世界で累計出荷台数500万台突破の理由は?「レンジメート」シリーズから新型「マグポット」が新登場!
東京ウォーカー(全国版)
11分加熱でご飯が炊ける!「レンジメート マグポット」の魅力
12月新発売のレンジメート マグポットは「釜で炊いたように香ばしくておいしいご飯を電子レンジで作る」というコンセプトで開発された。レンジメート プロでのノウハウはあったものの、炊飯調理のためには超えなければならないハードルは多かったという。


「レンジメート プロは焼き調理を主軸にした構造・素材のため、ご飯をおいしく炊くための蒸らし工程を強化する必要がありました。釜に厚みを持たせることで、熱を均一に加えられる構造にしました。また、釜と本体の隙間に空気層を作ることで、空気の対流による熱を逃がしにくくするようにしています。ガス火で鍋を使って炊飯をすると、軽くて薄い鍋の蓋がガタガタと動くことがあります。蓋が動いてしまうと鍋内部の温度が維持されないのですが、既存のレンジメートで同じ問題がありました。そこで、蓋を厚く重くすることで、保温性を高めました。こうした工夫のおかげで、1合のお米なら、600ワット11分の加熱(蒸らし10分)でおいしいご飯が炊けるようになりました」
そしてもう一つ、レンジメート マグポットではそれまでのシリーズとは大きく異なっていることがある。

「マグポットは食器洗浄機に対応できるようにしました(※つけ置き洗いは禁止)。既存のレンジメートには本体に穴があって、そこから水が入ってしまうとうまく温めができなくなってしまうという弱点があったのですが、マグポットは穴をなくすことができました。ただ、このために関連部品の金型を20回以上修正したので、開発陣の負担は相当だったと思います」
電子レンジ調理器具自体はさまざまなメーカーで販売しているが、レンジメートシリーズが国内トップシェアを誇るのはなぜだろうか?

「加熱温度が圧倒的に高いというのが大きいですね。他社製品では200度くらいまでしか上がらないですが、レンジメートシリーズは短時間で340度以上の高温になります。高温調理のおかげで、時短で省エネです。しかも、発熱体が遠赤外線を出すので、出来上がりのおいしさが圧倒的に違うと自負しています。おかげさまで電子レンジ調理器具といえばレンジメートというくらい反響をいただいてはいるのですが、類似商品とレンジメートを混同されてしまう方もいらっしゃって、その誤解を解いていくのが今後の課題ですね。テレビなどの既存メディア、SNSなどの新しいツール、さまざまな角度からレンジメートを訴求し続けていきたいと思っています」

レンジメート マグポットは、スープ類を作るのにも向いているが、山本さんいわく「まずは白米を炊いてほしい」とのこと。炊飯器では早炊きモードでも20分〜40分かかるとされているが、それよりも短い時間で炊ける。蒸らし時間の間にレンジメート プロを使えば、おかずを作ることもできる。少子高齢化により、今後ますます単身者世帯が増える日本。レンジメートシリーズは、日本の食卓に新たな文化をもたらすのかもしれない。
取材・文=西連寺くらら
※記事内の価格は特に記載がない場合は税込み表示です。商品・サービスによって軽減税率の対象となり、表示価格と異なる場合があります。
この記事の画像一覧(全10枚)
キーワード
テーマWalker
テーマ別特集をチェック
季節特集
季節を感じる人気のスポットやイベントを紹介
全国1300カ所のお花見スポットの人気ランキングから桜祭りや夜桜ライトアップイベントまで、お花見に役立つ情報が満載!
全国約900件の花火大会を掲載。2025年の開催日、中止・延期情報や人気ランキングなどをお届け!
ゴールデンウィーク期間中に開催する全国のイベントを大紹介!エリアや日付、カテゴリ別で探せる!
おでかけ特集
今注目のスポットや話題のアクティビティ情報をお届け
キャンプ場、グランピングからBBQ、アスレチックまで!非日常体験を存分に堪能できるアウトドアスポットを紹介