老舗振袖専門店「京都きもの友禅」から令和にマッチした振袖が誕生！オリジナル振袖ブランドのこだわりに迫る

注目のトピックスや新商品、画期的なサービスなど、今知っておきたいホットな情報をOneNews編集部がピックアップ。

今回取り上げるのは、京都きもの友禅株式会社が新たに手がけるオリジナル振袖ブランド『花舞綺(かぶき)』、『TwoToneTwenty(トゥートーントゥエンティ)』、『Bloomia(ブルーミア)』。創業54年を迎える老舗振袖専門店「京都きもの友禅」が新たにリリースした新ブランドのこだわりについて担当者に話を聞いた。

――新ブランド立ち上げに着手した理由を教えてください。
個性や自分らしさを追求するZ世代の人に向けたデザインの振袖を提供したいと考え、新ブランド立ち上げに着手しました。創業から50年以上にわたり伝統は守りながらもその時代に合った振袖を制作・販売してきたノウハウを活かし、品質やデザインの細部にまでこだわって作り上げています。

――新ブランドに込めた想いを教えてください。
私たちは、これから成人式を迎えるお客さまに“振袖選びを純粋な気持ちで楽しんでいただきたい”という想いがあります。選べる振袖の幅を広げ、なるべく多くの色と柄からお試しいただくことで、振袖選びの時間がより楽しいものになると考えています。伝統的な柄をイメージしたデザインから令和流にアレンジされたデザインまで、数ある振袖の中から納得の1着を見つけていただければと思います。

――イチオシポイントを教えてください。

『花舞綺』は、歌舞伎文様をイメージしたモチーフを振袖に落とし込んでいます。当社の強みである伝統的な古典柄振袖に今現在のトレンドも取り入れた柄行(絵柄)が反響を呼び、販売から2カ月ですでに多くの受注をいただいております。

『TwoToneTwenty』は、片身替わりと言われる左右を異なる色で染め分けた振袖です。上品さとユニークさが大胆に融合したデザインを実現しました。左右で異なる印象が楽しめる、個性的な振袖スタイルを着こなしたいという人におすすめです。

『Bloomia』は、その名のとおり全身に花を纏ったデザインが特徴で、洋服感覚でドレッシーに着こなせる振袖です。生地全体に淡い色味の花柄を散りばめ、品格と知性を感じさせる“オトナカワイイ”を表現しました。

――新ブランド完成までに苦労したことがあれば教えてください。
今回当社として初めての自社ブランド立ち上げとなり、振袖の柄や生地についてメーカーとこれまで以上に打ち合わせを重ねました。特に無地と総花柄で染め分けた振袖『TwoToneTwenty』(NO.1170)は従来当社にはなかったデザインでしたので、柄の配置や花柄、生地の色など5パターンの試作を行い、役員も含めた熟考を経てようやく完成した思い入れのある1着です。

――最後に読者へのメッセージをお願いします。
さまざまなもの・ことが目まぐるしく移り変わる令和の時代ですが、成人式に着る振袖も例外ではありません。私たちは、新成人はもちろんそのご家族にとってもかけがえのない日となるよう、お客さま一人ひとりに寄り添い、最良な“かたち”を提案します。ご興味をもっていただけましたら、ぜひお気軽にご相談ください。

ブランド概要紹介

『花舞綺』
『花舞綺』は、日本の伝統芸能である歌舞伎や能で使用される衣装を思わせる振袖ブランド。時代を超えて愛される伝統的な古典柄をバランスよく配置した華やかなデザインが特徴だ。桜が舞う時期のように尊く儚いハタチの瞬間を最高に綺麗な姿で迎えられるように、という想いが込められている。

『TwoToneTwenty』
『TwoToneTwenty』は、片身で染め分けた柄が印象的な振袖ブランドだ。黄×茶のレトロモダンや紫×白の大人モードなどバラエティ豊かな振袖スタイルを用意。お好みで小物やアクセサリーを加えて自分らしく着こなすといいだろう。

『Bloomia』
『Bloomia』は、花びらが全身を舞う華やかなデザインが特徴の振袖ブランド。花が咲く(Bloom)と私(me)を組み合わせたネーミング通り、20年分の想いが花開く特別な瞬間を演出する晴れ着に仕上がっている。

伝統を守りながら時代のニーズにも応える振袖ブランドは、人生の節目となる20歳を迎える人たちの新たな旅路の幕開けを祝うにふさわしい1着となるだろう。気になる人はぜひ、チェックしてみよう。