「おっとっと」の名付けは“お酒”がきっかけ?森永製菓が語る「おっとっと」誕生秘話と40年の歴史

東京ウォーカー(全国版)

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1982年に誕生した「おっとっと」。販売元の森永製菓にとっては「スナック菓子の支柱になる商品を」という相当な思いを込めて開発された商品で、開発期間は異例の3年だったという。たしかに「おっとっと」発売当時の記憶を振り返ると、その新しい食感とポップなパッケージ、そして当時絶大なブレイクを果たしていたとんねるずをCMキャラクターに起用するなど、斬新な商品の登場だったように思う。

あれから40年、ロングセラーのスナック菓子として今も絶大な支持を受け続けている「おっとっと」。今回はその誕生秘話と長い歴史に隠された秘密について、森永製菓 菓子マーケティング部の山﨑里咲さんに話を聞いた。

今年で発売から40周年を迎える森永製菓の「おっとっと」


スナック菓子業界の革命!「中空構造」を実現

1899年創業の老舗お菓子メーカーである森永製菓。現在は「チョコモナカジャンボ」「inゼリー」といった商品が主力だが、40周年を迎えた「おっとっと」もロングセラー商品の1つになった。

「おっとっと」はスナック菓子でありながら中空構造になっており、カリッとした軽い口当たりを楽しめるのが特徴。また、魚を模した菓子型の細かさも当時のスナック菓子にはなかったもので、この点も菓子業界では革命的な試みでもあった。

「スナック菓子を中空にする技術を研究所が開発し、『この技術を活かして森永製菓の支柱になるようなスナック菓子を作りたい』という思いから企画開発がスタートしました。それまで弊社には『ポテロング』『スピン』といったスナック菓子がありましたが、『これらを超えるものを作りたい』と当時考えていたようです。

また、この頃の菓子市場では『ライト志向が良い』という説があったようで、この時流も意識したようです。当初はカレー味などの候補も検討していたようですが、『自然』『健康』といったイメージを印象付けるためにあっさりめの『シーフード味』の味付けとし、それを踏まえて、全て魚の形を模した形になりました」

発売時、画期的だった「おっとっと」の中空構造


商品名の誕生はまさかの酒場で!?

企画開発をスタートさせてから実際の商品化までは、3年の月日を費やしたという。森永製菓の他の商品はおおむね1〜2年で完成させることが多いそうで、このことからも「おっとっと」に賭けた同社の情熱が高かったことが伺える。

一方、謎なのがこの商品名だ。“シーフード味”で“魚の形をしている”のが特徴で、当初は「小さな水族館」という商品名も候補にあがっていたという。しかし最終的には「おっとっと」となり、40年経った今もその商品名のまま販売が続けられている。では、なぜこの名前に決まったのだろうか。

「たしかに当初は『小さな水族館』という仮の商品名がついていたと聞いています。そんななか、当社の社員が就業後に居酒屋に立ち寄り、お酒を注いだそうです。お酒を注いでいた際、グラスからあふれそうになった時に『おっとっと』と言ってしまったことで、『これを商品名にしたらどうか』という話になったようです。その後、商品名は『小さな水族館』『おっとっと』の2案に絞り込まれ、『おっとっと』のほうが採用されることになったようです」

「小さな水族館」という商品名になるかもしれなかった「おっとっと」。形のバリエーションは増えたが、「シーフード味」は踏襲し続けている


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