「自分の食べたい分だけ適量盛れる」など歓迎の声も!ご飯盛り付けロボットに対する初の意識調査

東京ウォーカー(全国版)

X(旧Twitter)で
シェア
Facebookで
シェア

ご飯盛り付けロボットの魅力TOP3は?

年1回以上の外食者に、ご飯盛り付けロボットに関し、いいと感じる点について複数選択で聞いたところ、「自分の食べたい分だけ適量盛れる」36.2%、「温かいご飯を食べられる」30.7%、「炊飯ジャーのように都度、蓋を開閉しない」28.7%といった回答が上位を占めた。うち、ご飯盛り付けロボット経験者に限ると、「しゃもじ不使用」39.0%、「都度、蓋を開閉しない」35.1%と、実際に感じた使い勝手のよさが評価される形となっている。

と同時に、ご飯でがっかりした経験のある層では、「適量盛れる」43.0%、「温かいご飯を食べられる」37.7%、「都度、蓋を開閉しない」37.7%と、こちらも過去のがっかり経験に対する解決策として、ご飯盛り付けロボットに期待を寄せている様子がうかがえる。

ご飯盛り付けロボットの魅力点


どんなシーンでの活用を望む?

「ご飯盛り付けロボットが活用されていたら良いと感じる場面」についての設問に対する回答からは、現在導入が進んでいるセルフサービスの飲食店やビュッフェ・バイキング以外にも、さまざまなシーンでの活用が求められていることが判明した。

特に、「おかわり頻度が多い」「店員(スタッフ)が少ない」「提供時間の速さがウリ」「フードコートなど回転が速い」といったキーワードにあてはまる飲食店は、チェックしたいところだ。

とりわけ、ご飯重視層やご飯がっかり経験ありの層は「ご飯に対して失敗したくない」という思いが強いことから、こうした層のニーズを満たしたいなら、安定したおいしさをスピーディーに提供できるご飯盛り付けロボットは有力な選択肢になりそう。

ご飯盛り付けロボットの活用場面


ご飯ふんわり!ご飯盛り付けロボット「Fuwarica」

ご飯盛り付けロボット Fuwarica(ふわりか)・鈴茂器工


鈴茂器工が展開する「ご飯盛り付けロボットFuwarica(ふわりか)」は、“ご飯盛り付け”のニューノーマルに対応したご飯盛り付けロボット。ご飯を練らずにやさしくほぐし、ボタンを押すだけで定量のご飯を自動でふんわりと衛生的に盛り付けてくれると評判だ。おむすびの製造に対応したオプションの開発や保温・保湿機能の強化など、現場のニーズに応え、発売から現在まで進化を遂げ続けている。

2023年に発売された最新機種FuwaricaGST-RRAは、大型液晶タッチパネルの採用による見やすさ・使いやすさの向上、保温・保湿性能の強化、ご飯の残量表示や連続盛り付け機能を装備するなどの最新機能を武器に、多くの企業での導入が進んでいる。

「鈴茂器工」とは

鈴茂器工・ロゴ

1981年に世界初の寿司ロボットを開発し、寿司の大衆化を実現したリーディングカンパニー。米飯加工ロボットにおいて国内外で高いシェアを占め、寿司、おにぎり、丼ものなど、世界中のさまざまな食のシーンで幅広く利用されている。近年では、「Fuwarica(ふわりか) GST-MRA」が「第25回外食産業貢献賞(日本食糧新聞社主催)」を受賞するなど、業界でも注目を集める。

今回の調査について、担当者に話を聞いてみた。

「(今回の調査の狙いは?)昨今、飲食店などの外食業界やホテルなどの宿泊業、給食事業を中心に人手不足対策としてご飯盛り付けロボットの導入が進んでいます。今回、インターネットリサーチでさまざまな方にご飯盛り付けロボットに対する意識を聞くことによって、外食の際に“ご飯(ライス)を盛り付ける”という行為で『ロボットだからこそ提供できる価値』と『ロボットを実際に使用するお客様が期待すること』を可視化したいという考えから調査を実施しました」

「(今回の調査結果について、注目ポイントは?)まず、年1回以上外食する人のうち、約5人に1人となる22.3%の人が『ご飯盛り付けロボットの使用経験あり』と回答されていることです。マーケティングにおいて市場に製品を普及させる際に超えるべき壁、いわゆる、“キャズム”(普及の壁)は16%と言われていますが、『ご飯盛り付けロボットの使用経験あり』との回答が、このキャズムの割合を超えていることがわかりました」

「飲食店やビュッフェなどでもセルフサービスとしてご飯盛り付けロボットの導入が進んでおり、さらに、コロナ禍になってからは衛生の観点からもご飯盛り付けロボットを導入する企業が増えたことで、最終消費者の方もロボットを直接見たり触れたりする機会が増えてきたためと考えられます。今後、外出機会が増加することで、より一層ロボットを使用する人が増加すると予想されます」

「また、外食頻度が高い人ほどご飯(ライス)を重視する傾向にあり、さらに、年に1回以上外食する人の6割が『外食の際に提供されるご飯(ライス)についてがっかりしてしまった経験がある』ことがわかりました。そして、ご飯(ライス)を重視する人やご飯(ライス)についてがっかりした経験がある人ほど、『ご飯盛り付けロボットを使用したい』、より多くの場面で『ご飯盛り付けロボットが活用されていたら良い』と回答されていることも注目すべきポイントのひとつです」

「(今回の調査結果について、意外だった点は?)『ご飯盛り付けロボットを使用したい』と回答した理由として、『しゃもじでご飯をよそう時に後ろに人がいると焦ってしまう』という意見があったことは意外でしたが、同時に納得感もありました。また、『ビュッフェのエンタメ性は好きだが潔癖症だった』『好きな量を食べられる、機械なので気を遣わないで済む』『(ロボットによって)ご飯を盛る行為が楽しくなる』といった理由もあり、弊社としてもご飯盛り付けロボットの新たな価値を再発見するきっかけになりました」

「(ご飯盛り付けロボットFuwaricaの特徴は?)Fuwaricaはボタンを押すだけで温かくておいしいご飯をふんわり定量に素早く盛り付けできるご飯盛り付けロボットです。もともとFuwaricaという名前は『ご飯を粉雪のように、ふわっと盛り付けできる』『おかわりをすばやく提供できる』という機械の2つの特徴を掛け合わせて名付けられました。Fuwaricaは弊社の特許技術により、ご飯にダメージを与えず優しくほぐすことで、空気を含んでふんわりとしたご飯を盛り付けます」

「また、保温機能やご飯の乾燥を防ぐ工夫も施されており、温かく潤ったご飯を盛り付けることができます。ボタンを押すだけで決められた量のご飯をきっちり盛り付けできるので、ご飯の盛りすぎロスを防止するほか、栄養管理もきっちりできます。人の手を介すところがほとんどなく、炊飯ジャーのようにご飯盛り付けのたびに蓋を開ける必要もないため、衛生面においても評価をいただいております」

「(ユーザーへのメッセージは?)ご飯盛り付けロボットは人手不足の解消や作業効率の向上だけでなく、たくさんの人に温かくおいしいご飯を提供できるという点でも高い価値があると考えています。さまざまな場面でFuwaricaを見かけた際は、ぜひ使っていただき、そのおいしさを実感いただけますと幸いです。『しゃもじで簡単にできるから機械化なんて不要でしょ?』と思う方ほど、ぜひFuwaricaならではのご飯のふんわり感を体験していただきたいです。弊社にはFuwarica特設サイトもあり、ユーザー様の声やさまざまな使い方もご紹介しておりますので、ご飯盛り付けロボットに興味を持たれた方はぜひご覧ください」

さまざまな可能性を秘めるご飯盛り付けロボット。外出先で頻繁に見かけることになる日も近そうだ。

  1. 1
  2. 2

この記事の画像一覧(全10枚)

キーワード

テーマWalker

テーマ別特集をチェック

季節特集

季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介

いちご狩り特集

いちご狩り特集

全国約500件のいちご狩りが楽しめるスポットを紹介。「予約なしOK」「今週末行ける」など検索機能も充実

花火特集

花火特集2025

全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!

CHECK!全国の花火大会ランキング

CHECK!2025年全国で開催予定の花火大会

おでかけ特集

今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け

アウトドア特集

アウトドア特集

キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介

ページ上部へ戻る