シナモロールが「ベーカリー兎座LEPUS」のうさぎパンとご対面
東京ウォーカー(全国版)
「はじめまして!シナモンです。僕は遠いお空の雲の上で生まれた、白い子犬の男の子。『カフェ・シナモン』のお姉さんが焼くシナモンロールの香りに誘われて、シュクルタウンにやってきたよ」。

そしてシュクルタウンには、シナモンの仲間たちもいっぱい!ある日、毎日「カフェ・シナモン」に遊びに来てくれる大好きなお友達のために「ランチタイムにおいしいパンを出したいな」と思ったシナモン。そこで食いしん坊のカプチーノからアドバイスを受け、いろんなパン屋さんを巡ってパン作りを勉強することに!今日はその2日目。シナモンは、いったいどこに向かったのでしょう?
第2回目は大人気のうさぎパンをチェック

「きょうは、『ベーカリー兎座LEPUS』(東京都杉並区)にあそびに来たよ!うさぎさんの形をしたパンが有名なんだって!うさぎさんって、長いお耳がかわいいよね♪はやくあいたいな~」。
2017年3月にオープンした「ベーカリー兎座LEPS」は、その名の通りうさぎをテーマにしたパン屋さん。なかでも日に32本限定の「ウサギ食パン」(1斤324円)がSNSで話題を呼び、売り切れ必至の人気ぶりに。

和菓子店で育った店主・東山さんが、和菓子職人だったお父さまと共に営んでいます。東山さんは、小学生のころからうさぎが大好きだったそう。

「製パン学校を経て4軒のパン屋を経験後、オープンに至りました」と東山さん。内装は床貼りから壁のペンキまで、すべて自分たちで造ったというから驚き!ランプは東山さんの友人作、レジ台も手作りです。

10時〜11時ごろなど、昼前ならゲット率が高いとのこと。店頭で売り切れの場合でも、次の回の整理券がもらえることも。

「1回に12個しかオーブンに入らないため、1日32本限定なんです。形も特殊なので、1回焼くのに約5時間かかります」と東山さん。


ウサギ食パンと念願のご対面!「お耳、かわいいねっ♪僕の耳も、ふわふわでしょ〜♪どっちが長いかな?」(シナモン)。耳の部分は分厚く香ばしいが、中はふんわり甘みが広がるふわふわ食パンだ。
「シナモン、こんにちは!褒めてくれてありがとう。実は、この型をオリジナルで作ってもらうのが大変だったんだ。ピンとした耳形に曲げる技術が小ロットの工場ではなかなかなくて。何箇所かまわってやっと、神戸の町工場でOKが出たんだ」(東山さん)
「パン作りって、いろんな人たちの協力が必要なんだね!オリジナルの型かぁ…。モカやカプチーノたちの形をしたパンも作ってみたいなって思っていたけど、もっと友達を増やさなきゃ!」
「そうそう、このパンは、好きな顔を書くのも楽しいんだよ。笑っていたりすやすや眠っている顔だったり、シナモンもチャレンジしてみてね!」(東山さん)

生地は生クリームとバターを練りこみ、ふんわり甘くに仕上っている。トーストするとより香りが豊かに。

シナモンが気に入ったパンはこちら!

「いろんなうさぎさんにあえて、とっても楽しかったな♪」

こちらは豆大福をパンで表現したそうで、もち粉を20パーセント配合しもちっとした食感に。噛むほどに赤エンドウ豆の塩気がじんわりなじむ。
「今日はありがとうございました!」と挨拶するシナモンに、「シナモン!おいしいパンを作るためには、おもしろいと思ったことは何でもトライすること!シナモンのパン、楽しみにしているね」と東山さん。

こだわりが詰まったウサギパンに触れて、パン作りの難しさを改めて学んだシナモン。「もう次に行くお店も決めているんだ♪」と、やる気満々の様子です。
【東京ウォーカー編集部】
同じまとめの記事をもっと読む
この記事の画像一覧(全13枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介