“自分時間”のお供の定番に!お酒の飲み方を変えたサントリー「ほろよい」大ヒットの理由とは?
東京ウォーカー(全国版)
新フレーバー開発のカギは「ワクワク感」
人気の白いサワーや冷やしパインなど、ほろよいのフレーバーはお酒としては珍しい味が多い。次々と登場する新フレーバーはどのようにして生み出されているのだろうか。
「『ほろよい』の限定フレーバーの開発においては、多くの人が反応してくれる間口の広さとワクワク感の2つを大切にしています。例えば、誰もが知っているグレープフルーツやレモンなどのフレーバーは間口は広いですが、お酒によくある味であるためワクワク感が不十分だったりします。新商品を開発する時には“お客様にどのような気持ちになってほしいか”を大切に、フレーバーを考案しています」


今年の4月19日に発売された「ほろよい〈クリームソーダサワー〉」や、5月17日(火)に発売予定の「ほろよい〈甘夏〉」も、この間口の広さやワクワク感を重視した商品だ。
「〈クリームソーダサワー〉はメロンサワーにクリームの風味を加えた、クリームソーダを思わせる甘く爽やかな味わいになっています。パッケージは喫茶店のステンドグラスを想起させる背景に、そこで提供されるクリームソーダをイメージし、懐かしさを感じられる世界観を表現しました。また、〈甘夏〉は酸味と甘みのバランスが取れた、みずみずしく甘酸っぱい味わいを実現しました。パッケージではひまわりのイラストが初夏の爽やかさを表現しています」


味わいからパッケージまで細やかな工夫がされているほろよいは、親しみやすさとワクワク感を兼ね備えており人気なのも頷ける。もちろん期間限定商品だけでなく、通年で販売している定番品にも工夫が凝らされているという。
「定番品も年1回ほどの頻度でリニューアルを行っています。その時代に合わせてお酒の楽しさ、ワクワク感をお届けできるように、常にチューニングをしているんです。〈もも〉のパッケージがピンクからブルーになったのは、反響が大きなリニューアルの1つでしたね」
また、今年の新CMでは“ながら飲み”スタイルをメインに演出。「ほろよい飲んで、なにしよう?」をメッセージにほろよいを楽しみつつ、心地のよい自分時間を過ごす女性が描かれている。コロナ禍でなかなか大勢で集まることができない昨今、大人になりお酒デビューを果たした世代に向けて、ほろよいからの新提案だ。



発売されるたびにワクワクがあふれる「ほろよい」。いろんな味を飲み比べして、あなたの推しフレーバーを見つけてみては?
取材=越前与
文=山口夏野
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