街銭湯が大人がワクワクする“ヲトナ基地”に!「脳汁銭湯」で‟イキすぎた光と狂気のNEW浴体験”を!
東京ウォーカー(全国版)
東京・大田区にある「女塚温泉 改正湯」が、“いい風呂の日”である2024年11月26日から12月8日(日)までの期間限定で「脳汁銭湯」になる。聞きなれないこの「脳汁銭湯」とはどんなお風呂なのか。
銭湯を大人がワクワクできる“ヲトナ基地”に
今回のイベントは株式会社マルハンの東日本カンパニーの「ヲトナ基地プロジェクト」の一環として開催。次世代のファン獲得・育成を目指したプロジェクトで、今年5月に東京・新宿で開催されたフードイベント「偏愛横丁」に次ぐ第2弾。
このイベントのきっかけとなったのは、世界幸福度ランキングで日本が先進国最下位の51位という結果。大人がもっとワクワクして、幸せを感じられるようにしたいという想いから、昔ながらの銭湯で非日常を体験できる「脳汁銭湯」を開催することになった。
「脳汁銭湯」を手掛けるのは、これまで数々の独創的体験を届けてきたクリエイターのアフロマンスさん。「世の中に、もっとワクワクを」をスローガンに話題性豊かな企画を次々打ち出している。さらに「最後の手段」、「サイバーおかん」、「マニアな合同会社」、「なぞのデザイナー」といったクリエイティブ集団が各コンテンツとコラボレーションして、改正湯をジャックする。
内田理央さんも「脳汁がドバドバ出ます!」
「脳汁銭湯」がスタートする前日、先行内覧会が行われ、俳優の内田理央さんが登場。普段から銭湯が好きでよく行くという内田さんは、「古き良き昔ながらの銭湯に、ピンクやブルーのネオン。このサイバー感がカオスでいいですね。大人が全力で遊んでいる感じがして、脳汁がドバドバ出ます」と話した。
気になる「脳汁銭湯」の全貌だが、まずは入口。銭湯ののれんがイベント専用のLEDのれんに。外からでもいつもの銭湯でないことは一目瞭然。吸い込まれるように中に入るとフロントの横に大きな「脳汁ネオン」!
右脳と左脳から脳汁が飛び出すネオンは、職人が手作業で作り上げた特別なもの。光を浴びて“ネオン浴”を楽しんだり、フォトスポットとして撮影したり、「脳汁銭湯」の象徴的スポットとなる。
ロビーでは「脳汁銭湯」限定のグッズの販売や、限定ドリンク、フードも販売。「脳汁銭湯法被(はっぴ)」(1万円)は3着限定なので早い者勝ちだ。銭湯に行くときにもぴったりな「脳汁銭湯スエット」(7777円)や、銭湯でも目立つこと間違いなしの「脳汁銭湯タオル」(2000円)、「脳汁銭湯アクリルキーホルダー」(500円)は展示しているので要チェック。
また、期間中、来場者全員に「脳汁ミッションカード」が渡される。銭湯内のちょっとした異変探しや、ひと工夫する記念撮影などの複数パターンのミッションが書かれているので、トライしてみよう。ミッション達成者はオリジナルステッカーがもらえる。なくなり次第終了になるのでチャレンジしたい人は早めに足を運ぼう。
そうそう、入浴の前にはトイレを済ませておきたいが、実はトイレにもチェックポイントがある。グッズとして販売している「脳汁ペーパー」(250円)がセットされているのだ。回すほど脳汁ワードが出てくる特別なトイレットペーパーが使える。
とにかく脳汁を出させにかかっている浴室
脱衣場に入った瞬間から脳汁が出る仕掛けが。男女脱衣所に1カ所“当たり”があり、扉を開けると神々しく輝くロッカーがある。当たるとフロントで景品がもらえるので入浴後に申告しよう。何がもらえるかは当たった人のみぞ知るお楽しみ。番号は毎日変わるので、まさに運試し。当たるも八卦当たらぬも八卦、ワクワク度がUPする。
浴室に入ったらまずは天井を見上げてほしい。男女湯の仕切りの上に直径3メートルの巨大脳みそバルーンが!ドデカイ脳みそを見ながらお風呂に入るという、何とも言えない体験を楽しもう。
さらに、銭湯の象徴でもある壁画は、この期間中プロジェクションマッピングを実施。「脳汁銭湯」のメインビジュアルを手掛けるイラストレーター、映像作家「最後の手段」の独創的な世界観が動き出す。
「魚の泳ぐお風呂屋さん」としても知られる改正湯は浴場の壁面の水槽に金魚などが泳いでいるが、今回は金魚たちも「脳汁銭湯」の演出の一環になっている。
浴槽ももちろんイベント仕様に。3種の“脳汁の湯めぐり”として、まず「脳内確変の湯」。水中に音響設備を入れ、水の中から音が聞こえるという浴槽。サウンドはイベント用に製作された「脳汁銭湯(汁だくドバドバMIX) byサイバーおかん with 電脳会館 × プロハンバーガー」。肩までしっかり入ったら浴槽に耳を傾けてみよう。ただし、お湯に髪や顔を浸けるのはマナー違反なので要注意!
「フィーバーの湯」はピカピカに光テンション高めの湯。おそらくまったく落ち着かないという、いつもの銭湯では考えられないが、逆にイベントらしさを感じられるお風呂でもある。
お風呂でリラックスしながら「なぞ解き」にチャレンジできる「なぞの湯」。天然温泉の黒湯をじっくり堪能するのにもぴったり。答えがわかった人には、回答具合に応じた脳汁ステッカーのプレゼントもあるので、ぜひチャレンジしてみよう。
銭湯の風呂上がりといえば、ビン牛乳!ということで、「脳汁銭湯」のあとには「脳汁牛乳」(500円)が待っている。東京・吉祥寺で100年続くクラフトミルク専門店の牛乳をオリジナルパッケージで販売。銭湯で温まった体には冷たい牛乳が染みわたる。さらに「脳パン」(400円)や「アイス脳モナカ」(300円)もあるので入浴後にぜひ。
入口から外に出るまで、非日常体験が連続の「脳汁銭湯」。銭湯好きはもちろん、普段あまり銭湯に行かない人も、大人がワクワクできる空間で脳汁を出して幸せになろう!
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