言えちゃう人ほど信用できないんです。僕が大事にしているのは人との距離感なので、そう考えると、もしも類家が目の前にいてもグイグイいかないほうがいいのかもしれない(笑)。

でも、たとえば恋愛だったりお仕事だったり、この人とは一生仲良くしていたいと思った相手には、自分から動くし、時間をかけてゆっくりと向き合ったりもします。

――2025年は主演作が続き、超多忙な山田さんですが、最近お芝居との向き合い方に変化を感じた部分はありますか?

【山田裕貴】そういった変化を感じられないほど忙しいというのが本音です。作品が続くと準備にかける時間が少なく感じられて、それでも観た方が評価してくださるならば、それはすごくありがたいことなのですが、正直言うと、もう少し準備に時間をかけたいなと。

でも、連続してお仕事をいただけるのはうれしいので、とりあえず戦場に放り出されて、斬って斬られてみたいな戦い方をしばらくはしていくのだと思います(笑)。

撮影=三橋優美子



取材・文=奥村百恵

(C) 呉勝浩/講談社 (C) 2025映画『爆弾』製作委員会

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