次世代イケメンが大集合!ボイメン伝説の舞台を研究生が再演!
東海ウォーカー
ヤンキーがクラシックバレエに挑戦する青春コメディミュージカル『ホワイト☆タイツ』が愛知県名古屋市のBM THEATERにて11月17日より開幕。この作品は、2011年8月に初上演され、水野勝、田中俊介、小林豊、本田剛文、吉原雅斗などBOYS AND MEN(以下ボイメン)メンバーが出演。ヤンキーに学ラン姿といった、いわばボイメンスタイルの基礎を作ったと言われる作品でもある。
その作品をBOYS AND MEN研究生(以下BMK)とエリア研究生が再演しているというので、早速レポート!
初々しいヤンキー姿に胸キュン
この作品のキーとなってくるのが、ヤンキー5人衆。県内最強と謳われている小金井紫郎役を研究生関西の上田怜苑、クールで頭が切れる安藤芳樹役を同じく関西の内海太一、熱くてすぐに突っ走る石黒哲也役をBMKの松岡拳紀介、女性に弱い軽い系ヤンキー相馬祐輔役を研究生名古屋の古川流唯、ちょっと天然な野光悟史役を研究生関西の髙橋真佳把が演じている。全員10代という事でヤンキーを知らない世代ながらも、髪をリーゼントにしたりガニ股で歩いたりと昔の不良スタイルを頑張って熱演。そこがまた初々しく、ちょっと悪ぶったヤンチャ系男子に見えて、観客のハートをわしづかみにしていた。
超カワイイ!最強のヒロイン誕生
この作品の舞台は男子校の栄第七男子高校。しかし、バレエ部に在籍する榊原かおるは、男性ながら女性の姿で生活している。この役を研究生名古屋の石田侑也が演じているが、超カワイイ!このミュージカルを演出しているフォーチュンエンターテイメント社長の谷口誠治氏も「今まで演じた中で一番カワイイ」とメロメロ(笑)になるほど。松岡拳紀介に自分の悩みや葛藤を告白するシーンでは、あまりの役の入り込み方に涙する観客もいた。
BMKメンバーは安定の役作り
ほぼ演技が初心者であるエリア研究生たちが演じる舞台を、しっかりと支えているのがBMKメンバーだ。ひ弱だけどバレエに対する愛は誰にも負けない赤石晃司役を中原聡太、同じくバレエ部で赤石晃司を支える三宮大和役を三隅一輝、極悪連合の加納光夫役を北川せつら、熱血教師の高山喜八役を佐藤匠、イヤミな教師の稲田一志役を米谷恭輔が演じていたが、笑いを取ったり泣かせるシーンでは相手役をキチンと立てるなど、ポイントポイントでしっかりとした動きを見せてくれて、この作品の良さを際立たせる演技を見せてくれた。
今回の舞台は11月30日(金)、12月1日(土)、2日(日)で後5回開催される。ぜひ、次なる推しメンを探すべく、新たな『ホワイト☆タイツ」の世界を体感してほしい。
嶋村光世
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