2019年のJリーグは九州がアツい!九州・沖縄全8チームの見どころと注目ポイントまとめ

2019年2月20日 15:45更新

九州ウォーカー 田崎紀之

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今週末はいよいよJリーグ開幕。九州・沖縄からは、J2以上のカテゴリに史上最多の6チームが参加。これまで以上に九州のサッカー熱が高まること間違いなし!ということで、J1からJ3までに在籍する九州・沖縄の全8チームへの取材をもとに、今季の見どころや注目選手、ホームスタジアムの予定イベントなどをまとめてみた。

サガン鳥栖 (J1)

サガン鳥栖のDF高橋祐治選手
(C)SAGAN DREAMS CO.,LTD.

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昨季は最終節までもつれたJ1残留争いに巻き込まれ、冷や汗をかいたサポーターも多かったはず。失点数34は優勝した川崎フロンターレに次いでリーグ2位だったが、得点数29はリーグ最下位。夏に電撃加入した元スペイン代表FWフェルナンド・トーレスや、元日本代表FW金崎夢生といった強力な攻撃陣の力を最後まで活かせなかった。今季はスペインから招聘したカレーラス新監督のもと、リーグ屈指の強力前線を活かすための戦術力をどこまで強化できるかが見どころ。後方でボールを奪った後は、できるだけ手数をかけずに前線やサイドに展開し、フェルナンド・トーレスの高さや決定力を活かせるような迫力ある攻撃を仕掛けていきたい。今季は連敗を無くして、安定した成績を残せるようになれば上位進出も十分狙える。

今季注目の選手はDF高橋祐治。昨季からサガン鳥栖に加入。187cmという恵まれた体格を武器に、守備陣の要としてチームを引っ張る存在への成長が期待される。今季開幕前に元AKB48で女優・タレントの高城亜樹さんと入籍したことでも話題になった。

ホームの『駅前不動産スタジアム』では、開幕戦で「サガン鳥栖 勝利の女神」の倖田來未さんが来場予定。3年連続の国歌独唱が決定している。

開幕初戦は2019年2月23日の名古屋グランパス戦。ホームの『駅前不動産スタジアム』で14時キックオフ予定。

大分トリニータ (J1)

大分トリニータのFW三平和司選手(C)OITA F.C.

稀に見るハイレベルな昇格争いを制して、6年ぶりにJ1復帰が決定。4年目の片野坂監督体制では、一体感を持ってボールをつなぐ攻撃的なサッカーで、アグレッシブなチーム作りを目指す。目標はJ1残留。昨季の勢いをそのままにJ1の舞台でも暴れまわりたい。

今季注目の選手はFW三平和司。昨季は2桁得点を決めJ1昇格に大きく貢献した。持ち前の明るい性格でチームの雰囲気を明るくすることでも知られ、チーム内だけでなくサポーターからもとても愛されている。

ホームスタジアムの『大分銀行ドーム』の西口広場では、昨年から「ニータンパーク」を実施している。飲食やアトラクション、試合毎のイベントなど昨年以上にバージョンアップを予定している。試合前はぜひ立ち寄りたいスポットだ。

開幕初戦は2019年2月23日の鹿島アントラーズ戦。アウェイの『県立カシマサッカースタジアム』で15時キックオフ予定。

アビスパ福岡 (J2)

アビスパ福岡のファビオ・ペッキア監督(C)AVISPA FUKUOKA

昨季は国内外を問わず積極的な補強を行ったものの、相次ぐ怪我人にも悩まされ最終的には7位でフィニッシュ。昇格プレーオフへの進出が叶わず肩を落としたファンも多かったが、今年こそは何が何でも「J2優勝、J1復帰」という目標を達成したい。選手だけでなく、スタッフ、関係者、サポーター全員の団結力が鍵となる。

今季の注目はイタリアから招聘したファビオ・ペッキア新監督。「高いボールポゼッションとゾーンコントロール」をキーワードに、攻撃的かつ組織的な試合運びを目指す。開幕前のトレーニングマッチ(vsサガン鳥栖)では、チームとして連動したシーンが多く見られ、前半はサガン鳥栖を相手に完全にゲームを支配。昨季と比べて明らかに選手のポジショニングの良さに違いが出ていた。戦略家らしいペッキア監督の手腕が光る試合だった。

ホームの『レベルファイブスタジアム』と『博多の森陸上競技場』では、今年も九州・福岡の食が楽しめるスタジアムグルメや、選手が参加するイベントなど、キックオフ前にもファンが楽しめる仕掛けが多数用意されている。

開幕初戦は2019年2月24日のFC琉球戦。アウェイの『タピック県総ひやごんスタジアム』で16時キックオフ予定。

V・ファーレン長崎 (J2)

V・ファーレン長崎のFW玉田圭司選手(C)VVN

クラブ創設後初のJ1挑戦となった昨季だったが、第23節以降は最下位から抜け出せないままシーズンが終わってしまった。再びJ2に舞台を移す今季は「優勝して1年でのJ1復帰」を目指す。昨年のロシアW杯で日本代表コーチを務めた手倉森誠新監督のもと、全員サッカーの新しいV・ファーレン長崎を作り上げていく。

今季注目の選手は名古屋グランパスから移籍してきた元日本代表FW玉田圭司。経験豊富な38歳のベテランは、キャンプでも率先して声を張り上げ、新加入でありながらリーダーシップを発揮している。最前線で軽快にゴールを狙う姿勢は、2006年のドイツW杯でブラジルから先制点を奪った頃と比べても遜色がない。間違いなくチーム全体をレベルアップさせている選手の一人だ。

ホームスタジアムの『トランスコスモススタジアム長崎』では、長崎らしさを取り込みながら、毎回来場者に楽しんでもらえるイベントを企画している。開幕初戦は、親会社でありメインスポンサーが冠となる「ジャパネットDAY」。新しくジャパネットのCMキャラクターとなった長崎出身のさだまさしさんの来場が決定し、キックインセレモニー対決やハーフタイムのトークショーなど、楽しみな企画が用意されている。

開幕初戦は2019年2月24日の横浜FC戦。ホームの『トランスコスモススタジアム長崎』で14時キックオフ予定。

鹿児島ユナイテッドFC (J2)

鹿児島ユナイテッドFCのMF野嶽寛也選手(C)KAGOSHIMA UNITED FC

地元2クラブが統合して14年に誕生した鹿児島ユナイテッドFCは、設立5年目で悲願のJ2入りが決定。新監督には昨季までFC琉球を率いた金鍾成監督が就任し、昨季の選手を基盤に即戦力を補強。J2定着を目標にどこまでチーム力を底上げできるかがポイント。

今季注目の選手はアカデミーから昇格したMF野嶽寛也。攻撃的なポジションで、チャンスメイクの役割を果たしながらもゴールを奪えるプレーが魅力。クラブ初のU-18からの昇格選手でもある。

ホームスタジアムの『白波スタジアム』では、スタジアムグルメが大リニューアル。黒豚、鶏飯、しんこ団子など、鹿児島の「食」がお手頃の価格で味わえるほか、「さつま島美人」のふるまい酒も毎試合実施される。

開幕初戦は2019年2月24日の徳島ヴォルティス戦。ホームの『白波スタジアム』で13時キックオフ予定。

FC琉球 (J2)

FC琉球のMF上里一将選手(C)FC RYUKYU

昨季はJ3史上最速で優勝を決め、念願のJ2入りが決定。今季からは横浜F・マリノスなどで監督経験を持つ樋口靖洋新監督が指揮をとる。昨季の攻撃スタイルをさらに進化させてJ1昇格プレーオフ圏内を目指したい。

今季注目の選手はロアッソ熊本から移籍してきたMF上里一将。コンサドーレ札幌でキャプテンの経験もある宮古島初のJリーガーは、プロ16年目のシーズンを地元沖縄で迎える。得意の左足から繰り出すキレのあるパスで、中盤の底からゲーム作りを展開する。

ホームの『タピック県総ひやごんスタジアム』では、ストリートサッカーブースが登場。ストリートサッカー日本大会優勝経験を持ち、世界大会でも活躍するNAOさんが魅せる技の応酬は必見。他にも、元日本代表の北澤豪さんのサッカースクールや、ハーフタイムに出演する琉球ボンバーズのパフォーマンスがスタジアムを盛り上げる。

開幕初戦は2019年2月24日のアビスパ福岡戦。ホームの『タピック県総ひやごんスタジアム』で16時キックオフ予定。

ロアッソ熊本 (J3)

ロアッソ熊本のMF坂本広大選手(C)AC KUMAMOTO

昨季は序盤こそ勝ちを積み上げることができたものの、GW以降はその勢いを保つことができず、最終的にはJ3への降格が決定。残念な結果となったが、クラブスローガン「我心勝鍛」を胸に、1年でのJ2復帰を目指す。

今季注目の選手はMF坂本広大。アカデミー出身で中京大学卒業後、昨季からロアッソ熊本に加入。キレのあるドリブルや相手を一瞬で置き去りにするスピードが魅力。昨季はルーキーながらスタメンを勝ち取ったものの、ケガに泣かされ悔しい1年となった。その分、今季にかける思いは強いはず。

ホームスタジアムの『えがお健康スタジアム』では、今季も熊本名物のいきなり団子・あか牛・馬肉料理など、熊本のおいしいグルメが大集合する。試合前のピッチイベントではロアッソ熊本マッスルアンバサダー「スガッシュ」によるマッスルタイムが開催される予定。

開幕初戦は2019年3月10日のAC長野パルセイロ戦。ホームの『えがお健康スタジアム』で13時キックオフ予定。

ギラヴァンツ北九州 (J3)

ギラヴァンツ北九州のMF内藤洋平選手(C)GIRAVANZ

ここ数年の低迷から脱却が期待された昨季だったが、思うような結果が残せず屈辱の結果に。今季から就任した“昇格請負人”小林伸二新監督が標榜する「攻守の切り替えが速くコレクティブなサッカー」で、シーズン20勝、J2昇格を狙う。選手個々の力は決して低くないので、チーム一丸となって組織力を高めいくことが何よりも大きな課題。殻を破れば自ずと結果はついてくるはず。

今季注目の選手はMF内藤洋平。足元の高い技術と運動量だけでなく、プレースキッカーを任されるほどキックの精度が高いのも魅力。攻守両面においてチームの要で、ピッチで味方を鼓舞するのもうまい。在籍7年目を迎え、チームの柱としても期待がかかる。

ホームスタジアムの『ミクニワールドスタジアム北九州』では、今夏も「ギラフェス」を開催予定。ユニフォームプレゼントや打ち上げ花火だけでなく、北九州の街が一体となって盛り上がる様子はまさに「お祭り」。昨年参加したファンからの評判も上々だ。

開幕初戦は2019年3月10日のFC東京U-23戦。ホームの『ミクニワールドスタジアム北九州』で14時キックオフ予定。

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