神秘的で不可思議な“あやしい”魅力、東京都千代田区の東京国立近代美術館で「あやしい絵展」が開催

東京ウォーカー(全国版)

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東京都千代田区の東京国立近代美術館で、3月23日(火)から5月16日(日)の期間「あやしい絵展」が開催される。※会期中展示替え有り。前期:3月23日(火)から4月18日(日)、後期:4月20日(火)から5月16日(日)。料金は一般1800円、大学生1200円、高校生700円。

甲斐庄楠音 《横櫛》1916年(大正5年)頃、京都国立近代美術館、通期展示写真は主催者提供


明治期、あらゆる分野において西洋から知識や技術がもたらされるなか、美術の分野も西洋からの刺激を受けて、新たな時代にふさわしいものへと変化をとげていった。

そんな時代に生み出されたさまざまな作品の中には、退廃的、妖艶、グロテスク、エロティックといった、単なる美しいものとは異なる“あやしい”表現があった。これらは、美術界で賛否両論を巻き起こしつつ、激動する社会を生きる人々の欲望や不安を映し出したものとして大衆にも広まった。

【写真】上村松園 《焰》1918年(大正7年)、東京国立博物館、東京展のみ、2週間展示 3月23日(火)~4月4日(日)写真は主催者提供


本展では幕末から昭和初期に制作された絵画、版画、雑誌や書籍の挿図などから“あやしい”魅力を放つ作品を紹介。歌舞伎などの大衆娯楽や西洋からの影響を受けた文芸の存在、商業広告によるイメージの流布、個性・自我の尊重、「新しい女性」の出現、「生命」への関心、社会の底辺層への眼差しなど、作品の生まれた背景にはその時々の社会、文化の様子をうかがい知ることができる。

声優・平川大輔さんの音声ガイドとともに、日本の近代のみならず、現在の私達を取り巻くさまざまな表現、事象、価値観についても考える機会を与えてくれる「あやしい絵展」に出かけよう。

新型コロナウイルス感染拡大予防対策

【屋内・屋外区分】
屋内
【スタッフ対策】
手洗い・うがい・手指消毒/マスク・フェイスシールド着用/定期検温・体調管理の徹底/距離を意識した接客
【施設・会場内の対策】
窓口等に飛沫防止パーティション設置/キャッシュレス対応/定期的な換気/共有部分の定期的な消毒/消毒液設置
【来館者へのお願い】
三密回避/体調不良時・濃厚接触者の来館自粛/咳エチケット/入館時の手指消毒・検温/マスク着用/混雑時の入館制限/会場内での会話や発声の抑制
【その他】
日時指定チケットの導入

※取材時点の情報です。新型コロナウイルス感染拡大予防対策・その他の最新情報は、公式サイト等でご確認ください。

※新型コロナウイルス(COVID-19)感染症拡大防止にご配慮のうえおでかけください。マスク着用、3密(密閉、密集、密接)回避、ソーシャルディスタンスの確保、咳エチケットの遵守を心がけましょう。

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