倉持由香のグラドル+ Vol.6 菜乃花「少年の夢になろうと思ったの」
東京ウォーカー(全国版)
床の冷たさ、知ってますか?

――前回ゲストの鈴木咲さんから「グラビア撮影はわりと過酷」という話を聞いたんですが、菜乃花さんがこれまですごく大変な撮影だったというエピソードはありますか。
菜乃花:最新の写真集を台湾で撮影したんですけど、撮影の時期にちょうど寒波が来てしまって。でも、台湾ってふだんは暖かい国だから、暖房器具が一切ないうえに、建物も通気性がよくてすきま風がどこからでも入ってくるんです。
だから、どこに行っても真冬の外で撮ってるみたいで。寒くて今までの中で一番大変だったんですけど、写真集の撮影だからどうしても多めに写真を撮っておく必要があったので、とにかくがんばるしかなくて。
倉持:しかも水着だしね。
――寒いときの撮影は「寒くて顔に出てしまう」とか、撮影自体に影響が出てきてしまうことってないんですか。
倉持:私は寒がりなので、唇の色が青くなって死にそうになっています(笑)。

菜乃花:でも、グラビアをふだん撮りなれてるカメラマンさんだと、暖房器具を用意してくれたりするんですよ。例えば「ここの床で撮りたい」っていうときに、あらかじめその場所を温めておいてくれたりして。
ここで「え?」ってなる人もいると思うので言いますけど、床に裸で寝そべるのって寒いんですよ?
一同:(笑)
菜乃花:壁に寄りかかったりするのって、冬の時期は本当に冷たいんですよ。
グラビアメインで活動されているカメラマンさんは先に壁を電気毛布で温めておいてくれたりするんですけど、そうじゃないカメラマンさんだと「いつも水着だから寒くないよね?」みたいなノリで接してくるんです。
でも、寒いものは寒いんです!(笑)。私たちは寒いのを耐えていい写真を撮ろうと思って頑張っているだけなんです。だから「寒くないでしょ」っていう体でこられると、ちょっと悲しい……。
倉持:私たちをサイボーグかなにかと勘違いしてるスタッフさんもたまにいるよね(笑)。ほかに何か危なかったとかつらかったことはないの?

菜乃花:私、あまりつらいと思ったことがないの。
倉持:おお、強い(笑)。
菜乃花:さっきの「寒い」って話はどうしようもないことだったし、ふだんの撮影でも思ったことは伝えるタイプだから。「そのポーズは人体の構造的に無理です」って(笑)。
倉持:たしかに、なのかっぷは現場でちゃんと言える子だよね。
菜乃花:美しい写真を撮るために「この角度、このポーズでキープ!」って、腕とかおなかとかプルプルするし大変なんですけど、カメラマンさんはいい写真を撮ろうとしてくれているので、そう思うとつらいとは思わないんです。無理なことを言われたら、代わりに「こうしたらどうですか」みたいに逆提案するし。
危なかったり怖かったりするオーダーは最初から断ってしまうので、結果的につらい思い出として記憶に残る仕事が本当になかったんです。今まで「つらかったお仕事エピソード」って聞かれても答えられなかったけど、今回の写真集のおかげで初めて話せるネタができた(笑)。
倉持:ポジティブ!(笑)
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