【京都】ラーメンウォーカーグランプリ発表!新店部門は“牡蠣煮干し麺”
関西ウォーカー
ラーメン情報誌「ラーメンWalker」(KADOKAWA)が毎年行っている、うまいラーメン店を決めるランキング企画「ラーメンWalkerグランプリ」。今年もラーメンのプロ集団・百麺人と関西ウォーカー読者ファンが投票。関西各エリアのグランプリが決定した。そのなかから、京都新店部門をご紹介。<※情報はラーメンウォーカー関西2018(2017年10月6日発売号)より>
【1位】ラーメン霽レ空(3120pt)
「ラーメン霽レ空」はイタリアンや創作料理などさまざまな飲食店で修業した店主が2016年7月に開業。“変わった食材でラーメンを作りたい”という思いから独学で開発した看板メニュー「牡蠣煮干し麺」が評判を呼んでいる。丹波黒どりとカキの風味がブレンドされたスープとしなやかな中細麺は相性抜群。鶏ダシの旨味とカキのコクが堪能できる贅沢な一杯は、早くも常連客が生まれる人気ぶり。2016年は冬季限定の味噌ラーメンがメニューに登場し好評を博した同店では今後もシーズン限定メニューが登場予定。今後の動向に目が離せない要注目店だ。

「牡蠣煮干し麺」(780円)。丹波黒どりと国産どりを合わせた清湯ベースに、カキの旨味が効いた醤油をブレンドしたスープは中細麺との相性も抜群。カウンターに用意された酢を好みで入れると、スープにまろやかさがプラスされて、さらに深い味わいが楽しめる。
■ラーメンデータ<麺>中細・角・ストレート/製麺所:麺屋 棣鄂・130g<麺>タレ=醤油 仕上油=ラード/濃度:こってり○○●○○あっさり/種類:鶏、牡蠣

「牡蠣煮干し麺」のタレは醤油をベースにカキや昆布などの魚介類を使用。秘伝の製法で独特な旨味を抽出する。

チャーシューは豚の肩ロースを使用。ラーメンを提供する前に直火で炙り、香ばしさを引き出している。
<百麺人も太鼓判>
「店主の経験とアイデアが詰まった独創的な一杯。シーズン限定メニューも趣向がこらされているので、たびたび訪れたくなる注目店です!」(高田 強)
「鶏ダシとカキのエキスが見事に融合! 喉越し抜群の中細麺も相まっていっきに完食しました。酢を入れて味をマイルドにするのもグッド」(赤井謙司)

自分のラーメン店を持つために勤めていた会社を退職し、飲食店での修業を重ねた店主の安原在満さん。並行して独学で理想のラーメン作りをスタートし2年に及ぶ研究のすえに看板メニュー「牡蠣煮干し麺」を完成させた。開業後も味の改良を重ねていて、カキの旨味が効いたスープと麺の相性も進化している。
■ラーメン霽レ空(はれそら)<住所:中京区西ノ京永本町23-20 電話:非公表 時間:11:00~15:00、18:00~22:00 休み:月曜(祝日の場合翌日) 席数:13席(カウンター9、テーブル4) タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:JR二条駅より徒歩5分>
【2位】らー麺や アタウ(1945pt)
「らー麺や アタウ」は青果店「八百淳商店」を営むオーナーの福永淳さんと調理師として活躍していた下井さんが出会い2016年12月にオープン。調理師としての経験と知識から生み出される独創的なラーメンはSNSでも話題になり、開業直後から多くの常連客を獲得した。トッピングの九条ねぎなどの各種野菜はオーナーが仕入れ時に厳選したものを使用。さらに真空低温調理でしっとり感を出したチャーシューも絶品。イタリアンやメキシコ料理をモチーフにした個性派から、鶏ダシの効いた王道まで多彩なメニュー展開がこれからも見逃せない!

「ペペロンチーノ塩白湯つけ麺」(900円)。ペペロンオイルをあえた麺を鶏と豚の旨味が出たつけ汁につける新感覚つけ麺。ニンニクとネギの風味が効いた麺と濃厚な塩白湯のつけ汁は想像以上に相性がよくやみつきになる。麺に添えられたレモンを搾るとさわやかな口当たりに。
■ラーメンデータ<麺>太・角・ストレート/製麺所:非公開・220g<スープ>タレ=塩 仕上油=なし/濃度:こってり○●○○○あっさり/種類:鶏、豚

店舗のすぐ隣にあるオーナーが経営する青果店「八百淳商店」から仕入れた新鮮な九条ねぎを使用。

豚の肩ロースを使用したレアチャーシューは、真空低温調理で豚肉の旨味としっとり食感を引き出している。
<百麺人も太鼓判>
「イタリアンの手法をラーメンに落とし込むアイデアと手法には脱帽!限定メニューの種類も豊富なので、何度来店しても飽きません」(高田 強)
「オープン直後からSNSで話題になっていて注目していた店です。雰囲気もアットホームなので女性のお一人様でも居心地がいいハズ!」(赤井謙司)

調理師だった店主の下井良介さんは青果店を経営するオーナーの福永さんと出会い店長に就任。「ラーメンは昔から大好きですけど、まさか自分が店長になるとは」と笑顔で語るがメニュー開発には一切の妥協なし。調理師としての経験とアイデアを生かした個性派から王道系まで渾身の一杯を作り続ける。
■らー麺や アタウ<住所:京都市南区西九条東比永城町74-16 電話:070-6683-1675 時間:11:30~14:15(LO14:00)、17:30~22:15(LO22:00) ※日曜はランチ営業のみ 休み:水曜 ※臨時休業あり 席数:7席(カウンターのみ) タバコ:禁煙 駐車場:なし 交通:近鉄東寺駅より徒歩3分>【関西ウォーカー編集部】
編集部
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