<福岡うどん愛>無添加ダシ&ツルツル細麺が魅力!特製メニューも光る「めい泉」

九州ウォーカー

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2016年4月にオープンした「めい泉」(福岡市西区)。こだわりは、無添加のダシと2段階熟成によりモチモチ感を表現した自家製麺。スタンダードな「肉ごぼううどん」やオリジナルの「カルボナーラ風うどん」など、多彩なメニュー展開も魅力だ。

前日から仕込む奥深いダシの味わい


一番人気の「肉ごぼううどん」(690円)(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


店主の岩村さん(C)KADOKAWA/Photo by 山辺学


うどん店の開店サポートから技術支援を行う「大和製麺所」が運営する「大和うどん学校」(香川県)で、うどん作りを学んだ店主の岩村さんが、2016年に開店した。福岡市内の有名うどん店での修行も経験し、理想とする麺とダシを習得した。うどんの命となる無添加の素材だけを使ったダシ作り、“大和製麺所仕込み”に九州らしさをプラスしている。昆布や煮干し、ウルメなど数種類の素材からダシを取り、唐津産醤油の濃口と薄口、さらに砂糖なども2種類ブレンドするといったこだわりようだ。「ダシは前日から仕込むことで、よりうまみが凝縮されています」と岩村さんは言う。

2段階熟成のツルツルな細麺


一番人気は「肉ごぼううどん」(690円)。注文を受けてから揚げるサクサクのごぼう天が大量に乗ったボリューム満点な一品だ。そのほか、冷たいぶっかけうどんなどもあるのだが、同店独特の細麺をより楽しみたいなら釜揚げうどんがベストだという。「高温で2度熟成することで透明でツルツルな麺に仕上げています。釜揚げ用のうどんは、茹でた後、冷水で締めたりせずに麺の一番いい状態で提供するので、麺を楽しみたい方は釜揚げうどんがおすすめです」。

リピーターも多いオリジナルメニューも必見


リピーターも多い「カルボナーラ風うどん」(520円)(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


王道もいいが、オリジナリティ溢れる「カルボナーラ風うどん」(520円)も、ここでは人気。吟味した数種類のチーズの上にうどんを乗せ、ブラックペッパーをふりかけたシンプルなルックスが特徴。仕上げに特性の醤油ダレをかけてしっかり混ぜていただく。「やみつきになる方が多いですね。うちのスタッフもまかないに必ず食べる人がいるほどです」。チーズとダシが細麺によく絡まり、“和風カルボナーラ”を堪能できる一杯に仕上げている。

【写真を見る】エビとモチの天ぷらがアクセントの「海老と餅のぶっかけ」(730円)(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


「とり天とじ丼」(650円)。ミニサイズも可能(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


テーブルとカウンター合わせて全29席の店内(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


麺の大盛り(1.5玉)は無料というのもうれしいポイント。スーパーやアパレルショップなどが集まった「ハローパーク周船寺」内にあるので、おでかけがてらふらりと立ち寄るのもおすすめだ。

取材・文=森川和典、撮影=本田純一

森川和典

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