東京タワーの楽しみ方から人気のお土産まで!最新の魅力を総ざらい
東京ウォーカー(全国版)
東京タワーってどんなところ?
温かみのあるインターナショナルオレンジと白の2色で彩られた、高さ333メートルを誇る東京のランドマーク、東京タワー。1958年(昭和33年)に、総合電波塔として港区芝公園に開業した東京タワーは、2018年12月に開業60周年の節目を迎えた。現在も東京のシンボルとして存在感を持ち、国内外の観光客から高い人気を集めている。

東京タワーには150メートルのメインデッキと250メートルのトップデッキ、2つの展望台があり、東京の街並みを一望できる。さらにその下には、「フットタウン」と呼ばれる商業ビルがあり、多彩な施設が集結。フードコートやカフェ、オフィシャルショップなどが軒を連ねている。
カフェに神社も!眺望以外の楽しみも満載の「メインデッキ」

東京タワーでは、気軽に東京の絶景を堪能できるメインデッキと、プレミアムな体験ができるトップデッキツアー、2つの楽しみ方が存在する。まずは、2019年9月にリニューアルオープンし、より魅力を増したメインデッキを紹介。2階建て構造のメインデッキは、窓枠サッシと窓ガラスが全面交換され、さらに迫力ある眺望を楽しめるように進化。窓ガラスがワイドになり、足元にあった鉄柵も取り外された。
高所が苦手でなければ、メインデッキ1階に4カ所設けられているガラスの床「スカイウォークウィンドウ」も、ぜひ体験してみてほしい。眼下に広がる絶景と共にスリルを味わうことができる。メインデッキはこのほかに、展望カフェ「カフェ ラ・トゥール」やオフィシャルグッズを扱うショップ「THE SKY」、東京23区内で一番高いところにあり、恋愛成就・合格祈願にご利益がある神社「タワー大神宮」などがある。
メインデッキの営業時間は、9時~23時(最終入場22時30分)。入場料は、大人(高校生以上)1200円、子供(小中学生)700円、幼児(4歳以上)500円となっている(すべて税込み)。
プレミアムな体験ができる「トップデッキツアー」

高さ250メートルのトップデッキは、「トップデッキツアー」の参加者のみが足を踏み入れることができる特別な展望台。幾何学模様のミラーとLED照明で演出された、輝きに満ちた空間が広がる。「トップデッキツアー」は、特別展望台がトップデッキとしてリニューアルオープンした2018年3月にスタート。アテンダントが案内するツアー形式のアトラクションで、時間指定制で実施されている。ツアー参加者には、日本語のほか英語、スペイン語など、13言語対応の音声ガイドが貸し出され、ツアーの案内や景色の解説を聞くことができる。海外からの観光客も安心して参加できるツアーだ。
メインデッキとトップデッキ、双方からの眺望を楽しめるだけでなく、東京タワーの歴史を紹介する「タワーギャラリー」や、ツアー参加者のみに公開されている「シークレットライブラリー」の見学もツアーに組み込まれており、見どころは満載。ほかにもドリンクサービスや、フォトカードのプレゼントなど、特別なおもてなしの数々が用意されている。
「トップデッキツアー」の実施時間は、毎日9時~22時45分(予約可能時間は22時15分まで)。WEBで事前予約をした場合の参加料金は、大人2800円、子供1800円、幼児1200円。当日窓口での購入は、大人3000円、子供2000円、幼児1400円となっている(すべて税込み)。
なお、2020年1月7日(火)~10日(金)、14日(火)~17日(金)はエレベーターのメンテナンスのため、トップデッキツアーは休止になる。新年に日程を選ぶ際は気を付けよう。
東京の夜を彩る2つのライトアップ

ここまでは2つの展望台の魅力を紹介したが、もう1つ忘れてならないのが、"外から眺める"楽しみ方だ。青空に映える昼の姿も素敵だが、ライトアップされた夜の東京タワーは格別に美しい。2019年11月には、令和の新ライトアップ「Infinity Diamond Veil(インフィニティ・ダイヤモンドヴェール)」もスタートした。
東京タワーから外に向かって輝くライトアップ「ダイヤモンドヴェール」を進化させた「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」は、従来に比べて色が鮮明になり、より多様なライティングが可能に。「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」は、金・土曜・祝日の20時~24時を基本とし、クリスマス、バレンタインデーなどの各種イベント時にも点灯。

もちろん、「インフィニティ・ダイヤモンドヴェール」の点灯時以外は、オレンジ色の定番ライトアップ「ランドマークライト」を楽しめる。
いつ来ても楽しさいっぱい!イベントも盛りだくさん

端午の節句、七夕、ハロウィン、クリスマスといった行事や季節に合わせたイベントも盛んに行われている。例えば、毎年クリスマスシーズンを迎えると、東京タワー1階正面玄関前にて、イルミネーションイベントを開催。東京タワーの冬の風物詩として親しまれている。
休日限定のイベントも見逃せない。土・日曜・祝日の11時~16時には、メインデッキへ続く約600段の外階段が開放されており、東京タワーを階段で登るという貴重な体験ができる(雨天時は中止)。その他、毎週日曜と祝日には、ジャグリングやマジックなどの楽しいパフォーマンスも実施されている。
東京タワーの二大人気お土産はコレ!

お土産を購入するならば、メインデッキおよびフットタウン3階にある、東京タワーのオフィシャルショップがおすすめ。店内には、思わず手に取りたくなるオリジナルグッズが豊富にそろっている。

なかでも人気No.1は「東京タワー タルトクッキー」(16個入り・税込1080円)。ホワイトチョコレートの上に、ダークチョコレートで東京タワーが描かれた、ハート型のかわいらしいクッキーだ。

東京タワー型のおしゃれな容器が目をひく「東京タワー ミネラルウォーター」(税込390円)も人気の商品。飲み終わった後は、容器をインテリアとして活用できる。自分用にも、友達へのお土産にも最適だ。
最寄り駅は全部で6駅!アクセスをチェック
電車で行く場合、東京タワーは全部で6つの駅からアクセスできる。大江戸線の赤羽橋駅が徒歩5分と最も近く、次いで三田線の御成門駅が徒歩6分。その他、日比谷線の神谷町駅、三田線の芝公園駅、浅草線の大門駅、JRの浜松町駅も徒歩圏内となっている。
なお、東京駅から向かう際は、東急バスの利用がおすすめだ。東京駅丸の内南口(「等々力操車所」行き)からバス停「東京タワー」まで、所要時間は約20分。バス停「東京タワー」からは徒歩1分で楽々到着できる。
車の場合は、首都高速都心環状線 芝公園出口より約7分。地上駐車場と地下駐車場があり、駐車料金は最初の1時間が600円、以降30分ごとに300円追加となる。
体験型展望ツアー「トップデッキツアー」がスタートし、メインデッキもリニューアル、さらには令和の新ライトアップも始まり、新たな魅力が満載の東京タワー。半世紀以上にわたり愛され続け、さらなる進化を遂げた東京のシンボルへ足を運んでみよう。
取材・文=水梨かおる
<施設情報>
・住所:東京都港区芝公園4-2-8
・アクセス:【電車】都営地下鉄赤羽橋駅から徒歩5分。都営地下鉄御成門駅から徒歩6分。東京メトロ神谷町駅から徒歩7分。JR浜松町駅から徒歩15分
【車】首都高速都心環状線・芝公園出口から約7分
・営業時間:9:00~23:00 (最終入場22:30)、施設によって異なる(詳細は公式サイト参照)
・定休日:なし
・駐車場:200台 最初の60分600円、以降300円/30分
・料金:メインデッキ 大人(高校生以上)1200円、高校生1000円、子供(小中学生)700円、幼児(4歳以上)500円。
トップデッキツアー(当日窓口購入) 大人3000円、高校生2800円、子供2000円、幼児1400円
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