<福岡うどん愛>国産総天然ダシにこだわった、コスパ抜群の一杯を食す「三井うどん店」

2018年8月29日 17:00更新

九州ウォーカー

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小郡市井上にある「三井うどん店」は、店主の竹島さんが定年退職を機に2017年3月に開店したうどん店だ。透き通った見た目以上に深みを感じる総天然ダシは、「安心・安全に食べてほしい」という店主のこだわりが詰まった力作。全メニュー500円以下と、コスパも申し分ない、同店の魅力に迫った。

総天然の無化調スープ


「ごぼう天うどん」(430円)に肉のトッピング(130円)をプラスした「肉ごぼう天うどん」(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


大分自動車道筑後小郡ICから車で3分、国道500号線沿いに佇む「三井うどん店」。徳島のご当地グルメ「鳴ちゅるうどん」のおいしさに感動し、店主の竹島さんがうどん業界へのチャレンジを決意。定年退職後は、大阪や四国のうどん店をめぐり、地元の福岡では理想とするスープ作りに半年を費やしたという。その後、現在使用している「篠原製麺所」(福岡県朝倉市)と出会い、理想とするうどんに仕上げていった。

2017年3月に念願のうどん店をオープンした店主の竹島さん(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


一番のこだわりは、竹島さんが「当店のうどんの命」と断言するスープだ。北海道産のコンブをはじめ、高松の業者から仕入れているというカツオ、ウルメ、サバといった、すべて天然物だけを使うのが基本。そこに、福岡の醤油とみりんを加えることで、ダシの深みプラス、福岡らしい甘みを含んだ味わいを表現しているという。

コスパ抜群!ワンコイン以上の価値あるこだわりは必見


メニューはうどんが9品、ご飯ものが4品、その他期間限定メニューも定期的に登場する。「おいしい物を安く、安心して食べていただきたい」という思いからすべて500円以下なのもうれしい限り。一つトッピングをしても最大580円というから驚きだ。

エビのダシと風味がスープに溶け出した「小えび天うどん」(450円)(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


ふわふわ食感の卵の優しさが魅力の「玉子とじうどん」(430円)(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


おすすめは「玉子とじうどん」(430円)や「小えび天うどん」(450円)といった素朴な一品だが、常連さんにもファンが多いという。「玉子とじうどん」は、一度小鍋で溶き卵をうどんスープと一緒に火を通してからうどんに乗せることで、スープが浸透したふわふわ食感の卵に昇華する。また「小えび天うどん」は、「ダシと風味のために小エビを入れているだけ」と竹島さんが言う通り、エビの旨味がスープに溶け出したより複雑な味わいに。

うどんのお供「おにぎり」も用意


サイドメニュー(各1個80円)は、「いなり寿司」「かしわおにぎり」「白おにぎり」「焼おにぎり」がそろう。福岡県筑前町の米を使い、うどんと合うよう優しい味付けを意識しているそう。作り方は企業秘密だが、独特の香ばしさがクセになる「焼おにぎり」は必食だ。

「いなり寿司」「かしわおにぎり」「白にぎり」は各一個80円(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


作り方は企業秘密。クセになる味わいの「焼おにぎり」(一個80円)(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


小麦粉アレルギーの人は、麺を使わない「肉吸い(おにぎり付き)」も作れるので、気軽に相談してみよう。シンプルながら細部に感じる“食べる人思い”のこだわりをぜひ。

カウンター6席と座敷8席を完備した店内(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


大分自動車道筑後小郡ICから車で3分、国道500号線沿いに佇む「三井うどん店」(C)KADOKAWA/Photo by 本田純一


[三井うどん店]福岡県小郡市井上1027-5 / 090-2730-0176 / 11:00〜15:00(売り切れ次第終了) / 不定休

取材・文=森川和典、撮影=本田純一

森川和典

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