日本開催ラグビーW杯、連獅子モチーフの愛らしいマスコット発表
東京ウォーカー(全国版)
2019年に開催される「ラグビーワールドカップ2019日本大会」の公式マスコットが1月26日、明治記念館(東京都港区)でお披露目された。
公式マスコットは2体おり、ペアで「レンジー」と呼ばれる。モチーフは歌舞伎の連獅子だ。白い髪の方がレン、赤い髪の方がジー。連獅子にならい、白いレンが親、赤いジーが子という設定になっている。よく見るとレンは大人っぽい顔をしており、ジーはあどけなさを感じさせるかわいらしい顔つき。顔がラグビーボールの形をしているのも特徴だ。
ラグビーワールドカップ2019組織委員会 事務総長の嶋津昭氏は「ワールドラグビーの方からも、日本らしいマスコットをつくってほしいと強い要請があり、約2年間コンセプトを育て上げてきました」と、レンジー誕生の経緯を説明。
さらに、レンジーのモチーフとなっている連獅子は「ラグビーの5つのコア・バリュー(品位、情熱、結束、規律、尊重)との親和性が高いと感じた」と印象を語った。
ラグビーワールドカップ2019 エグゼクティブディレクターのロブ・アバーネシー氏は「ラグビーワールドカップ2019のマスコットは、今後日本全国を訪問させていただき、さまざまな情報を発信していきますが、私たちはこのマスコットが好評を博してくれるものと信じています」と自信をのぞかせた。
発表会でレンジーは、ラグビーボールを使いパスやトライを行った他、拍手、ハイタッチなどを次々と披露。歌舞伎の「毛振り」を真似た動作も可能で、報道陣を前に髪を大きく振り、迫力あるパフォーマンスを見せてくれた。
ちなみに公式プロフィールによると、嬉しいことがあると髪をぐるぐると回したり、“レンジーダンス”を踊ったりするとのこと。今後さまざまな場で愛嬌をたっぷり振りまき、アジア初の開催となる本大会を盛り上げてくれるに違いない。
水梨かおる
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