ラリーってなに?詳しくなくても&無料でも楽しめる!?いよいよ日本で開催される世界最高峰モータースポーツ「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」
東京ウォーカー(全国版)
ラリーカーはどんなマシン?
ラリーカーは市販車をベースに製作しなければならないと規定されているため、使用されるマシンは普段一般道で見かける車とよく似ている。

例えば、ラリー大会のひとつ「WRC」の最上位グレード「ラリー1」のマシンは、見た目こそ市販車に近いものの、フレームやエンジンをはじめとする各パーツや駆動部、サスペンション形式が変更されており、中身は完全なるラリー仕様。さらに2022年シーズンより、ハイブリッドシステムを備えることも条件に加わった。
「ラリーカーの見た目は市販車と似ていますが、中身はまったくの別物。下のほうのカテゴリになると、本当の市販車も参加しています」(梅本さん)


ドライバーとコドラの2人1組で乗車
ラリーではマシンの運転を担当する「ドライバー」のほかに、「コ・ドライバー」(通称コドラ)も乗車。コドラは、コースの形状や特徴をドライバーに伝える役割があり、この先に走行する道路の状況を書き込んだ「ペースノート」を読み上げ、ドライバーはその指示に従って運転する。さまざまな道路を走るラリーでは、コドラの存在が非常に重要となる。
「ドライバーとコドラは、事前にコースを下見する『レッキ』という作業を通して『ペースノート』を作ります。コドラは、当日はこれを見ながらドライバーをナビゲートします。いかにドライバーが気持ちいいタイミングで指示を出せるかが、コドラの腕の見せどころです!」(梅本さん)


ちなみに、ラリーにはライセンスさえ取得すれば誰でも出場できる。マシンは市販車を使用するという規定があるので、自家用車で参戦する参加者も。専業ドライバーではなく、趣味でラリーに出場するという人もいるそうだ。
世界戦が日本で開催「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」
さまざまなルールのラリーの大会がある中で、最も有名な大会のひとつが「FIA(国際自動車連盟)」が主催する「WRC(世界ラリー選手権)」だ。WRCは1年をかけて複数回のラウンドで競い合い、すべての合計点数で順位を決める大会。WRC2023は1月のラリー・モンテカルロからスタートして、全13ラウンドを戦っている最中なのだ。
そして、WRC2023の13ラウンド目が「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」。つまり、フィナーレを飾るバトルが、ここ日本で繰り広げられるのだ!

「フォーラムエイト・ラリージャパン2023」の開催日程は、2023年11月16日(木)~19日(日)。観戦エリアとなるSSは「豊田スタジアム」(愛知県豊田市)をはじめ、愛知県豊田市・岡崎市・新城市・設楽町、岐阜県恵那市・中津川市に全16カ所設けられる。

記事の続きは広告下部から!
この記事の画像一覧(全25枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介