あの「赤から鍋」が進化!ワンランク上の“プレミアム”を食べてみた

東京ウォーカー(全国版)

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期間限定で登場した「赤から」の「赤から鍋プレミアム」

辛さが選べる名物、赤から鍋が人気の「赤から」。唯一無二の旨辛鍋にハマり、自分好みの辛さの段階で楽しんでいる人も多い。そんな「赤から」は今年創業20年を迎えた。今回、看板メニューの「赤から鍋」を進化させた「赤から鍋プレミアム」を発売。2023年11月30日(木)までの限定ということでさっそく食べに行ってみた。

「赤から鍋」はコクのある旨味とクセになる辛さが特徴

「赤から鍋」が看板メニューの「赤から」

「赤から」と言えば、店名を冠した「赤から鍋」が看板メニュー。まったく辛くない「赤0番」から、“悲しくないのに涙が出ます”と表示される「赤10番」まで、11段階から自分の好みの辛さが選べるのが魅力。一番人気かつ店のおすすめとされるのが「赤3番」。いわゆる旨辛と表現される味で、初心者はここからスタートするのがいいとされる。

この「赤から鍋」(1人前1518円※、注文は2人前~)は、味噌、唐辛子、スパイスなど10種類以上をブレンドし、クセになる辛さに仕上げている。具材も国産牛ホルモン、つくね、豚バラ、油揚げ、豆富、白菜、モヤシ、白ネギ、ニラが入り、煮込んでいくことで具材の旨みがスープに入り込み、シメまでおいしく食べられる。

「赤から鍋」も健在なので食べ比べてみても

そんな看板メニューの「赤から鍋」は「赤から」の絶対的エースの存在。しかし、創業20周年を迎え、特別な体験の提供や商品の伝統と革新を追求したいという想いから新たに誕生したのが、今回期間限定で販売される「赤から鍋プレミアム」(1人前1738円、注文は2人前~)だ。絶対的エースであるメニューを進化させるという試みはなかなかのチャレンジ。しかも「プレミアム」と名乗るからにはかなりの自信作のはず。期待が高まる。

肌寒くなってきた今の季節に食べたい旨辛鍋


「赤から鍋プレミアム」という名にふさわしいのか

具材もグレードUPした「赤から鍋プレミアム」

さっそく「赤から鍋プレミアム」をオーダー。創業当初から現在までのレシピを見返し、鍋スープの肝となる鍋味噌の配合を変えるなど、こだわりを詰め込んで商品開発を重ねたという。こちらは「赤から鍋」で一番人気のおすすめの辛さである「3番」になっていて、辛さを選ぶことはできない。具材も「赤から鍋」とは異なり、雪国育ち豚バラ、生つくね、海老、豆乳豆富、牛シマチョウ、牛ホルモン、油揚げ、白ネギ、紅芯大根、ニラ、白菜、モヤシというラインナップ。

加熱すると具材の旨味でスープの味わいが深まる

グツグツと温まってきたらさっそくスープをひと口。すぐにおいしいと思えるコクのある味わい。辛さもちょうどいいが、「赤から鍋」とは確実に違うのがわかる。「赤から」ファンによる食べ比べ試食会でも86%が「スープがおいしくなった」と評価したそうだが、スープだけで飲んでもそう感じる。その正体は辛味を上質な唐辛子に変え、ハチミツでコクを出したこと。だが、具材を煮込んでいくとさらに味が深まる。そう、具材から出る旨味がスープに溶け込むのだ。ホルモンが2種類になることでホルモンならではの脂の旨味が複雑になり、より濃厚さが出る。高級銘柄鶏・名古屋コーチンの生つくねや海老も具材としてのおいしさだけでなく、いい出汁にもなっている。

煮込めば煮込むほど、スープがおいしく育つ

国産ヤゲン軟骨、クワイ、レンコンを加えた生つくね

具材もスープのピリ辛と相性がよく、どれもおいしいが、おすすめはホルモン。ホルモンの脂と辛味がマッチしてとにかく箸もドリンクも進む。生つくねは国産ヤゲン軟骨、クワイ、レンコンを加えているので食感も楽しめるうえ、もちろんしっかりと味がしみ込んでいる。また、個人的に気に入ったのがもちもち食感の「豆乳豆富」。見た目は何と言うことない白い塊だったが、火が入ると様子が変わる。わらび餅と白玉を足したような独特の食感で、いくつでも食べたくなるようなクセになる味わい。

スープの旨味を吸ってくれるもち巾着はおすすめトッピング

どの具材も程よい辛味とコクのあるスープとの相性がよく、満足度が高いが、トッピングとして具材を足すならもち巾着(2個319円)がおすすめ。せっかくのおいしいスープをしっかり吸わせて、油揚げの中のとろけた餅の食感と合わせて味わってほしい。もち巾着はトッピングメニューだが、おなかに余裕があるならぜひ食べておきたい具材だ。

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