櫻井佑樹×髙松アロハがBLドラマでW主演!「10年恋をしている和真と蓮を自分たちなりに解釈し演じました」【インタビュー/前編】

東京ウォーカー(全国版)

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櫻井佑樹(劇団EXILE)と髙松アロハ(超特急)という注目の2人が強く惹かれ合う恋人たちを熱演する「4月の東京は…」。ハルの同名人気BL(ボーイズラブ)漫画が、MBSのドラマシャワー枠×KADOKAWAが手掛けるBLドラマレーベル・トゥンクでドラマ化された。櫻井が演じるのは、広告代理店の人事部社員・滝沢和真(たきざわ・かずま)。髙松は、和真の初恋の相手で、同じ会社にアートディレクターとして勤務する石原蓮(いしはら・れん)を演じる。お互いに初めて体を重ねた相手だが、10年前に起きたある出来事がきっかけで引き裂かれてしまった。そんな2人が、再び心を通わせ合う様を描く。

ドラマ「4月の東京は…」でW主演を務める櫻井佑樹(写真右)と髙松アロハ(同左)撮影=中川容邦


櫻井「初主演作でやってやるぞ!と心に火が点いた」。髙松「うれしさ4割、不安が6割からのスタートでした」


――「4月の東京は…」はBL漫画の実写化ドラマです。出演が決まったとき、BLというジャンルは知っていましたか。

【櫻井佑樹】僕はちょうど映画でBL作品(「アキはハルとごはんを食べたい」2023年6月2日公開)に出て、主人公カップルの親友役を演じたので、知っていました。そのときは男同士の恋を見ている側で、自分が演じることになるとは思っていなかったんです。でも、実際に演じてみると、すごく楽しくてやりがいがあるので、映画でも恋する役を演じたかったなと思いました。

【髙松アロハ】僕も知ってはいましたが、演じた経験はなかったので、この作品でいきなり主演という大役を頂き、「自分にできるのか」という不安が大きかったです。もちろん、うれしい気持ちもあったんですけど、6割が不安、4割が喜びというぐらいでした。演技の経験は足りないし、原作漫画を読んでみると、蓮のキャラクターが自分と真逆で、本当にどうしようかと。不安で眠れないぐらいでした。

【櫻井佑樹】僕は不安というより、純粋にうれしい気持ちとワクワクする感じでしたね。初めての主演作ということもあって「よし、やってやろう」と心に火が点いて、撮影が始まるのが楽しみでした。

撮影=中川容邦


――今回、演じた役はどんなキャラクターですか。役との共通点は?

【櫻井佑樹】和真は真っ直ぐな男ですね。中学時代の親友で、初めての相手である蓮を10年間も一途に思っています。台本を読むと、「これ、俺が言いそうな言葉だな」と思ったセリフとか、行動も普段自分が取りそうなものがけっこうあったので、役作りで深く考えすぎることなく、ナチュラルに演じられました。

(C)「4月の東京は…」製作委員会・MBS


【髙松アロハ】たしかに和真も櫻井くんも真っ直ぐだね。僕と蓮は、本当に心を開いている人には甘えるというところが似ているけれど、似てないところも多い。まず蓮はインドア派だけれど、僕はすごいアウトドア好きなんです。「俺、だいたい家で映画見てるわ」という蓮のセリフがあるんですけど、「俺、だいたい外にいるわ、走ってるわ」みたいな(笑)。でも、そんな蓮を演じて新しい自分を発見できたような気がしました。

【櫻井佑樹】容姿は、僕は和真と同じく身長も高い方だし、漫画の和真と顔の骨格もちょっと似ているのかなと…。現場でもよくスタッフさんから「漫画と似ている」と言われました。ただ、和真はアメリカにいたという設定ですが、僕にはそんな英語力はありません(笑)。

一途に初恋の相手を想う広告代理店社員・滝沢和真を演じる櫻井佑樹撮影=中川容邦


――今回の役を演じるために何かを参考にしましたか。

【櫻井佑樹】僕はドラマシャワーのこれまでの作品を全部見ました。BLって、恋愛関係においてぐいぐい押していく側とそれを受け止める側がパターンとしてありますが、その片方だけのイメージで和真を作りたくない気持ちもあって、正解でも不正解でも自分の中で役を作っていきたいなと思ったので、原作の和真という人物に自分自身をプラスして演じました。

【髙松アロハ】僕も同じで、蓮という役を自分で作り上げたいと思いました。ただ、演技経験が浅く、超特急のメンバーの草川拓弥くんに、具体的にいろいろ相談しました。「このシーンはどういう気持ちで臨んだ方がいいですか」とか…。

(C)「4月の東京は…」製作委員会・MBS


【櫻井佑樹】そういう存在ってありがたいよね。僕にも所属する劇団EXILEで、町田啓太さんという目標とする先輩がいます。草川さんにはどんなアドバイスをもらったの?

【髙松アロハ】僕は泣く演技をするのが初めてで、普段も全く泣くことがないから、すごく戸惑ったんです。拓弥くんにアドバイスを求めたら、「台本のここで泣きますということに、とらわれすぎるな」と言われました。「とにかくしっかり役に入り込んで集中しろ」と教えてもらって、その通りに演じたら、本番では涙を流せました。

10年前の秘密を抱えるアートディレクター・石原蓮を演じる髙松アロハ撮影=中川容邦


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