日本最大級の音楽の祭典「横浜音祭り2019」開催レポート

2019年12月4日 09:03更新

横浜ウォーカー

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横浜中で大盛り上がりだった「横浜音祭り2019」を振り返る


横浜市では現代アートの「横浜トリエンナーレ」、ダンスの「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」、そして音楽の「横浜音祭り」と3年周期でテーマを変え、大規模な文化芸術フェスティバルを開催している。

今回で3回目の開催となる「横浜音祭り2019」は、2019年9月15日(日)~11月15日(金)の62日間で300を超えるプログラムを実施。音楽ホールはもちろん、商業施設やストリートなど、横浜市内の各地を舞台として、オールジャンルの多彩な演奏が繰り広げられた。

アンドレア・バッティストーニ×東京フィルハーモニー交響楽団によるオープニング・コンサート©oono ryusuke


横浜の“街”そのものをステージとした横浜音祭り


「横浜音祭り2019」の最大の特徴は、市内のさまざまな場所がステージになるということ。その中でも最も市民に身近だったのが「街に広がる音プロジェクト」。観覧無料のストリートライブがほぼ毎週末、実施され、東京ゲゲゲイ、私立恵比寿中学、アマネトリル、ソプラノ♪7ボーイズ、東儀秀樹といったアーティストのパフォーマンスが披露された。

横浜港大さん橋で行われた「街に広がる音プロジェクト」の1つ。横浜市消防音楽隊によるさわやかな演奏©oono ryusuke


横浜・八景島シーパラダイスを舞台にした「街にひろがる音プロジェクト」©bozzo


国籍や世代、性別や障害の有無を超えて音楽を楽しむ


「すべての人に届くところまで音楽を届けたい」という想いのもと開催された「横浜音祭り2019」。これは国籍や世代、性別や障害の有無など関係なく、純粋に誰でも音楽を楽しめることを目標にしたということ。そして、そんな想いを明確に具現化したのが「だれでもピアノ」。もともとは手足の不自由な人もピアノ演奏が楽しめるようにと誕生した「だれでもピアノ」を、多くの人が実際に演奏して楽しんだ。

片手の1本指だけでメロディを奏でると、自動で伴奏とペダルが付いてくる演奏システム「だれでもピアノ」©平舘平


「横浜音祭り2019」だけの特別公演も大好評


また、日々、世界中で公演・演奏活動を行っているアーティスト、演奏家たちによる、「横浜音祭り」のためだけの特別公演も大好評。異色のコラボが同一ステージで実現したり、初の試みに挑戦する演奏家もいたりと、ここでしか楽しめない貴重な公演がいくつも登場して、観客を喜ばせた。

太鼓の第一人者、林 英哲によるスペシャルコンサート©oono ryusuke


「日英交流年 UK in Japan 2019-2020」参加企画「英国女王陛下の近衛軍楽隊コンサート」©Kota Sugawara


大好評で閉幕した「横浜音祭り」。3年後が待ち遠しい!


62日間にわたる音楽の祭典、「横浜音祭り2019」は、葉加瀬太郎によるクロージングコンサートによって、大団円のうちに閉幕した。葉加瀬による演奏はもちろん素晴らしく、また地元オーケストラや横浜出身のMay J.と競演することで生まれる化学反応はまさに一期一会。

葉加瀬太郎とオーケストラが競演したクロージングコンサート。May J.も出演©Kota Sugawara


横浜中に音楽が鳴り響いた「横浜音祭り2019」は閉幕したばかりだが、3年後にまたこの感動がよりパワーアップして味わえるはず。また、2020年には現代アートの「横浜トリエンナーレ」、2021年には「Dance Dance Dance @ YOKOHAMA」も開催される予定なので、こちらもぜひ、開催の暁を楽しみにしたい。

夏井坂聡子

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