3人に1人が“トイパ”の悪さを自覚!? 「トイレ事情に関する実態調査」から見えてきた“トイパ”向上のカギとは?

東京ウォーカー(全国版)

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消化器内科医・工藤あき先生が伝授!“トイパ”アップ法

消化器内科医・美腸・美肌評論家 工藤あき先生(工藤内科 副院長)

今回の調査から、トイパが悪いと感じている人が予想以上に多いことがわかりました。トイパが悪い人は、便秘やスッキリ感に問題を抱えているだけでなく、トイレに時間がかかることで「約束に遅れないか心配」「旅行中もトイレが気になる」といった悩みまで増えてしまうようです。

調査では、旅先でトイパが悪くなる人が半数を超えていました。コロナ禍で我慢していた旅行や帰省に、長期休みこそ出かけたい、満喫したい人は多いと思います。そこで、旅行を心置きなく楽しむために、簡単にトイパをアップできる方法をご紹介します。

まず、いつも以上に食べ過ぎないこと。食べ過ぎは、胃腸に負担がかかり下痢や便秘の原因になります。次に、宿泊先では部屋以外のトイレの場所も確認しておくこと。便意を感じたらいつでも行けると思うと気がラクになるはずです。寝る前のタイミングで、お腹をマッサージしたりストレッチするのも効果があります。

また、日頃からトイパを良くするために、多くの人が実践しているのが食事です。特に「ヨーグルトを食べる・飲む」と「水を飲む」を習慣にしている人が飛び抜けています。1位である「ヨーグルトを食べる」をより効果的にするために、ひとつポイントがあります。

ヨーグルトを選ぶ際には、善玉菌の代表である「ビフィズス菌入りかどうか」をチェックしてみましょう。乳酸菌とビフィズス菌は働きや棲む場所などが異なる全く別の菌で、実はヨーグルトにはビフィズス菌が入っていないものも多く存在します。ビフィズス菌は日本人の腸内フローラに占める割合が諸外国の方々と比べて高く、日本人の健康を守る存在ともいえるので、腸内環境の改善におすすめです。さらにトイパが良い人は、悪い人よりも「運動やストレッチをする」「十分な睡眠をとる」ことを心がけている様子が調査結果から見えてきました。食事、運動、睡眠といった生活習慣のなかでできることから実践してみてはいかがでしょうか。

ビフィズス菌入りヨーグルトの一例


ウェルネス総合研究所とは?

ウェルネス総合研究所では、独自の視点で健康・ウェルネスに関する情報の調査・集積・発信を実施。人生100年時代を迎え、健康寿命を延ばし、豊かな人生を送ることへの社会的関心がますます高まっているなか、人々の健康やQOL向上を助ける食品・医薬品・化粧品・運動などに関わる団体・企業に向けた、コンサルティングを実施し、人々の健康維持・改善を実現する、健康・ウェルネス産業の発展に寄与することを目指している。

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