元AKB48真楪伶(馬嘉伶)が2.5次元の舞台にて本格的な殺陣を披露「こんなに役作りについて悩んだのは初めて」

東京ウォーカー(全国版)

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AKB48を卒業して久しぶりに歌とキレキレのダンスパフォーマンスを見せた

 
――つらい過去を持つサヤカが幼少期にバットで虐待を受けているシーンがありました。そのときの真楪伶さんが演じた顔の表情が痛々しくて、また全身で痛さを表現しているシーンもすばらしかったです。

ありがとうございます。演出家さんからは「もう泣いて、泣いている声を出して」と言われました。虐待されているシーンなので、感情はもちろん体の動かし方も一番難しかったです。しかも実際目の前にお母さんがいるわけじゃないのにいるかのように演じなければなりませんでしたし、設定が子どもだったから子ども目線にするのも苦戦しました。

「虐待されているシーンなので、感情はもちろん体の動かし方も一番難しかったです」

 
子どもが見てる大人はこのくらいの高さだからこの目線だというのを想像して、相手がいないのに相手がバットを持っていて殴られたときの体の動かし方や角度、手の動きとかを殺陣の先生に何度も何度も教えていただきました。自分が映っている動画を何度も見て研究して、こういう動きをした方がもっとわかりやすいかなって勉強しながらやりました。

――こんな裏話が聞けるのは最高ですね。子どもが大人を見る目線を意識していたんですね。そんなバッドで幼少期に虐待されたサヤカが春人との戦いのシーンで「このバットだけは手放せない」と言って武器として黒い金属バットを持っているというのには驚きました。

そうなんです。私だったら、バットで殴られたら一生バットを持ちたくないと思うんですけど、まさかサヤカが選んだ武器がバットというのがすごいと思いました。

「黒髪は大絶賛されました。共演者の方にも絶対黒髪の方がいいよって言われました」

――バットを持っての殺陣は圧巻でした。バットでの殺陣も初めて観ました。

殺陣については、いままでそんなにやってこなかったんです。ちょっとならやったことがあるんですけど。でも今思えばこれまでやってきた殺陣はもう全然比にならないくらい、今回はすごいボリュームがあって難しかったです。ダンスの振り付けとも違いますし、体の動きとか、動画を見ても、実際やってみないとわからないことが多すぎて、ちょっと大変でした。

この作品の中で、銃と剣とか、あとタブレットを持っている人は何人かいるんですけど、金属バットを持っているのは私ひとりだけでした。殺陣も武器を持ってのダンスの振り付けも私だけがみんなと違っていて。武器毎に振り付けが違うんですけど、剣の人が先にやって、次に銃の人がやって、タブレットの人もやって、最後はバットで振り入れも私ひとりだけでした(笑)。

「お稽古が1カ月間と本当に長くてこれまでこんなに長いお稽古は経験したことがなかったかもしれないです」

 
最初の殺陣の稽古には出られなかったんですけど、武器の持ち方について、殺陣の先生からみんなそれぞれ教えてもらったそうで、でもバットについては特にないですって言われたらしく。私は野球をやったことがなかったので、バットをどう持ったらいいかもわかならくて打つときの握り方もできなかったんです。

「最初、2.5次元と聞いて原作にあるキャラクターに完全になりきらなければいけないなっていうプレッシャーがありました」

自分でも何ができないのかわからなくて、角度が違うと言われて、共演者の方で野球をやってた方がいらっしゃったので、休憩時間に握り方や振り方を教えていただいたんです。バッドはすごい難しかったんですけど、何とか乗り越えました。

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