元AKB48真楪伶(馬嘉伶)が2.5次元の舞台にて本格的な殺陣を披露「こんなに役作りについて悩んだのは初めて」
東京ウォーカー(全国版)
――そんなサヤカに真楪伶さんが感情移入する部分はありましたか。
守りたい人がいるサヤカが春人と戦うシーンで、サヤカはつらい過去を持っているけど、春人はそれを理解してない、経験したことない春人に対して、「幸せな人生だったんでしょうね」という言葉は、やっぱりいろんなことを経験したことのない人にはわからないことがいっぱいあるなって思いました。そしてちょっと自分の人生とリンクした部分があったので自分の感情で言ってました。

――屋台でタコスを売りながら客席を歩く演出もありましたね。
はい。戦う前のシーンでしたのでニコニコしながら演じてました。客席が近いので知っている顔を見つけたときはちょっと気まずかったです(笑)。
――衣装の話になりますが、すごく高いヒールを履いてましたね。
ビジュアル撮影のときとブーツが違っていて、高いヒールのロングブーツに変わったんです。本番直前に届いて履いてみたらめっちゃ似合ってたんでこのブーツにしました。でもかなり走り回りますし、高いところから階段を下りたりもするので不安で、もうめちゃめちゃ怖かったです。AKB48時代も高いヒールを履いていつも踊っていたので、AKB48の8年間の経験がいかされて、足がパンパンでちょっと厳しかったんですけど頑張りました。

元々もうひとつブーツがあってサイズも大き目でめちゃめちゃよかったんですけど、ヒールがなかったんです。演じる役が孤児院のリーダーだから、お姉ちゃんに見えるように背も高くしたかったので高いヒールのある方を選びました。妹の(道枝)咲ちゃんが163センチあるので私は負けちゃいけないっていうのもありました。ヒールを履くと姿勢がよくなるんです。
――真楪伶さんのプロ意識ですね。そんな思いがあってあんな高さのあるヒールがあるロングブーツを選んだんですね。あのブーツで舞台裏にはけるときの低い姿勢になって走り去っていく姿がめちゃめちゃかっこよかったです。
低い姿勢は私のこだわりです。低くした方が綺麗に見えるかなと思って。バットを持ってダンスをしたあと、はけるシーンもかっこつけたかったんですよ(笑)。かっこつけたくて、一瞬ステージを見てはけるっていうのが私のこだわりでした。

――黒髪も新鮮でした。
黒髪は大絶賛されました。共演者の方にも絶対黒髪の方がいいよって言われたんですけど、舞台が終わって2日後に普通に茶髪に染めました(笑)。
――稽古前にも聞きましたが、今回は演じてみて役柄が憑依しましたか。
役作りは今まで一番悩みましたが、今回は役が自分に移ると感じたことは全くなかったです。ステージ上ではサヤカですけど、ステージを降りたらもう普通の自分に戻った感じでした。
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