「ジョイナステラス二俣川」が全面オープン! 2019年下期には相互直通運転も

横浜ウォーカー

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再開発まっただ中、進化中の二俣川駅。駅直結の施設「ジョイナステラス二俣川」が2018年11月7日についに全面開業した。2018年4月に第一期はオープンしており、今回の第二期は、改札周りの全9店舗がオープンとなった。注目ポイントを紹介しよう。

新設された「ジョイナステラス二俣川」の入り口(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


利き酒師の選んだお酒も!おばんざいブッフェと和食「菜々や」


改札でてすぐ、の好立地。遅い時間まで、温かい和食が食べられる(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


手作りの食事処「菜々や」。新百合ヶ丘などで展開する「TOKYO RICE WINE」を手掛ける会社が、新業態として進出。横浜へは初上陸だという。ここの特徴は、毎朝料理人がダシを取った和食が味わえるところ。

定食のご飯、味噌汁はお替わり自由なのがうれしい!(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


「お造り3種盛り定食」(1,380円)。青森産本マグロなど、その日の仕入れにより魚は変更。魚メニューが豊富なところも、この店の特徴だ。鯛のアラなどでダシを取った味噌汁と、ご飯はセルフで食べ放題。定食は9種類・うどん1種類には、プラス290円で8種のおばんざいビュッフェも食べ放題となる。

280円で食べ放題のおばんざいは常時8種類。湯豆腐など温かい総菜もあった(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


利き酒師が選んだ日本酒は約30種。大吟醸などよりは、純米酒に重きを置いているという。日本酒の認定制度で、昨年より始まった新たな資格「SAKE DIPLOMA」を持つスタッフも在籍している。ツマミや一品料理は種類も豊富なので、マリアージュなど聞いてみるといいかも。ちなみに酒類は、昼に頼むと断然お得に飲めるので、昼飲みがオススメ。「パフェ」(580円)などデザートだけのカフェ利用もOKだ。全世代がすきな時間に楽しめ、ちゃんとした食事が味わえる店を目指すという。

和モダンな店内。年齢層も幅広く利用できそうだ(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


「エキテリア プロント」で、7種の達人の生ビールが味わえる


「菜々や」の向かいには「エキテリア プロント」が。タイプは違うが、いずれも入りやすい店舗だ(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


「プロント」の新業態で、朝・昼・夜と楽しめるスポット。昼はプロント自慢のパスタとコーヒー、バータイムは「プレミアム超達人」がいれるビールと、店舗限定のボリューミーな料理にも注目だ。

スタッフはみな講習を受け、ビールをよりおいしく注ぐための達人を目指す(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


近年増えている「ビール女子」などビールの需要が高まっているところに目を付け、「超達人」のビールを導入。クリーミーな泡や、なめらかな口当たり、飲んだ時の爽快感などが最後のひと口まで楽しめるという。スタッフはみな講習を受け、ほかの居酒屋とは一線を画す。

【写真を見る】ビールを注ぐ前にグラスを洗ったり、ビールを温度管理したりと徹底する(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


柑橘系のさわやかな香りと、心地よい苦味が特徴の「東京クラフト ペールエール」(720円・右)、「ザ・プレミアム・モルツ マスターズドリーム」(750円・左)。ビールは常時7種を用意しているところも、他店のプロントとは違うところ。ほか、ビールにあう料理も用意。

達人の入れる生ビールに合う、ボリューミーな肉料理は店舗限定(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


山ワサビのつんとした風味と醤油を合わせて食べる「切り落としローストビーフ」(1,280円・手前)、「極厚ポークステーキ」(1,580円・奥)。こちらは店舗限定メニューとなる。「極厚ポークステーキ」は、肉汁たっぷり200gの四元豚ステーキ肉を、赤ワインなどのステーキソースにからめた逸品。ローズマリーの香りでビールがすすむ味わいだ。

店内は広く取られたソファ席や、電源のある席も。ノマドワーカー大歓迎!とのこと(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


夜だけではない。朝は7時からオープンしており、パンやコーヒーでモーニングとしても利用できる。

パンやピザなど、モーニングや軽食にも便利なメニューは店頭で。セルフでレジまで持って行こう(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


そのほか生活に役立つ店舗


そのほか、チリやイタリア、スペインなど世界のワインや輸入菓子をそろえる「ポケットマート」、文房具や、かわいい日用品、日本各地から集めたお菓子などを扱うセレクトショップ「ザ・リブレット ステーション」など、プレゼントにも最適なショップが集まる。ほか、「ファミリーマート」や「3COINS」など全9店舗がオープンした。いずれも、改札周りにあると便利な店ばかり。

セレクトショップや、ファッションなど3店舗が入ったフロア(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


歴史は刻まれている


「神奈川県運転免許センター」や「県立がんセンター」など、県内の主要施設が集まっている二俣川。

そもそも二俣川には田舎町のイメージがあり、昔から住む住民にとっては、この再開発は驚きの連続だったろう。昭和30年代、山に囲まれた駅舎だったなど、誰か想像するだろうか。かくいう筆者も3年前まで二俣川の住民だったが、久々に訪れた駅には、かつて利用した地元の姿はもうなかった。

改札をでると開けた待ち合わせスペースが。左に行けば万騎が原方面、右に行けば中沢方面(C)KADOKAWA 撮影=奥西淳二


「余談ですが…」と相鉄担当者が教えてくれた話がある。改札を出たところにある、踊り場のような待ち合わせスペース。ここのフロアには円が2つ描かれているが、その円に二俣川駅の開業から今までの年表が書かれているという。

「1970年 グリーングリーン開業」など住民には懐かしい施設の名前も…!(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


駅舎が新しくなり便利になっても、ここまで進化してきた歴史はなくなったわけではない。そして、新しい駅舎にきちんと刻まれていた。古きものをリスペクトする。そんな相鉄のジモト愛を感じた裏話。訪れる際は、この部分、ぜひ足を止めてみてほしい。ちなみに2本の円の幅は、相鉄の線路の幅なのだそう。

案内スペースができるなど、駅構内も変化。12月に工事が終了予定(C)KADOKAWA 撮影= 奥西淳二


相鉄線は、2019年下期にJR線、2022年下期には東急線の相互直通運転も開始予定。横浜駅を通らずに都内へ行けることになる。二俣川駅を利用する約80,000人の生活も、今大きく変わろうとしている。だが、地元を愛する気持ちは変わらず、さらなる進化を続けるだろう。今後も二俣川エリアに要注目だ。

構成・取材・文/濱口真由美、撮影/奥西淳二

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