「貼付」って何と読む!?「出納」「他人事」「代替」はわかりますか!?実は読み方を間違えている漢字30選

東京ウォーカー(全国版)

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こんにちは。クイズを愛する、2児の親のサラリーマンけんたろ( @kenlife202010 )と申します。クイズ好きが高じて、日本語や雑学に興味を持つようになり、Twitterではクイズを中心に言葉の知識や雑学ネタを発信しています。

こちらでは「言葉にまつわる知識」をテーマに、よくある日本語の間違い、実は知らない身近なモノの名前、漢字、社会人としての言葉、言葉の雑学などをお伝えしていきます。

2回目となる今回は 「実は読み方を間違えている漢字」 です。

たとえば、 「重複」 という漢字。多くの人が「じゅうふく」と読んでいますが、本来は「ちょうふく」が正しい読み方です。NHKでも「ちょうふく」を採用しています。ただ、多くの人が読み間違えているので、今では慣用読みとして間違えとは言いきれないものもあります。同じような漢字で、 「早急」 も「さっきゅう」が正しい読みですが、慣用読みとして「そうきゅう」も使われています。また、 「依存」 も「いそん」が本来の読み方ですが、「いぞん」が市民権を得ていたりします。

今回はそんな実は読み間違えている漢字を集めてみました。

上記の3つは間違いとは言い切れないものになりますが、それ以外は間違えると大人として恥ずかしいものになりますので是非チェックしてみてください。

実は読み方を間違えている漢字


月極 :×げっきょく ○つきぎめ。意味は「1カ月を単位として契約などを決めること」です。元々決めるの意味合いで「極める」が使われていたことに由来します。

重複 :×じゅうふく ○ちょうふく。現在では「じゅうふく」も慣用読み(元来の読み方ではないが広く用いられる読み方)として使われていますが、NHKでは「ちょうふく」を採用しています。

早急 :×そうきゅう ○さっきゅう。こちらも「重複」と同様です。

遵守 :×そんしゅ ○じゅんしゅ。尊敬の「尊(ソン)」の字があるため間違えやすいですが、「遵」には「ソン」の読み方はありません。

凹凸 :×でこぼこ ○おうとつ。「でこぼこ」と読む場合は「凸凹」と順番が逆になります。

所謂 :×しょせん ○いわゆる。中国由来の言葉で、漢文風に読むと「謂(い)うところ」となり、そこから変化して「いわゆる」となりました。しょせんは「所詮」と書きます。

汎用 :×ぼんよう ○はんよう。「ぼんよう」は「凡庸」と書き意味も異なります。エヴァンゲリオン好きな方であれば「汎用人型決戦兵器」というワードでしっくりくるのではないでしょうか。

逝去 :×いきょ ○せいきょ。「逝」は訓読みで「逝く(いく)」なので間違えやすいですが気を付けましょう。

出納 :×しゅつのう ○すいとう。金銭などの出し入れを意味します。「しゅつのう」も慣用読みにはなっています。平安時代の役職名から来ています。

各々 :×かくかく ○おのおの。熟字訓(2字以上の漢字の組み合わせにあてられた読み方)であり、「各」単体では「おの」とは読みません。

会釈 :×かいしゃく ○えしゃく。仏教用語「和会通釈(わえつうしゃく)」の略。 和会通釈とは、経典に書かれている内容をわかりやすく解釈することです。

漸次 :×ざんじ ○ぜんじ。「漸」の字は「漸く(ようやく)」と読み、この熟語は「しだいに。だんだん。」という意味となります。高校生の時に数ⅡBを勉強された方は「漸化式」という言葉がイメージしやすいのではないでしょうか。

美人局 :×びじんきょく ○つつもたせ。男女が共謀して行う恐喝や詐欺行為のことを指します。日本では元々「筒持たせ」という博打のイカサマにまつわる言葉があり、中国では「美人局」という娼婦が妾と偽って少年を欺く犯罪行為がありました。これらが組み合わさりこのような読み方となりました。

依存心 :×いぞんしん ○いそんしん。慣用読みとして「いぞん」が広がり最近ではNHKもこの読み方となっています。ただし本来は、存在・共存など「存在」を表す場合は「ソン」、「異存」「存外」など「考え」を表す場合は「ゾン」と読みます。

他人事 :×たにんごと ○ひとごと。元々は「人事」と書いて「ひとごと」と読んでいましたが、「人事(じんじ)」と区別するために今の漢字が使われるようになりました。

貼付 :×てんぷ ○ちょうふ。「ちょうふ」が本来の読みですが、慣用読みとして「てんぷ」もあります。「はりつけ」とする場合は、「貼り付け」と送り仮名が必要です。

代替 :×だいがえ ○だいたい。「だいがえ」も慣用読みとはなっています。「大体」との区別として使っている方もいるようです。

押印 :×おしいん ○おういん。似た言葉に「捺印(なついん)」がありますが、ほぼ同じ意味です。

礼賛 :×れいさん ○らいさん。元々は仏教用語で呉音の「らい」という読み方になっています。

年俸 :×ねんぼう ○ねんぽう。2つの文字が並ぶときに音の変化が起こり、後ろの文字の語頭がパ行になることがあります。(半濁音化)たとえば「絶品(ぜっぴん)」「湿布(しっぷ)」など。

割愛 :×わりあい ○かつあい。意味も読みも間違えやすいので注意です。

廉価 :×けんか ○れんか。「兼(ケン)」の漢字のイメージに引っ張られないようにしましょう。

役務 :×やくむ ○えきむ。「役」は公用の仕事を指す漢字で、「懲役」「使役」なども同じ読みになります。

適宜 :×てきせん ○てきぎ。「宜」の字が「宣」と似ているので間違われやすいですが、「宜」には「セン」の読みはありません。

嫌悪 :×けんあく ○けんお。「嫌悪感を抱く」と表現すると正しい読みができると思います。「けんあく」は「険悪」です。

原因 :×げいいん ○げんいん。発音する時に似た音が連なると全体として音の変化が起こりやすくなります。たとえば、「全員(ゼンイン)⇒ゼーイン」「雰囲気(フンイキ)⇒フーイキ⇒フインキ」など。

暫時 :×ぜんじ ○ざんじ。「暫」の字は「暫く(しばらく)」と読み、「暫定首位」などのように“一時的”を表す言葉として使われます。

忌引き :×いびき ○きびき。「忌む(いむ)」という訓読みから間違われる方もいるかもしれませんが、鼾(いびき)をかいている場合ではありません。

粗利益 :×そりえき ○あらりえき。売上金額から原価を差し引いた金額のことです。「質が悪い」を表すときやへりくだった意味で「ソ」。「ほぼ」「おおまか」を表すときは「アラ」が使われると考えれば良いと思います。

雰囲気 :×ふいんき ○ふんいき。「原因」のところで説明した通りです。発音で間違って言ってしまっても書き間違わないようにしましょう。

いかがだったでしょうか?これまで間違えて読んでいた漢字はありましたか?黙読している分には意味を知っていれば十分ですが、ビジネスシーンや冠婚葬祭で人前で話す際には注意しましょう。恥ずかしい思いをしないために。

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