バーチャル空間で楽しむ!パナソニック初のイベント形式「Mirror Field」を学生参加型コンテストに採用

東京ウォーカー(全国版)

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パナソニックは3月9日、2021年8月23日(月)に開催予定の第1回「SPORTS CHANGE MAKERS」最終プレゼンテーションに向けて、「SPORTS CHANGE MAKERS プレイベント」を開催した。同イベントは、リアルとバーチャルを融合させたような新形式を採用。東京オリンピック・パラリンピック(東京2020)組織委員会スポーツディレクターである小谷実可子氏は、「アバターがかわいい。リモートで遠くにいる方でも一体感が持てる」と、この形式を高く評価していた。(※「SPORTS CHANGE MAKERS」ドキュメンタリームービーは同社特設サイトにて公開中)

リアルとバーチャルを融合させたような新形式を採用した「SPORTS CHANGE MAKERS プレイベント」開催


リモートワークの拡大や、5G技術・XR技術といったデジタル技術の発展により、働き方や過ごし方が大きく変化している昨今。一方で、イベント実施においては、“臨場感を持った体験をどのように提供していくか”が課題となっている。

そのような中で、今年8月に第1回「SPORTS CHANGE MAKERS」最終プレゼンテーションが行われる予定だが、この“イベントの臨場感”や、参加する学生たちの“熱い想い”をいかに届けるかという課題の解決手法として、同社は「Mirror Field」を披露した。

これは、リアルの参加者とオンライン上の参加者が、まるで隣にいるかのように感じられる“仮想空間を用いたイベント形式”。オンライン参加者は、リアル会場にいるように見える自分のアバターで、バーチャル空間を楽しむことができるのだが、実際に今回のプレイベントでも用いられ、紹介された。同社のプロジェクト担当者・福田泰寛氏は、「(コロナ禍、そしてデジタル技術を軸としたコミュニケーションが加速していく日本を見据え)リアルとバーチャルが融合するこの世界観を、イベントのモデルケースとして8月の最終プレゼンテーションでも活用していきたい」とコメントしている。

【写真】プレイベントに参加した東京2020組織委員会スポーツディレクターの小谷実可子氏

プレイベントでは、「SPORTS CHANGE MAKERS」の予選を勝ち抜いた日本代表である、京都工芸繊維大学の横瀬健斗氏や、東京2020組織委員会アドバイザーの澤邊芳明氏、ITジャーナリストの林信行氏らが登壇。「スポーツ×テクノロジーでバリアを超えることができるのか」をテーマにパネルディスカッションを行ったほか、IOC・IPC関係者からのメッセージを紹介した。横瀬氏は、最終プレゼンテーションに向け、「未来の子供たちに向けて、自分の経験を元に、スポーツを楽しめる何かを作れないか、かけがえのない体験が作れないかと思いながら、8月に向けて進めていきたいと思っています」と、熱く意気込みを述べていた。

「SPORTS CHANGE MAKERS」の予選を勝ち抜いた日本代表である、京都工芸繊維大学の横瀬健斗氏


「SPORTS CHANGE MAKERS」は、同社が国際オリンピック委員会と国際パラリンピック委員会の協力を得て、オリンピック・パラリンピック開催予定の4カ国(日本・中国・仏国・米国)の学生を対象に実施しているアイデア募集コンペティション。パナソニックのオリンピック・パラリンピックスポンサーカテゴリーである映像・音響技術を使って、既存のスポーツの価値や魅力を拡張させるアイデアを募集している。

第1回のテーマは“GOING BEYOND BARRIERS”。最終プレゼンテーションで勝ち抜いたチームは、東京2020パラリンピック開会式および、同大会1競技の観戦に招待される他、東京2020大会の次に夏季大会が開催されるオリンピック・パラリンピック関係団体(IOC・IPC・パリ2024組織委員会)に対して、将来大会への採用に向けたプレゼンテーションを行える権利が提供される。

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