東京スカイツリータウンで開催決定!「日本酒&フードフェス2024」で楽しめる選りすぐりの日本酒を一挙紹介【後編】
東京ウォーカー(全国版)
「吉村秀雄商店」(和歌山県)

和歌山県北部を流れる日本有数の大河、紀の川(きのかわ)のほとりで、1915年(大正4年)に創業。以来、その伏流水を用いた酒造りを継承する。
現在、能登杜氏(とうじ=酒造りの最高責任者)で初の女性杜氏・藤田晶子さんの下、山廃・生酛(やまはい・きもと)造りといった伝統的な製法を中心に行う。そして、じっくり熟成させたお酒のよさを広めて、「和食文化全体の一助となるような日本酒」を目標に掲げる。
「車坂 山廃純米吟醸酒」

「車坂(くるまざか) 山廃純米吟醸酒」シリーズの山廃の吟醸酒は、2018年醸造、約5年の熟成期間をかけて醸した力作。香味は、ほのかに残る洋梨やバナナの吟醸香がありつつ、熟成によるカラメルのような香ばしさも。加えて、ナツメグやシナモンなどの甘いスパイスや、ドライフルーツのような複雑な香りも漂う。舌では、吟醸酒らしい澄んだ旨味を十分楽しめる。おすすめは冷や(常温)だが、酸の性質から“燗映え(かんばえ)”も素晴らしい。
「鉄砲隊 純米吟醸原酒」

加水調整を一切していない原酒は、地元・岩出市の根来寺(ねごろじ)の僧兵たちが組織した鉄砲衆がモチーフ。バナナやライチといった軽快で上品な吟醸香や優しい旨味がありながら、原酒ならではの力強い風味を放つ。硬質でキレのある味わいは、火縄銃の一撃のように印象に残る。
「車坂 特別純米 生酒」

「風と海」をイメージしたラベルのように軽やかな飲み口ながら、海の幸にもしっかり合う季節限定、新酒生酒。本来は純米吟醸といってもよい酒質だが、あえて特別純米酒として仕上げた。結果として軽快な香りを持ちつつ、ミネラル感のある酸と旨味が感じられ、和洋問わず素材を活かした魚介系料理によく合う。
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